おしゃれで普段履きとしてもスポーツシューズとしてもかわいい、レディースランニングシューズ。Nike・ASICS・adidas・NewBlanceなど多くのスポーツブランドで販売されています。しかし、レボリューション5のように初心者でも手に取りやすいものから、ペガサスやゲルカヤノのように機能性が高いものなどさまざまな商品があり、どれを選べばよいのか迷っている人も多いのではないでしょうか。
今回はAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のレディースランニングシューズ19商品を比較して、最もおすすめのレディースランニングシューズを決定します。
比較検証は以下の3点について行いました。
果たしてどの商品がマイベストが選ぶ最強のベストバイ商品なのでしょうか?レディースランニングシューズの選び方のポイントもご説明しますので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。
走れるシューフィッター。日本フットウエア技術協会理事とJAFTスポーツシューフィッターを務める。スポーツメーカーやショップ勤務を経て、2013年1月にシューズアドバイザーとして独立。ランニングシューズの購入から使い方までサポートする、お買い物ツアーや数々のランニング教室を開催し、初心者からフォームに悩む経験者まで指導している。自身も走れるシューフィッターとして、シューズの履きわけやトレーニングを実践し、47歳で2時間34分28秒の自己ベストを達成した。
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
ミッドソールや中敷の構造によって、地面を跳ね返す反発力や、関節を保護するクッション性は大きく異なります。ランニングシューズアドバイザーの藤原岳久さんに協力してもらい、レディースランニングシューズの「クッション・反発性」について検証を行いました。
フォームを安定させたり靴ずれを防いだりするためには、足を靴の中で固定することが大切。引き続きランニングシューズアドバイザーの藤原岳久さんの協力を得て、次は「安定性」の検証です。かかとの安定感やアッパーの剛性・ソールのねじれ剛性を中心に厳しくチェックしてもらいました。
実際走ったときに、ランニング初心者の走りをサポートしてくれるシューズなのか気になりますよね。そこで最後は、「走りやすさ」の検証です。ランニング初心者3人の女性モニターの協力のもと、以下3点についてチェックしました。推進力クッション・反発性安定性
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
女性と男性では骨のつくりや筋肉量が異なるため、男女別に販売されているランニングシューズを多く見かけます。
女性の筋肉量を考慮してクッション性を高めたり、女性特有の足の形を考慮して、かかとが細めかつ足幅を狭めにつくったりなどブランドによって工夫はさまざま。
デザインもおしゃれなものが多く、モチベーションを上げてくれる女性用のランニングシューズは、これからランニングを始めたい人にこそおすすめです。
レディースランニングシューズを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
人によって足の形は異なります。長時間履いてもストレスのないシューズの選び方を確認しましょう。
走りやすさを保つためには、適度につま先を自由に動かせるかどうかがポイントです。
つま先に余裕がないシューズで走ってしまうと、指が圧迫されてしまい、関節や指の負担に繋がります。指を反らしてみて、つま先と指の間に1cmほど余裕が残るものを選びましょう。
そのうえで、足の甲とかかとがしっかり固定されつつ、指が裸足でいるときと同じくらいストレスがない状態か確かめてください。
やわらかい履き心地を好む人には、アッパーにニット素材を使用しているシューズがおすすめです。
長時間履き続けても圧迫感を感じにくいため、心地よく使用することができるでしょう。
靴ずれが起こるリスクを防ぐためにも、自分の足幅に合ったものを選びましょう。
足幅を含めた、足のまわりのサイズを足囲(ウィズ)といいます。AA〜6Eまで展開されており、女性のウィズはBが主流。
しかし、ウィズの表記がないものも多いため、その場合は上から見たときに足の甲を覆う部分(アッパー)からアウトソールがはみ出ているかをチェックしてくださいね。
アッパーからアウトソールがはみ出ているものは足幅が広めにつくられており、はみ出ていないものは足幅が狭めにつくられていると判断ができます。
