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自尊心とプライドの違い 

エピソード
02 /26 2019
対立する二人
       価値観の相違



35歳で離婚したとき、効率よく稼げる仕事を求めて
内勤の営業職に就きました。(全国展開の美容関連会社)
わたし、そこでは模範的なスーパースターでした。

課せられたノルマを消化するのは当たり前。
誰に言われるまでなく、全体の士気をあげるように振る舞い、
雇用条件や上司の性格などについては一切、文句も言わない。
新人には親切に対応し、仲間割れの仲介役を果たしていました。
それはなぜか?
飲食関係の三店舗と、POPライター請負業という、
二足のわらじ状態での自営業が長く、
組織を見る視点が、経営者そのものだったんです。

美容関係の顧客リストは、会社が用意してくれます。
女性週刊誌などに広告を出して得た購入者リストを元に
直販部隊として電話セールスをするわけです。
もちろん、固定給や交通費ゼロの完全歩合制ですが、
厳しい飛び込みセールスの体験があったので、
冷暖房の効いた室内と、洗面所完備というだけで、
“他人の褌で相撲を取れる”好条件に思えたわけです。

どんな小商売人でも初期投資と減価償却はつきもの。
売上げが低迷しても安易にリストラするわけにはいきません。
パートの勤務時間は調節できても、
店長の首を切るわけにはいかないわけです。
で、苦肉の策として、平日は飛び込みセールスで余禄を得る。
そんなハードな経験者としての強味です。(^_^ ;)

おかげで支店長をはじめ、幹部からも信頼はされましたが、
ある日突然、成績上位の4人のメンバーが離反。
仲良しだと思い込んでいた私は、予兆にさえ気づけませんでした。
折しも社全体の売り上げが低迷していた時期で、
その後はノルマが増える一方の厳しい状況に……。

求人と研修、お手本を示すロープレなどが落ち着いた頃、
改めて離反した仲間と自分の関係を省みたものです。

信頼関係のあった年上のナンバー2、Yさん。
首謀者はYさんだろうと確信していました。
それにしても……。
『風ちゃんがいるから頑張れる』って、
なんだったんだろう?
『風ちゃんが羨ましい』から、
ジェラシーに変わっていったんだろうか?
彼女には決してクリアできない願望。
他社に行けばトップになれる確信があったとか?

そこで客観的な意見を聞きたいと、
残留していたメンバーに訊ねたものです。

『あの4人な……。
私には謀反に思えたんやけど、原因、知ってる?
ひょっとして、私?
怒れへんから、正直に言ってな。
私の言うこと、すること間違ってる? 
嫌われること、言ってたんかなぁ?』

すると、残留メンバーが次のように応えました。

『……風ちゃんは実力もあるし、いつも正しい。
正しいのはいいことやと思います。けど……。
だから、あの人たちはしんどいんじゃないです?
支店長やマネージャーの悪口言って、たまにさぼって、
馬鹿やって、慰め合って……。
風ちゃんがそんな人だと、安心するんじゃないですかねぇ。
Yさんは姉御肌で、自分が統率したかったと思います。
彼女はお金じゃなくて、存在感じゃないですかねぇ』

『(*′☉.̫☉)へぇ‼ よく見てんなぁ‥‥』

( ̄~ ̄;) ……模範生は、ただ、ウザイ?
これには愕然でした。
トップセールスマンに対するジェラシーより、
さらに性質が悪いように思えて……。

だからって、彼女たちに同調して好かれたいとは思いませんでした。
生きてきた環境の基本的な視点や、価値観の相違ですから、
互いにとっての『バカの壁』があっただけのこと。

その後、住宅ローンの返済を終えて職種を変えましたが、
人間関係の壁は、職種が違っても似たようなものでした。
出る杭は打たれますし、見解の相違が派閥をつくります。
企業や社会の風潮も同じ。
マンネリズムに癖癖していたとしても、
異質なものは受け入れない。
良かれ悪しかれ、波風は立たない方がいい。
人は、内容がどうあれ『多数決の原理』を好む
習性みたいなものがあるんですねぇ。

ですが、ものは考えようです。
出る杭は打たれますが、出過ぎた杭は打たれません。
ネガティブグループが引きずり降ろそうとしても、
強い目的意識を内在している者には手も足も出せません。

