Q「妖精の問題」を観た
Q「妖精の問題」を観た。
長かった。美醜、障害、性器が登場するほぼ一人芝居で100分以上。
ポリコレ的修正入ったらまず成り立たたない話。
ジャズヴォーカル風にゴキブリの繁殖を語るとか、異様な力量だった。
スピリチュアル系思想(今回は“雑菌”)が観察・揶揄されるのは演劇の流行りなのだろうか? 確かにカリカチュアとして面白い素材であることは間違いないが。
これを観て混み込みの電車で帰るまでがこの芝居の一部始終なんだろうな、と帰りの電車を待ちながら思った。
記憶に引っかかった台詞やコンセプト。
満員電車に乗れるのは同質化した証し。でないと淘汰されるから。
コンビニは不要な人間を生き長らえさせてしまう。
天才は要らない。平均的な美男美女がいればいい。
ところで今夜の芝居、客席がコの字型だったので他の客の表情がよく見えた。
みんな気難しそうな、ムッとした表情をしていた。最初それに合わせていたけど、途中から俺は笑いたいんだ、高尚ぶった奴らに合わせる必要はないぞ、とちょっと腹が立ってきた。
映画や芝居は自分1人の嗅覚で選ぶべき。そして鑑賞するときも、周りに物怖じせず自分を解放してやるべきだと思った。
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2020年5月16日