試着した際は、靴紐を結んだ状態でシューレースホール(靴紐を通す穴)の縦列が並行になっているかチェックしましょう。
シューレースホールの縦列が一部分だけ広がるなど縦列が崩れている場合、その靴は足の形に合っていないということになります。
つま先がしっかり跳ね上がっている靴は、自然と前に進むことができるため、長時間走っていても疲れにくいところが魅力。
ランニングは、中足部で着地して前足部で地面を蹴ることが効率のよい重心移動といわれています。
今回、走りやすさの検証では、しっかりつま先が跳ね上がっているシューズが「足を前に運ぶ際にサポートを感じる」「重心移動をスムーズにできる」とモニターから高く評価されました。
つま先が跳ね上がっていないものは、「自分の足の力を使う感じがする」「推進力のサポートは感じない」という意見があったので、初心者はつま先の形状をチェックしてから購入することをおすすめします。
ホカオネオネのクリフトン7やオンのクラウドスウィフトのように、かかとも跳ね上がっているソールのことを船底型ソールといいます。
船底型ソールのものは、中足部からつま先への重心移動を自然に行えるため、より前へ進む感覚を強く感じることができるでしょう。
これから体重を落としたい人や、走り慣れていない人が安全に走り続けるためのポイントをご紹介します。
つま先とかかとの横幅が広いアウトソールなら、着地したときの左右バランスを保ちやすくしてくれます。
接地面が少ないアウトソールのものは着地で安定させることが難しいため、初心者は避けた方がよいでしょう。
ランニングをする際に着地で足にかかる負荷は、体重の3倍といわれています。初心者はクッション・反発性が優れている、かかとに厚みのあるシューズで関節を守りましょう。
今回の検証では、かかとに厚みがあり、つま先とかかとに異なるミッドソール素材を使用しているシューズが高評価を得ています。
一方で、かかとに厚みがなかったり、つま先とかかとで同じミッドソール素材を使用したりしているものは、フォームが安定していない初心者にとっては扱いにくいだろうと低い評価となりました。
購入する際は、かかとの厚みに加えて、ミッドソール素材にも注目してみてくださいね。
ある程度走り慣れているスポーツ経験者は、しっかり地面を捉えられる薄いソールのシューズもおすすめです。
足が地面に近くなるうえ、自由につま先を動かしやすいつくりのため、自分の力を使って地面を蹴り上げる感覚を得られるでしょう。
レースを目指す場合は、別のタイプの靴を2足持っておくことをおすすめします。
長時間のレース用にはクッション性のあるもの、普段のトレーニング用には底の薄いものを履いて、走るために必要な筋肉を鍛えましょう!
安定性のポイントである、ソールの剛性とかかとの剛性についてチェックしましょう。
ヒールカップとは、靴のかかとまわりにある半円状の芯のこと。
適度な硬さのヒールカップがあるシューズなら、かかとが固定されてバランスが左右に崩れにくくなり、フォームの安定性に繋がります。
一方で、かかとまわりを手で押してみて変形してしまうものは、ヒールカップの強度が弱く、安定感にかけることも…。
ヒールカップが入っている場所は、シューズによって異なります。フォームが安定していない初心者は、内側にヒールカップが入っている靴を選びましょう。
靴を脱ぐときは、靴紐をほどいてから脱ぎましょう。
そうすることで、ヒールカップの形状を保つことができ、靴の機能性を長持ちさせることに繋がりますよ。
前後から力を加えても曲がらないくらい、つま先部分と中足部分に適度な硬さのあるアウトソールのものは、ねじれ剛性が強く、スムーズな重心移動のサポートをします。
安定性の検証の際には、「つま先や中足部分がやわらかいものは、足の裏の筋肉である足底筋にかかる負荷が大きい」と専門家からコメントをもらっています。力を加えると形崩れしてしまう商品は、長時間のランニングには向いていないといえるでしょう。
足は、ランニングの土台です。余計な動きを最小限に抑えることで効率のよい走りをすることに繋がりますよ。
靴の中で足が上下左右に動かないようにすれば、ケガのリスクが減小します。
靴紐を下から順に締めあげながら結んで、しっかり足を固定しましょう。
ランニングをするきっかけは、ダイエットや健康維持など人によってさまざま。
どんな理由で始めるとしても、おしゃれでかわいい色のランニングシューズを履けばモチベーションが上がり、運動の継続に繋がります。
厚底でカラフル、あるいはコロンとしたかわいいシルエットなど心惹かれるデザインのシューズを履いて、目標を達成しましょう!