サッカーや野球の選手だって海外に移籍し、
さらに磨かれて不動の個性を発揮するようですし、
会派の封建的な観念に縛られていた医師や、研究、技術者とて同じ。
“なりたい自分”という信念を貫いて高みを目指す人、少なくないです。
それは性的マイノリティの人たちにも言えます。
カルセールマキやピーター、美輪明宏や、マツコなんて大もて。
差別や偏見、見世物の域をさらりと超えて、
自らの個性を輝かせる道を創ってきたのですねぇ。

ここで自尊心とプライドの違いを……。

日本では同じようなものだと思われているようですが、
英語ではまったく別物として認識されているようです。

自尊心…Self-esteem(セフル・エスティーム)
      Self=自己 と、Esteem=尊重、称賛 
・自信に由来する
・自分の存在そのものを尊いと感じる
・欠点も含めて自分を受け入れられる
・失敗にめげずチャレンジング
・基本的に安心

傲慢さ…Pride(プライド)
・劣等感に由来する
・他者と比較して、自分が上(下) と感じる
・自分の欠点の存在を許せず責める
・失敗を恐れて防衛的、保守的
・基本的に不安

ということで、改めて意味を知ると目からウロコですよねぇ。


私を含めて…(*´ェ`*)自尊心の高い人たちは幸いです。
自尊心とは、発展途上で完璧ではない自分でも好き。
だから他人にも完璧さを求めないし、欠点ある他人を快く受け入れます。
自分の価値を認識するのに他者は必要ないし、
失敗にめげることなく前向きに生きるので、
精神状態は『安定』しているようです。

一方、エピソードに登場したYさんは
プライドの高いタイプだと言えます。

プライドは劣等感由来ということで、、
自分の価値がいつも他者との比較の中で決定するので、
自身への価値は常に揺らぎ脅威にさらされていて、
精神状態は基本的に『不安』です。
(年がら年中、愚痴ってる(^_^ ;))

だからって自分の欠点が許せないので、
他者から欠点を指摘されると猛烈な恐怖と怒りを感じます。
自分の欠点を憎むように、他人の欠点にも敏感なので、
他人にも完璧さを求め、基準を押し付けがちです。
失敗を恐れて壁を作り、分離感を強め、引きこもり、
被害者、あるいは加害者として生きる傾向が……。


ちなみに10年後、Yさんと街中でバッタリ会いました。
自宅近くだったのでお茶でも、と……。

開口一番……。
『トップになって初めて、風ちゃんの気持、よぉ解ったわ』
そう言いながら、泣いて、泣いて……。

彼女のプライドは消失。
自尊心の高い女性に変わっていました。
そんな彼女を思わず抱きしめ、もらい泣きしてしまいました。


自分のためにやるからこそ、
それがチームのためになるんであって、
「チームのために」なんて言うやつは、
言い訳するからね。
オレは監督としても、自分のためにやってる人が
結果的にチームのためになると思う。
自分のためにやる人がね、
一番、自分に厳しいですよ。 
          王  貞治

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コメント

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Re:🔓コメさんへ

> プライドは傲慢さを孕んでいるって事を初めて知りました。
> 何があっても自分を信じて卑下すること無いSelf-esteemと
> 比較対象があってそれよりも上だ下だと一喜一憂するPRIDE。
> 分ってみると随分と違うものですね。

そうですよねぇ。
日本では同じ意味で使っている感が強いですもん。
改めて英語の意味を知ると、納得し、驚いてしまいます。
そういえばそうだよなぁ……みたいに。(^_^ ;)

マメに読んでいただいて、ありがとうございます。
自然を見つめることで、
🔓コメさんの内なる感性が研ぎ澄まされますように。(^_-)-☆

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Re: ウナさん お久しぶり!

(´ー`*)ウンウン……寒かったりポカポカだったり、
春先の天気は三寒四温とよく言ったものです。
が、確かに……春がそこまで来ているという実感、ありますよねぇ。

> 初めてのスクーバーは東伊豆の30メートルの海底でした
> 価値観が変わった瞬間でした

30m? すごぉ!

