新ひだか町静内のヘアーサロンニギシ　２代目店主のつぶやき

少し古いネット記事ですが、先日エキサイトニュースにて

『商店街再生の切り札、広がる「まちゼミ」への期待』

との記事を見ました。

興味のある方は、上記リンク先よりご覧下さい。



勝手ながら記事の一部を抜粋すると、次のように書かれています。

社会環境の変化を受け地方創生が喫緊の課題になっている中、シャッター商店街の起死回生策といわれる「まちゼミナール」、略して「まちゼミ」が全国に広がっています。

まちゼミとは、各商店の店主や店長が講師を務め、商品の見分け方などプロの知恵や知識を受講生（顧客）に無料で講義する少人数制の勉強会です。

その場で売り込みは行わず、店のファンづくりに徹し、店の特徴や商品のストーリーを知ってもらうことで顧客と信頼関係を育んでいます。

記事では、北九州市初のまちゼミを実施した、若松商店街連合会の事例が取り上げられていますが、「まちゼミ」を行うことで、地域活性化に繋がる活動について紹介されています。

以前に当ブログでも

『昨日の北海道新聞で当店が取り上げられました』

として、当店での「商店主によるワンポイントゼミ」の様子や、11月に新ひだか町で開催予定の『新ひだか得する街のゼミナール(まちゼミin新ひだか)』についてもお知らせしましたが、「まちゼミ」を行うことでの期待や効果は幅広いものがあります。

マクロ的に捉えると、記事にもあるようにシャッター商店街対策でもあり、地域活性化の一環にもなります。

一方でミクロ的に捉えると、「まちゼミ」をやることで、地域のお店は講師として勉強をし、自店の価値を改めて考えるきっかけにもなり、これまで繋がりの少なかった地域店との連携を深めていくことにもなります。

そして参加者にとっても、基本無料で講座を受けられることで、生活に活かせる情報や知識を得ることができ、これまで知らなかった地元店の良さを体感することにもなります。

こうしたことを実施することで、地域間での人と人との繋がりやお店同士の連携が広がっていくことは、地域にとってもプラス効果が複数見込めますし、「まちゼミ」の特徴の一つでもある『三方よし』(「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」)を広めることは、地域全体も明るくなります。

なお、『新ひだか得する街のゼミナール(まちゼミin新ひだか)』実行委員会では、今秋11月の開催に向けて、7月下旬に興味のあるお店や事業所向けに「事前説明会」を開催予定です。

新ひだか町商工会や静内商店街連合会の加盟店や加盟事業所には、案内が出されますが、加盟していないお店や事業所でも『新ひだか得する街のゼミナール(まちゼミin新ひだか)』に参加することは可能です。

『新ひだか得する街のゼミナール(まちゼミin新ひだか)』の「事前説明会」に興味のある方、参加したい方は、当店にお知らせいただければ、詳しい案内や説明もさせていただきますので、ぜひお知らせ下さい♪

先日の10/14(日)に、新ひだか町静内みゆき通り商店街の「足もとから健康を考える店 フットルース」さんで行った『第3回 商店主によるワンポイントゼミ』については、当ブログでも

『昨日の『第3回 商店主によるワンポイントゼミ』は楽しく行わせていただきました。(^^)』

として書きましたが、その『第3回 商店主によるワンポイントゼミ』について、一昨日の日高報知新聞で大きく取り上げていただきました。



新聞記事は、とても分かりやすく内容についてや、その時の様子をまとめていますが、さすがは新聞記者を書くプロですね。(^^)

日高報知新聞に掲載された当日は、新聞を読んだ親戚や知人から電話が続き、お客様でも「今朝の日高報知読んだよ～」と声をかけていただきましたが、新聞の反響は大きいですね。(^^;

参加者が生活に活かすことができる「商店主によるワンポイントゼミ」は引き続き行う予定で、次回の内容が決まりましたら、またこちらのブログでもお知らせさせていただきます。