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||
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クッション・反発性 | 安定性 | 走りやすさ | アッパーの素材 | アウトソールの素材 | 重量 | ヒールドロップ | ||||||
1 | オン・ジャパン Cloudstratus | 地面を弾いてリズムを生み出す!自然と足が前に出る推進力 | メッシュ、ポリエステル | ラバー | 250g | 6mm | ||||||
2 | アシックスジャパン GEL-KAYANO 28 | 着地でブレない安定性!スムーズな重心移動を導く | 合成繊維、合成樹脂 | ラバー | 260g | 13mm | ||||||
3 | オン・ジャパン Cloudmonster | グンと押し出されるような推進力!高反発で着地をサポート | 再生ポリエステル、再生TPU、再生PU | ラバー | 205g | 6mm | ||||||
4 | オン・ジャパン Cloudswift | ポンポン跳ねるような独特の反発で疲れにくく、軽快な走りに | エンジニアードメッシュ | ラバー | 240g | 7mm | ||||||
5 | デッカーズジャパン HOKA CLIFTON7 | デザイン性が高く高評価だが、クッションの感覚は人を選ぶ | オープンエンジニアードサンドイッチメッシュ | ラバー | 209g | 5mm | ||||||
6 | ナイキジャパン エアズーム ペガサス 37 | 船底型が推進力に繋がる。つくりが小さく足幅の広い人は注意 | トランスルーセント | 不明 | 231g | 10mm | ||||||
7 | アシックス GlideRide 3|1012B180 701 | 最初の一足に適した安定性だが、履き心地の好みは分かれた | 合成繊維、合成樹脂 | ゴム底 | 230g | 6mm | ||||||
8 | ナイキジャパン ナイキエアズーム ペガサス 38 | 足幅の広い人もフィットするが、着地時のバランスは注意して | メッシュ | 不明 | 241g | 10mm | ||||||
9 | デッカーズジャパン HOKA CLIFTON 8 | やわらかい履き心地が好評な一方、推進力が物足りない人も | エンジニアードメッシュ | ラバー | 212g | 5mm | ||||||
10 | New Balance FRESH FOAM 1080 レディース | 伸縮性素材がフィット。やわらかすぎるクッションが惜しい | 合成繊維 | ラバー | 230g | 8mm |
アッパーの素材 | メッシュ、ポリエステル |
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良い
気になる
オン・ジャパンの「Cloudstratus」は、2段構造のCloudTec®を使用しており、ロードランニングに適したクッショニングを備えていると謳う商品。ほかのランニングシューズと比べてシューレースホールの数が少なく、足の甲の圧迫を感じにくいでしょう。
検証では、クッション・反発性と安定性の両方で高評価を獲得しました。体重をかけると2段構造のCloudTec®が縦に伸び、弾けるような反発とやわらかいクッションを同時に感じることができます。また、アウトソールとかかとの剛性がしっかりしているうえ、つま先が跳ね上がっている船底型ソールは、スムーズな重心移動に繋がるため、評価ポイントとなりました。
さらに、モニターが参加した走りやすさの検証でも、「自分の意思と関係なく足が前に出る」「足首や膝への負担をまったく感じなかった」とプラスのコメントが多数。ただし、少し小さめのつくりなので、購入してみて小さかった場合は、無理して履き続けず返品交換してくださいね。
走り慣れた経験者はもちろん、体力に自信のない人までランニングを楽しめるベストバイ・レディースランニングシューズです。
ヒールドロップ | 6mm |
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on Cloudstratus レディースをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
アッパーの素材 | 合成繊維、合成樹脂 |
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良い
気になる
アシックスジャパンの「GEL-KAYANO 28」は、前作の「GEL KAYANO 28 レディース」と比べてパーツの大きさが変更されており、安定感とスタイリッシュさが両立された商品。
クッション・反発性と安定性の検証では、高評価に。クッション性の鍵であった、前作のフライトフォームからFF Blastへミッドソール素材を変更したことにより、さらにクッション性が増しました。また、アウトソールに内蔵されたプラスチックの板や、指で押しても形崩れしないヒールカップの剛性が利点となり、スムーズな重心移動を導きます。
モニターが参加した走りやすさの検証では、「着地でまったくブレない」と安定性の高さが見受けられた一方、「推進力のサポートはあまり感じない」という意見も挙がったため、自分の力を使って走りたい人向けの商品といえるでしょう。
長時間のジョギングをしたい人や、走るときの関節負担を減らしたい人は、ぜひ検討してみてくださいね。
ヒールドロップ | 13mm |
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アシックス ゲルカヤノ28 レディースをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
アッパーの素材 | 再生ポリエステル、再生TPU、再生PU |