> 海中とは不思議な処で全ての毛穴が開きます、まるで『垢』を吐き出すかのように
> 伊豆の山は嶽だけしくみえました・・・なんと自分はちっぽけなのか、でしゅ

そうでしょうとも。
大自然の前では、なんと己の存在の小さなことか、思い知ります。
海や山……私は特に、自然がなかったら生きてはいけまへん。

スキューバ、と聞くと、すぐに『グランブルー』を思い出します。
ジャック・マイヨールの世界観、大好きでした。
今では素潜りの世界大会など、10分も息を止められる若者がいますよね。
彼らの誰もが言います。
『潜水すると、えも知れない安らぎに満たされる』と。

> 邪魔なものは海に捨てて来ました『プライド』なんぞ邪魔なだけ

おや? 海洋汚染の原因は、ウナさんのプライドでしたか。(笑)
そのプライド、魚たちが食べて……その魚を私やウナさんが食べて、
元に戻っちまったとか、あるかも? また捨てに行かなくっちゃ!

>栄枯盛衰、えいこってどこのお嬢さん?あはは

(*′☉.̫☉)えっ? 栄子なら知ってますが……。

ああ、瀬戸内の海で素潜りしたい!
金突き(モリ)もって『獲ったどぉ!』したい。 あはは。

もうすぐ春が芽吹きます

風子さん、おはようございます
初めてのスクーバーは東伊豆の30メートルの海底でした
価値観が変わった瞬間でした

海面に還りますとそこには大気が、自分は小さい存在だと実感しました
海中とは不思議な処で全ての毛穴が開きます、まるで『垢』を吐き出すかのように
伊豆の山は嶽だけしくみえました・・・なんと自分はちっぽけなのか、でしゅ

邪魔なものは海に捨てて来ました『プライド』なんぞ邪魔なだけ
「言わぬ自慢をひとのする」
栄枯盛衰、えいこってどこのお嬢さん?あはは


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Re: 🔓コメさんへ

わざわざ、ありがとうございます‼

そうですとも。元気でいないと。
人生、アクシデントや病気、怪我、さまざまなことが。
ですが、その状態を受け入れることで、
いつのまにか自分が育っているんですねぇ。

いつぞや話しました……重篤な心臓疾患を抱えた甥っ子。
岐阜のカトリック系協会の牧師やってるんですが、
50歳を前に、結婚しました。それはそれは不思議な縁で……。

“心の準備ができていたら、全ての準備は整っている”
タイミングとしては、まさに、そんな感じでした。
🔓コメさんファミリーに幸あれと祈ります。(*´ェ`*)

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Re: エリアンダーさんコメントありがとうございます♪

>ちょっとバーソさんと被りました(笑)

いいえ、いいえ。大歓迎ですよ。

私も検索しましたが「Pride and Prejudice」の日本語訳が様々で
驚きました。

> 誇りに思う・・・でproudを使ったりはしますけどね。

英語ペラペラのエリアンダーさんに言われると、
ますます判らなくなります。
翻訳家って、ほんと、大変ですね。(^_^ ;)

Yさんは、夫との間に問題を抱えていてストレスMAX状態でした。
聞き役に徹してはいましたが、彼女の中では不完全燃焼。
結果的に「Pride and Prejudice」そのまま、
互いが高慢さと偏見を持ってしまっていたんですねぇ。
ですが、再会できてよかったです。
時が、互いを寛容にしてくれたのですから。

ちょっとバーソさんと被りました(笑)

そうですか、プライドにはあまりいい意味はないですか。
誇りに思う・・・でproudを使ったりはしますけどね。
ジェーン・オースチンの恋愛/青春/成長小説に
「Pride and Prejudice」がありますが、日本語タイトルには
いろいろあって「プライドと偏見」や「高慢と偏見」とかありますが
なんと「自尊と偏見」というのもあって混乱?(笑)しています。
風子さんの記事を参考にすれば「高慢と偏見」が一番ぴったりするようです。
この小説では高慢と思われていた男性が実は誠実で、主人公女性の
偏見だったという内容です。
まるで風子さんとYさんのドラマみたいです。

Re: バーソさん遅くなりましたぁ♪

『高慢と偏見』むか~し、読みました。
上流家庭の婚活ストーリーかと思えば、実は人間の本質を描いた物語でしたよね。
上流社会は男女の多くは、意識が“高慢とセット”だと思っています。

>偉くなりたい。人を見下し、偉そうにして、心地よくなりたい―――
そういう傲慢な特質は、特にわれわれ男の一番の欠点のような気がします。
そういう男を大勢見てきました。

