GA645はProfessionalの冠が付いているけど中判入門にお勧めのカメラ
2020年 07月 29日
GA645 Professionalは
1995年に発売された世界初のオートフォーカス中判レンジファインダーカメラだ
(詳細はネットにいろいろでてる)
オートフォーカスの他、露出もフィルム送りも自動なので
フィルムを装塡して、ISO感度を自分で設定すれば後は自動で撮影できる
プログラムオートに設定して使えばコンパクトカメラ並みの操作性だから
フィルムカメラ初心者にも優しい中判カメラだ
何よりも、撮影情報がフィルムにプリントされるので撮影したあとネガやポジの見直しで勉強にもなる
尚、このシリーズには3機種ある
標準的な60mmレンズ付き(35mm換算で37mm相当らしい)
広角の45mmレンズ付き(35mm換算で28mm相当)
バージョンアップされた、55mm-90mmステップズームレンズ付(35mm換算で34mm-56mm相当)
基本的な注意点はどれも同じだと思うので以下は共通項として参考にして欲しい
初心者に優しいといっても、そこは世界初のオートフォーカス中判レンジファインダーカメラ
シャッターを押せば誰にでも綺麗に写せるという訳じゃない
全くのカメラ初心者ではまともな写真が撮れない可能性もある
ココがミソなのでフィルムカメラ初心者の方はご注意を!
先ず、自動で簡単なはずのフィルム装填はやっぱり慣れが必要だ
もたもたしてると、フィルムが緩んで感光したり
装填不良で撮影してるとフィルムが巻き太りして途中で撮影不能になったりする
欲を言えば、練習用フィルムを用意してどのような条件下でも確実に装填できるようにしたい
何本も撮影していても雑に装填すると書いてる本人だって巻き太りさせて一本ダメにしたりする(汗)
なので、装填方法を教えてくれる親切なお店で購入するのをお勧めする
自信がなかったら、ヤフオクやメルカリで購入してはいけないのだ
ちなみに、富士のフィルムで、富士のスプールを使用して装塡するのが一番簡単だよ(アクロスⅡは除く)
どのボディでも同じような癖があるかもしれないが
自分の持っている60mmレンズ付きGA645はうっかりするとピント外しの名人だ
但し、撮影の時ちょっとした注意を払うだけでピントのあった写真が撮れる
それはファインダーの中をよく確認すること
右下に表示されるピントの距離目安の表示と実際のおおよその撮影距離に注意を払うこと
数メーター先の撮影なのにInF(遠くの)表示が出ちゃったりとかいうことがあったりする
距離表示は以下の通り
最短撮影距離は70cm(レンジファインダーとしてはまぁまぁ寄れる)
0.7m、0.8m、0.9m、1.0m、1.1m、1.2m
1.5m、1.7m、2.0m、2.5m、3.0m、5.0m、10m
InF表示(10mを越え無限ってことかな)
以上二点をクリアできたらきっと貴方は幸せになれるはず
だって描写はとっても良いんだから
中判カメラとしては薄型で小型軽量
旅のお供にもお勧め
電池はCR123A リチウム電池2個使用
旅先では入手が困難な事があるので予備を忘れないように
お値段もお手頃なのでちょーお勧めだよと言いたかったのだが
最近は気軽に買えないお値段になっちゃってるみたいだね
by Letsgo_M
| 2020-07-29 17:46
| FUJI GA645 Pro
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