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良い
気になる
オン・ジャパンの「Cloudmonster」は、雲の上の走りを再現したと謳っているクッショニングシューズ。
クッション・反発性の検証では、互い違いで構成されている二層のCloudTec®によって高い反発性を生むうえ、地面を指で掴んでいるようなリアルな設置感覚を得られる構造と評価されました。さらに安定性の検証でも高評価を獲得。軽量でアッパーがやわらかいため、かかとの安定性はやや劣りますが、しっかり靴紐を縛るなど工夫すれば問題ないでしょう。
モニターが参加した走りやすさの検証では、「足の疲れを感じない」というプラスのコメントがあがりました。一歩足を出すとグンと前方へ押し出されるような推進力と、着地で沈み込みすぎずバウンドする反発性の高さが魅力。
走り慣れていない人が長時間走っても苦にならない、着地のリズムをサポートしてくれる初・中級者向けのシューズです。
ヒールドロップ | 6mm |
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アッパーの素材 | エンジニアードメッシュ |
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良い
気になる
スイスのアルプスで創業したオン・ジャパンの「Cloudswift」は、一見変わったソールの形状が特徴。Helion®スーパーフォームを採用しており、アスファルトなどの硬い路面でも軽やかな走りを保てます。
クッション・反発性の検証では、優れた反発性が高評価でした。硬めのソールのためやわらかい履き心地は得られないものの、着地した瞬間の衝撃吸収性に長けています。また安定性の検証では、アッパー・ヒールカップ・ソールの剛性、すべてにおいて高評価を獲得。
さらにモニターが参加した走りやすさの検証では、「着地したときの衝撃が少なく、ポンポン跳ねるような独特の反発のおかげで疲れにくい」とプラスのコメントが並びました。つま先だけではなくかかとも跳ね上がっているため、推進力に優れた形状といえます。
走り慣れていないけれど、スピードを出したランニングに挑戦したい人はぜひ購入を検討してみてください。
ヒールドロップ | 7mm |
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クラウドスウィフトをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
アッパーの素材 | オープンエンジニアードサンドイッチメッシュ |
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良い
気になる
デッカーズジャパンの「HOKA CLIFTON7」は、軽い走り心地と下り走行にも適した高いクッション性が魅力。24.5cmで209gと、厚底シューズのなかでも軽量性に長けています。
クッション・反発性の検証では、中底を薄くしたことでミッドソールのやわらかさを体感で得やすくしている点と、推進力の邪魔をしない着地のやわらかさが評価され高評価を獲得しました。また安定性の検証では、着地のブレを少なくする幅広のアウトソールをはじめ安定性に優れているところは高評価でしたが、アウトソールからミッドソールが見える構造のため、耐久性が心配です。
モニターが参加した走りやすさの検証では、「雲の上を走っているような、やわらかいクッション性がある」という声があがりました。しかし、「かかとの沈み込みがやわらかすぎて進みにくい」という意見もあり、まずまずの評価どまりに。
カラーバリエーションが豊富でデザイン性が高いため、普段履きとしてランニングシューズを使いたい人にもおすすめの商品です。
ヒールドロップ | 5mm |
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ホカオネオネ クリフトン 7をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
アッパーの素材 | トランスルーセント |
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良い
気になる
クッション・反発性の検証の際は、リアクトミッドソールとズームエアによって、かかとのやわらかさとつま先にかけての反発性がちょうどよいことから高評価を獲得。船底型の形状についても、よりクッション・反発性を感じられるポイントだと評価されました。安定性に関しては、アウトソールの横幅が狭いため着地でブレる可能性があるのは気になる点ですが、走り慣れてくれば問題のない範囲といえるでしょう。
モニターが参加した走りやすさの検証でも、「着地とともに自然と足を前に出してくれるので疲れにくい」とプラスのコメントがあがりました。しかし小さめのつくりのため、足幅が広い人や甲が高い人は圧迫されているように感じやすい傾向です。
ヒールドロップ | 10mm |
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アッパーの素材 | 合成繊維、合成樹脂 |
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良い
気になる
アシックスの「GlideRide 3」は、長距離をより楽に走りたい人向けに作られた厚底ランニングシューズ。
クッション・反発性の検証では、自然と足を前に運べる船底型の形状と反発性の高さが加点ポイントとなり、高評価を獲得。さらに安定性の検証でも、アッパーとかかとの剛性が高く、かかとでの着地を繰り返してしまうようなランニング初心者でも問題なく使用できると高い評価を得ました。