(´ー`*)ウンウン 男尊女卑の思想は、まさにその最たるものでしょうね。
ですが古文書の記録では、1000年もの間、女が政権を握ってた時代があるそうです。
男は種馬と力仕事のための存在だったらしいです。(笑)

>その傲慢さを顕著に表す人には2タイプあるように思います。
①才能のある人が持つ……。
②才能のない人が持つ……。

なるほど、そういえばそうです。
ですが、①のタイプは、意外にもろい。
②のタイプは劣等感が創った成り上がり者ですから、意外にしぶといかも、ですね。

>それは他者への憎しみであるようで、じつは自分自身への憎しみなのですから。

さすが、バーソさんですね。
劣等感を払拭できない人は哀れです。
自分のために、自慢できる何かを持てばいいのに。

>王さんは長嶋のような天才タイプというより、真摯な努力の人です。
この人で一つ気になることがあります。
>現役を引退して監督になったとき、外人選手が王さんの本塁打記録を抜きそうになりました。
そのときチームはその外人選手に打たせない方法をとり、敬遠だったかを続けましたが、
それをどう思うかとスポーツ記者にインタビューされたとき、王監督は、
それはチームが決めたことだから自分は関与しないとか言っていました。

へぇ、そんなことがあったんですか?
微妙ですが、王さん、お前もか? ですね。(笑)

>「出過ぎた杭は打たれません」は風子さんの経験からの言葉でしょう。
たいしたものです。私は、出ないよう出さないよう努めてきました。

∵ゞ(´ε`●) ブハッ!! せっかくですが、これは意味深なんです。
出過ぎた釘は、やがて抜けてしまいます。
だから打たれはしませんが、当事者(相手)にとっては、
使い物にはならないことも確かです。→ 異端者
『私は釘じゃない‼ ビスなんや。ドライバー、持ってこんかい‼』
みたいな啖呵切って、さっさと見切りをつけるんです。

「誇りは崩壊に先立つ」箴言16:18

『高慢と偏見』(Pride and Prejudice)という小説があります。
 プライドは高慢と訳されていますが、この高慢がふんぞり返ると傲慢になるでしょうか。高慢は上流家庭出身で、ツンと澄ましていて、女性が多く、傲慢のほうは平民出身で、無礼であり、男性が多そうなイメージがあります。

 偉くなりたい。人を見下し、偉そうにして、心地よくなりたい―――そういう傲慢な特質は、特にわれわれ男の一番の欠点のような気がします。そういう男を大勢見てきました。ちょっと立場が高いだけで、ちょっと年齢が上だけで、言葉遣いや態度で偉そうにする馬鹿な男は非常に多いですね。

 その傲慢さを顕著に表す人には2タイプあるように思います。

①才能のある人が持つ。
地球にできた最初の楽園「エデンの園」の管理を任された一番優秀な天使がサタン(抵抗する者)になったのは、自らの才能に思い上がり、神より偉くなりたいという欲望を育てたからだと聖書は説明しています。(エゼキエル28:13-16)

 自分に才能がないと自覚している人は傲慢になりようがあまりなさそうですが、自分に多少以上の才能があると勘違いしている人が傲慢さを表すのでしょう。

②才能のない人が持つ。
自分の誇りを傷つけられたことは千年忘れないとか言って、絶えず相手を攻撃非難誹謗して強い憎しみを表し続ける人は、じつは自分に強いコンプレックスを内在しており、その潜在的な劣等感を表面に顕わしているだけなのでしょう。

 自分に強度の劣等感がなければ誰かをひどく憎んでストーカーのように嫌がらせをすることはないですから、その劣等感を直さない限り、あるいは諦めて居直って生きようと決意しない限り、他者への憎しみはずっと続きそうです。それは他者への憎しみであるようで、じつは自分自身への憎しみなのですから。

 ですが、こういうことはなかなか自分では気づかず、自分も同じことを経験しないとよく分からない。だからこそ、そのために楽しいばかりじゃない人生があり、そのために輪廻転生があるような気がします。

 王さんは長嶋のような天才タイプというより、真摯な努力の人です。なかなかいいことを言っています。この人で一つ気になることがあります。
 現役を引退して監督になったとき、外人選手が王さんの本塁打記録を抜きそうになりました。そのときチームはその外人選手に打たせない方法をとり、敬遠だったかを続けましたが、それをどう思うかとスポーツ記者にインタビューされたとき、王監督は、それはチームが決めたことだから自分は関与しないとか言っていました。