また、「うちの店でも行ってほしい…」「個人の集まりでやってほしい…」などの要望も受け付けておりますので、いつでも気軽に声をかけて下さいね♪

以前に、新ひだか町商工会にて、地域活性化セミナー「まちゼミ講習会」が行われたことは、当ブログでも

『【地域活性化セミナー“まちゼミ講習会”】が8/20(月)19時から新ひだか町商工会にて行われます！』

『8/20(月)新ひだか町商工会にて行われる「地域活性化セミナー『まちゼミ講習会』」に参加してきます』

『昨晩は新ひだか町商工会にて行われた「地域活性化セミナー・まちゼミ講習会」に参加してきました』

『人も地域もお店もコミュニケーションで繋がる「まちゼミ」は魅力が満載！』

などで書いてきましたが、その得する街のゼミナール、略して「まちゼミ」とは、地域のお店の方が講師となって、お店が持っている専門的な知識や技術や情報を活かし、プロならではのコツやテクニックを受講者であるお客様に無料でお伝えするミニ講座です。



その「まちゼミ」は、全国47都道府県、340地域で実施され、その地域の活性化に確実な効果を示しています。

「お店」は、参加者にお店の存在を知ってもらえて、新規顧客が開拓でき、顧客との信頼関係が深まります。

「参加者」は、新たな知識が無料で習得でき、新しい体験と、お店への満足度に繋がります。

「地域」は、まちの賑わいづくりとなり、一過性のイベントとは違って、地域間交流ができ、店舗間での繋がりにも繋がります。

この“三方よし”の取り組みは、お店も参加者も地域も全てが楽しめて、誰もが得するイベントです。

この「まちゼミ」の新ひだか町での開催に向けて、新ひだか町商工会や静内商店街連合会が中心となって、8月に「まちゼミ講習会」を開催しました。

そして、ブログタイトルにも書きましたように、続いて11/8(木)14～16時に、新ひだか町商工会で「まちゼミ」セミナーが開催されることとなりました。



その「まちゼミ」セミナーの講師は、北海道紋別市で中心となって「まちゼミ」を行っている宮川法親さんという方で、この宮川さんは「紋別まちおこし塾」の前代表でもあり、今月末の10/27(土)には紋別市で「第1回 北海道まちゼミフォーラムin紋別」が開催されますが、その紋別市で「まちゼミ」を開催されるために奔走された方です。



その宮川法親さんと紋別市が「まちゼミ」を開催する経緯については、前『商業界』編集長の方がブログ

「商いとまちを愛する人たちの物語」

の中で、詳しく紹介されていますので、興味のある方は上記リンク先よりご覧下さい。



新ひだか町商工会にて開催される、11/8(木)の「まちゼミ」セミナーは、新ひだか町商工会が講師の宮川法親さんを招いてのセミナーでもありますので、商工会関係者が中心となってのセミナーです。

新ひだか町商工会や静内商店街連合会に入っていない方でも、これから起業を始めようとしている人などで、この11/8(木)の「まちゼミ」セミナーに参加したい方は、僕の方から商工会に確認しますので、参加したいという方は、コメント欄や直接お店に来ていただいても構いませんので、お知らせ下さい。

「まちゼミin新ひだか町」が開催されることになるよう、新ひだか町商工会や静内商店街連合会を始めとして、新ひだか町は勿論のこと、日高の地域活性化に繋げられればと思います。(^^)

女性を楽しくするニュースサイト「ウーマンライフWEB版」で、

『受講料無料！　さのまちゼミ開催中』

として、泉佐野市で9/30まで開催されている『さのまちゼミ』についてが取り上げられています。

地域店が集まり、100講座が開かれるって、物凄く楽しそうで、面白いと思いませんか？

こういう地域活性化の「得する街のゼミナール(まちゼミ)」、新ひだか町は勿論ですが、日高管内で開催したら、皆さんどうですか？

いわば地域全体でお店を中心にワークショップを繋げて、お店も参加者も地域も楽しめるのが「まちゼミ」です。



先日、新ひだか町商工会で、その説明会でもあった「地域活性化セミナー・まちゼミ講習会」が開催され、先日の当ブログでも

『昨晩は新ひだか町商工会にて行われた「地域活性化セミナー・まちゼミ講習会」に参加してきました』

として紹介させていただきましたが、これが地域で実現できると、絶対面白いですよね。(^^)