モニターが参加した走りやすさの検証でも、「無理なく前へ足を運べた」「クッション性が高く、フワッと関節負担を減らしてくれる」とプラスのコメントが多数。しかしなかには「クッションがやわらかくて、着地でぐらつく」「跳ね返ってくる感覚が弱い」という意見もあったため、履き心地の好みが分かれるシューズといえるでしょう。
ヒールドロップ | 6mm |
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アッパーの素材 | メッシュ |
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良い
気になる
ナイキジャパンの「エアズーム ペガサス 38」は、前回のモデルと同じく反発性の高いアウトソールを使用。シューレースホール部の甲周りやアッパー部分の形状を変え、よりフィット感を得やすいつくりになっています。
クッション・反発性の検証では、高評価を得ました。かかとまわりのリアクトソールが着地の衝撃を吸収し、前足部のエアバッグが蹴り出す力をサポート。疲れてきたときに最後のひと押しをしてくれるシューズです。
また安定性の検証では、手で力を加えても形崩れしない屈曲剛性が評価されました。ただしアウトソールの幅がやや狭いため、初心者だとバランスを崩しやすいリスクはあるので注意が必要です。
モニターが参加した走りやすさの検証では、ぐんぐん前に進める推進力と反発性がありました。やわらかい履き心地でありながら安定性も問題なく、弾むように軽やかな走りができますよ。
ヒールドロップ | 10mm |
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ナイキ エアズーム ペガサス 38をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
アッパーの素材 | エンジニアードメッシュ |
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良い
気になる
デッカーズジャパンの「HOKA CLIFTON 8」は、やわらかくて足を締めつけない履き心地が魅力。
クッション・反発性の検証では、高評価を獲得。アッパー素材の伸縮性が前回のモデルよりも増しており、よりクッション性を感じやすい設計になっています。また、安定性でも高評価で、アウトソールの屈曲剛性が強く、やわらかい履き心地ながら着地のブレを防ぐことができます。
モニターが参加した走りやすさの検証では、アスファルトの硬さを感じさせないクッション性が加点ポイントに。しかし、推進力の面では「とくにサポートされている感じはしない」という意見があがり高評価には至りませんでした。
スピードアップを目指す人よりは、自分のペースでジョギングを楽しみたい人に向いているシューズです。
ヒールドロップ | 5mm |
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クリフトン8 レディースをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
アッパーの素材 | 合成繊維 |
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良い
気になる
クッション・反発性の検証では、少しやわらかすぎると感じる人がいるかもしれませんが、衝撃吸収性は高いと高評価でした。安全性の検証でも、ヒールカップがやわらかいところは気になるポイントでしたが、フィット感のあるアッパー素材でストレスなく足を固定することができる点は評価されました。
しかしモニターが参加した走りやすさの検証では、履き心地についてのプラスコメントが多かったものの、「着地のクッション性が高すぎて前へ進みにくい」という意見があり評価を下げました。
靴下を履いているようなやさしい履き心地のため、圧迫感が苦手な人に向いているでしょう。
ヒールドロップ | 8mm |
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FRESH FOAM 1080 W M10をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
アッパーの素材 | エンジニアードメッシュ |
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良い
気になる
NIKEの「エア ズーム ペガサス 39」は、前足部だけでなくかかとにも高反発のZoom Airバッグを搭載し、かかとからつま先までの体重移動をスムーズにしたと謳っている商品。
クッション・反発性の検証では、反発性が高いことと前作よりもクッション性が増したことで、高評価を獲得しました。フィット感を高くするかかとの丸みと前作よりも幅が広くなったアウトソールも魅力でしたが、高反発かつ片足230g(24.5cmの場合)と軽量なので、人によっては不安定に感じることもあるでしょう。
モニターが参加した走りやすさの検証では、「自分の足の力を使うシューズ」というコメントが集まりました。また、「反発性は高いが、クッション性が低くものたりない」という意見も。
ランニングに慣れてきて、2足目の購入を考えている人は検討してみてくださいね。
ヒールドロップ | 3mm |
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アッパーの素材 | エンジニアードメッシュ |
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良い
気になる
とくに評価が高かったのは、モニターが参加した走りやすさの検証。「適度に足の力を利用しながらもグングンと前へ進む感覚が楽しい」というプラスのコメントがあがりました。