 自分のために生きるのはいいのですが、ただ、誇りと自尊心の違いはよく認識したいものです。

「出過ぎた杭は打たれません」は風子さんの経験からの言葉でしょう。たいしたものです。私は、出ないよう出さないよう努めてきました。

Re:デコちゃんコメントありがとうございます♪

> デコはたかがパートではありますが
> 全て自分自身の為にやってきました
> 上司に好かれようとか
> よく見られたいとか微塵もなく
> 生きていく上で必要であるから
> その為に半泣きされた事もありますが

(´ー`*)ウンウン……。
デコちゃんは“自分自身との闘い、競争”に焦点を合わせている人だよね。

『被害者意識』を武器にする人って、多いです。
自らに欠落している部分から目をそらし、何かの、誰かのせいにするタイプ。
そのまま歳を重ねてしまうと、切れやすい頑固ジジイ、愚痴っぽい婆に。(^_^ ;)
世のアスリートたちは必ず言います。
掲げた目標が“師”……己に勝つ、ってことですよね。

世の中は、被害者意識に溢れています。
あの人が、この人が、組織が、システムが……。
そこから抜け出せずに“うつ病”発症とか‥‥。

ですが、解かる人には解かるものです。
私たちは、それらを見ることで“なりたい自分”に焦点が合わせられると。
ということは、ある種の反面教師的な存在なのかもしれません。

> 所長のいる間だけ良い顔しても
> 周りはちゃんと見ています

これは、上に立つ者の知力、洞察力次第とも言えます。
ポストを与えられても未成熟なままの上司もいて、
類が類を呼び込むこともありますから‥‥。(^_^ ;)

自らを叱咤激励して、自分自身を褒めてやれる人は、
たぶん、部下の成長過程を見守り、大切にすると思います。
いずれにしても、本当の意味での優しさ、寛容さって、
経験を積み重ねた上での、かなり高度な課題ですよね。

> もう手遅れかもなぁ

手後れでしょう(笑)……なるようになったらいい。
その男性、転職を重ねても同じなのか、
やがて何かのきっかけで、自らに原因を見出すのか、正念場です。
常套手段の“被害者意識”が通じない人々(己に勝とうとしている人々)に、
いかに多く巡り合えるか、でしょうね。(^_-)-☆

No title

まさにそうだなぁッて思います

今会社内一人の事で色々あって
体制を変える方向で動いています

デコはたかがパートではありますが
全て自分自身の為にやってきました

上司に好かれようとか
よく見られたいとか微塵もなく

生きていく上で必要であるから
その為に半泣きされた事もありますが

その当事者今はデコ以外の所員からも色々報告されて

これからの体制を大幅に変えていくと所長が名言し
センターにも報告

仕事も減らし
その分他の所員とデコで協力し合っての体制に

この週末急に動き始めています
当の彼は今どう思っているんだろ??

所長のいる間だけ良い顔しても
周りはちゃんと見ています

それに気づくのが送れた・・・のか
最初から能力もなかったのか

もう手遅れかもなぁ

いずれ所長を目指す身でしたが
これで崩れましたね( ;∀;)

そう思うと可哀想な気がしますが
自分で蒔いた種刈り取ってもらうしかありませんね

デコは与えられた事懸命にやるだけです!!

風子

1952年、愛媛県生まれ。
子供時代は予知夢をみるような、ちょっと変わった子供。

40歳の頃、神秘体験をきっかけに精神世界を放浪。
それまでの人生観、価値観、死生感などが一新する。
結果、猛烈営業マンから一転、43歳で鍼灸師に転向。
予防医学的な鍼灸施術と、カウンセリングに打ち込む。

2001年 アマチュアカメラマンの夫と、信州の小川村に移住。晴耕雨読の日々を夢見るが、過疎化の村の医療事情を知り、送迎つきの鍼灸院を営むことに。

2004年 NHKテレビ「達人に学ぶ田舎暮らし心得」取材。

2006年 名古屋テレビ「あこがれの田舎暮らし」取材。

2006年 信越テレビ「すばらしき夫婦」取材。
      
2008年 テレビ信州「鹿島ダイヤモンド槍を追え」取材。

2012年 12年の田舎暮らしにピリオドを打ち大阪に戻る。