福島県富岡町で竹林伐採 平成最後の日は川内村「かえるマラソン」参加(援人 2019年 0428便)
ボランティアチーム援人、0428便。元号が変わる10連休の前半、福島県富岡町でのお手伝いに参加し、平成最後の日である4月30日(火)は「川内の郷かえるマラソン」に参加してきた。その記録。
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平成最後の援人号、出発しました! 8人でお手伝いをガッツリやり、マラソンを楽しみまくってくるぞ~!
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02:46、富岡町に近い楢葉町のファミマ着。仮眠。
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朝、新設の富岡駅に併設された「さくらステーション」で買い物。結構お土産物も揃ってる。
双葉警察署横の公園にあった被災パトカーは、3月末で移動されていた。新たに建設されるアーカイブ施設に収容する準備のためだという。
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相双ボランティアに参加、お手伝い内容は竹林伐採。トンバッグ詰めもあり。メンバーは慣れた個人ボラが多いから作業はどんどん進んでいく。気温も上がってきた。午後ももう一がんばりだ!
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今日の富岡(福島県双葉郡富岡町)は快晴だった。
援人メンバー8人で相双ボランティアさんに参加し、竹林伐採のお手伝いをした。予定よりずっと進んだとのことで、14:30頃に終了の声がかかったときは、やるだけのことはやったという達成感が湧いた。
世の中が改元で浮ついたムードのときに被災地でいつも通りお手伝いしているというのは、自分たちらしいと思う。
泊まりは浪江町の「あおた荘」さん。
夜にみんなで晩ごはんを食べながら、NHKで紅白の総集編を観た。「平成」があと少しで終わる。自分たちが乗っている巨大な船の名前が変わるようなものなのかもしれない。
が、それよりも自分の頭の一角をしっかりと占めて動かないのは、週末になるたび訪れる福島浜通りの復興途上の景色の数々だ。上から降ってくる改元の物語よりもずっとリアルなことなんだ。
“誰に頼まれたわけじゃないけどやりたいこと”をもっているのだから、やり続けようと思う。
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翌朝、06時26分に出発。今日の浜通りは小雨。つまり…マラソン日和だ(強弁)!!
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チームとして4回めの参加(つまり皆勤賞)になる「川内の郷かえるマラソン」。開会式での遠藤村長の「皆さん、お帰りなさい!」という挨拶、わかっていたけど目頭が熱くなってしまった。
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レース前に食べた「ベーカリー リヴィエール」さんのホットドッグ。ぼくがお客第一号だった。おいしかった!
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ハーフに参加。地味に長い坂があるコースに風雨が加わり、なかなかタフな状況だった。
直前までの調子からベストをめざすと決めたのだが、結果は3分落ち(1時間31分44秒)だった。前半はよかったが、後半はなぜかラップをちゃんと見ず(笑…意識が飛んでいた?)、主観だけで走ってしまったことも原因だろう。
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振り返り。
相双ボランティア、2回めの参加。シンプルな竹林伐採で、リーダーHさんの全体を見渡しながらの指示も妥当でやりやすかった。
が、参加者の傾向から次回からの改善点が見えた。
P, T:チェーンソー持参の人は逆にできることが限られるので、全体の作業で他のプロセスが停滞することがある。援人メンバーは全体を見つつより多能工的に動くべき。
P, T:トンバッグの詰め方が拙い人がいた。さりげなく教えるべき。
T:チェーンソーで怪我した人がいたらしい。自分もヒヤリハットが少なくない。十分注意していきたい。
K:チェーンソー研ぎ機を導入。効率アップした。次回からも妥当なものは導入したい。Mさんの台座型脚立など。
2日目、かえるマラソン。もてなしも規模感もコースも、相変わらず秀逸な大会。自己ベストをめざしたが達成できず。10kmまではベストが狙えたが、その後じりじり落ちた(あまり自覚なし)。普段の走りぶりが正直に出たか。ただ、一度抜かれたランナーに食い下がってもう一度ピッチを上げていくなど、平成最後のレースに相応しいがんばりが(少しは)できた。参加した人はまちがいなくファンになるかえるマラソン、来年もこのメンバー+αで出たい。
川内村にお出でいただきましてありがとうございます‼️そしてボランティアご苦労様です。
今後ともよろしくお願いいたします‼️
蕎麦酒房天山、ベーカリーリビエール、小松屋旅館を経営しています。
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井出茂
2019年8月31日