また、クッション・反発性の検証では、反発性が高すぎて初心者がスピードコントロールをしにくいだろうと懸念されましたが、クセがないつくりと上級者ほどスピードを出せる構造が評価されこちらでも高評価に。しかし、安定性の検証では手で押すと形崩れしてしまうアッパーやアウトソールのやわらかさが減点ポイントとなりました。
ヒールドロップ | 8mm |
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フューエルセルプリズムをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
アッパーの素材 | メッシュ |
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良い
気になる
adidasの「アディゼロ ボストン 10 W」は、推進力に繋がるグラスファイバー素材を用いた5本骨状のバーがアウトソールに施されている商品。
安定して着地することができる横幅の広いアウトソールが美点となり、安定性の検証では高評価を獲得しました。しかし、クッション・反発性の検証では、着地時にはソフトな感覚があるものの、全体的には安定性を重視した硬めの履き心地でクッション性を感じにくい点がネックとなり、まずまずの評価に。
モニターが参加した走りやすさの検証では、「着地の安定感がある」「反発性は高くないが、関節の負担がやわらぐクッション性を感じた」とコメントしたモニターがいた一方で、「とくに前へ進む際のサポートは感じない」という意見があがったため、惜しくも上位商品には届きませんでした。
ヒールドロップ | 8.8mm |
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アッパーの素材 | エンジニアードニット |
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良い
気になる
ストライドの「ALTRA TORIN 4.5 PLUSH」は、足の力を使いやすいゼロドロップが特徴。また、エンジニアードニットアッパーを使用しているため、やわらかい履き心地で圧迫感もありません。
クッション・反発性の検証と安定性の検証では、走り慣れた人がフォームを意識しやすいよう工夫されたランニングシューズであり、初心者にとっては走りづらく感じる可能性があるとされ評価を下げました。しかし、衝撃吸収性とねじれ剛性に優れているとされ、結果的にはどちらも高評価を得ています。
また、モニターが参加した走りやすさの検証では、やわらかいアッパー素材の履き心地は優秀でしたが、「クッション性と自分の力で走る感覚の相性が悪く、疲れてしまう」という意見もあがり、評価が伸び悩みました。
ヒールドロップ | 0mm |
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アッパーの素材 | メッシュ |
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良い
気になる
adidasの「アディゼロ ジャパン 6」は、アッパー全体にメッシュが使われており、軽い履き心地のランニングシューズです。
クッション・反発性の検証では、高い評価を得ました。前足部に導入された2層のアウトソールが着地と同時に跳ね返す力をサポートします。安定性の検証では、つま先部分の自由度を残しながら中足部をサポートする機能性の高さが評価されましたが、手で押すと形崩れするやわらかいアッパーだったため減点対象となりました。
モニターが参加した走りやすさの検証では、「足全体がホールドされる」と安定性の面で加点ポイントに。一方、アウトソールが硬めなので「地面の硬さを感じる」という声も多く高評価にはなりませんでした。
ある程度走り慣れた人の練習用シューズとしておすすめの商品です。
ヒールドロップ | 8mm |
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アッパーの素材 | メッシュ、フライニット |
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良い
気になる
ナイキジャパンの「ナイキズームフライ4」には、カーボンプレートが搭載されています。履き口に伸縮性があるため、靴下を履く感覚で足入れできる点が魅力。
クッション・反発性の検証では、高評価を獲得。やわらかい履き心地と反発性の高さのバランスがよく、専門家からはスピードを出して走りたい人に適しているシューズと評価されました。安定性の検証では、アウトソールの横幅が狭く、ランニング初心者にはバランスを保ちにくい構造であることがネックとなり、まずまずの評価に。
また、モニターが参加した走りやすさの検証では、「接地面が狭く、着地した際にバランスを崩してしまった」「上に跳ねるような反発性で使いこなせない」という意見があがったため、初心者には使いこなすことが難しいシューズといえるでしょう。
ヒールドロップ | 4mm |
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アッパーの素材 | セラーメッシュ |
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良い
気になる
adidasの「アディゼロ ジャパン5」は、名前のとおり日本人の足型に合わせてつくられたシューズ。
クッション・反発性の検証では、初心者にとっては薄いソールが物足りなさを感じさせると評価を下げましたが、高い反発性は認められたため、経験者は満足する商品でしょう。安定性の検証では、日本人の足型に合わせたつくりがフィット感に繋がる点はよかったものの、アッパーやアウトソールのやわらかさが評点を下げました。
モニターが参加した走りやすさの検証では、「足にフィットして走りやすい」とプラスのコメントがあがった一方、足幅が狭めのモニターから「フィット感がなく足が痛くなりそう」という意見があり、惜しい結果に。