興味ある講座を無料で楽しく体験できて、プロに気軽に聞くこともできて、信頼できるお店や店主が発見できます。

新ひだか町商工会にて行われた「地域活性化セミナー・まちゼミ講習会」に参加されて「太田養蜂場」さんもお店のブログで

『まちゼミの魅力が凄すぎる件｜人・店・地域が喜ぶイベント』

として、「まちゼミ」の魅力を分かりやすく紹介されていますし、同じく一緒に参加させていただいた静内みゆき通り商店街の「足もとから健康を考える店 フットルース」さんもお店のブログで

『まちゼミ講習会』

として、「地域活性化セミナー・まちゼミ講習会」の様子を伝えて下さっていますが、こうした地域全体で楽しめるコミュニティ事業の輪が広がるって、考えるだけでもワクワクしちゃいますし、実現すると、地域のみんなが楽しめて、本当に素敵なことだと思います。(^^)

あまり知られていませんが、我が町だけではありませんが、勉強熱心で専門知識も豊富な店主って、割と多く存在します。

僕はまだまだ勉強が足りないですが(笑)、こうした取り組みをすることで、店主は更なるスキルアップに繋がりますし、地域住民にすると、厳しい言い方をすれば、安易に商売しているところと、真剣に商売しているお店をハッキリと区別できます。

ですから、選ぶお店の選択肢も更に広がりますから、お店にとっても地域住民にとっても、そして地域全体にとっても、「三方よし」と言いことづくめ。(^^)

もしも、この「まちゼミ」を我が町で実施してほしいと思う人は、商工会の方や親しくしているお店の人に『まちゼミやってほしいなァ…』と声を出して下さい。

その一声が、新ひだか町は勿論ですが、日高の地域活性化に繋がりますよ♪

一昨日に当ブログで

『8/20(月)新ひだか町商工会にて行われる「地域活性化セミナー『まちゼミ講習会』」に参加してきます』

を書きましたが、その「地域活性化セミナー・まちゼミ講習会」に昨晩参加してきました。



講師は「まちゼミ」考案者でもあり、「岡崎まちゼミの会」代表、内閣府・地域活性化伝道師、経済産業省タウンプロデューサーなどで、全国を飛び回っている松井洋一郎さんを招いて行われました。



「まちゼミとは何か？」から始まり、数々の全国での地域活性化の実例や取り組みの多くを紹介下さりましたが、ある程度は「まちゼミ」についての知識はあったものの、直接聞く話は新鮮と驚きばかり。



約半年前に個人ブログで、講師をしていただいた松井洋一郎さんの著書『まちゼミ　さぁ、商いを楽しもう！』について

『『まちゼミ　さあ、商いを楽しもう！』松井洋一郎』

と書評を書きましたが、そこでも書いたように、客・店・地域が良くなる“三方よし”の商店街活性化事業「まちゼミ」の意義を考察すると共に、その実践方法が紹介された一冊ですが、改めてこの『まちゼミ　さぁ、商いを楽しもう！』を読んだ時に感じたことを思い出します。

まちゼミ さあ、商いを楽しもう！ [ 松井洋一郎 ] 価格：1728円（税込、送料無料) (2018/8/21時点)

「まちゼミ」が、ここ新ひだか町だけでなく、全国でも広く行われてほしいとも思いますし、商業の各個店は勿論ですが、あらゆる職業全てに価値があり、その価値を伝えて広めていき、それを地域活性化に繋がる取り組みは、潜在的な素晴らしきコンテンツの価値を伝えることにもなるだけに、何とか実現に繋がってほしい……そう強く願います。



昨晩の「地域活性化セミナー・まちゼミ講習会」での資料と、昨日、松井先生から直接購入させていただいた『まちゼミ事例大特集』は、繰り返し読んでいこうと思いますが、学びと気付きを大いに与えられた一日でした。(^^)