ヒールドロップ | 10mm |
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アディゼロ ジャパン5をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
アッパーの素材 | エンジニアードメッシュ |
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良い
気になる
MIZUNOの「ウエーブリボルト2」は、MIZUNO独自のミッドソール素材「MIZUNO ENERZY」と、後足部に違う硬度のソールを組み合わせて安定感を生む「MIZUNO WAVE」が組み合わせられたランニングシューズ。
クッション・反発性の検証では、最低限必要なクッション性はあるものの、特別秀でた履き心地のやわらかさや反発性がなく、そこそこの評価に。一方で、安定性の検証では、フィット感の高いアッパー素材によって、中足部分がサポートされる構造になっていることや、形崩れしないアウトソールの剛性が評価されました。
モニターが参加した走りやすさの検証では、「フィット感が高く、足全体が守られている感じがする」と声があった一方で、「着地の感覚が硬く、クッションを感じない」という意見も。また、インソールの中央部分が出っ張っている感覚があるため、人によっては足の形に合わないと感じる人もいるでしょう。
ヒールドロップ | 10mm |
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アッパーの素材 | ニット |
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良い
気になる
安定性はまずまずですが、アッパーの剛性がありません。また、ミッドソールの性能については秀でた点がなく、インソールの下の中敷が硬く、クッション性を感じにくいため評価を落としました。
モニターが参加した走りやすさの検証でも、安定性はあったものの、「推進力もクッション性もとくに感じられない」という意見があり、目立った利点がない印象でした。
普段履きとして安定性のあるシューズがほしい人は満足できるでしょう。
ヒールドロップ | 9.3mm |
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ナイキ レボリューション 5をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
今回はAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの売れ筋ランキング上位のレディースランニングシューズ19商品をすべて集め、どれが最もおすすめのレディースランニングシューズなのかを検証しました。なお、mybestではランニング初心者でも走りやすいものを優れたレディースランニングシューズと定義しています。
上記の商品を探すため、以下の3項目の検証を行いました。
検証①:クッション・反発性
検証②:安定性
検証③:走りやすさ
今回検証した商品
ミッドソールや中敷の構造によって、地面を跳ね返す反発力や、関節を保護するクッション性は大きく異なります。
ランニングシューズアドバイザーの藤原岳久さんに協力してもらい、レディースランニングシューズの「クッション・反発性」について検証を行いました。
フォームを安定させたり靴ずれを防いだりするためには、足を靴の中で固定することが大切。
引き続きランニングシューズアドバイザーの藤原岳久さんの協力を得て、次は「安定性」の検証です。
かかとの安定感やアッパーの剛性・ソールのねじれ剛性を中心に厳しくチェックしてもらいました。
実際走ったときに、ランニング初心者の走りをサポートしてくれるシューズなのか気になりますよね。そこで最後は、「走りやすさ」の検証です。
ランニング初心者3人の女性モニターの協力のもと、以下3点についてチェックしました。
これから走り始める場合、公園の芝生や土、ランニングマシンなど、クッション性のある整地でフォームをつくることをおすすめします。
アスファルトで走るのは手頃ですが、地面が硬いため着地した際の衝撃が強く、関節に負担がかかりやすいのが難点。
まずは整地で距離を伸ばし、走り慣れてきたころにアスファルトで走るように計画してくださいね。
外でランニングをする場合、日差しから守るランニングキャップや、こまめに水分補給ができる給水ボトルは必須アイテムです。ぜひ参考にしてください。
1位: オン・ジャパン|Cloudstratus
2位: アシックスジャパン|GEL-KAYANO 28
3位: オン・ジャパン|Cloudmonster
4位: オン・ジャパン|Cloudswift
5位: デッカーズジャパン|HOKA CLIFTON7
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
カメラ
生活雑貨
コスメ・化粧品
ベビー・キッズ・マタニティ
キッチン用品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
インターネット回線
投資・資産運用
ローン・借入
ビューティー・ヘルス
コンタクトレンズ
食品
ファッション
靴・シューズ
腕時計・アクセサリー
インテリア・家具
趣味・ホビー
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釣具・釣り用品
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テレビゲーム・周辺機器
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