刺激を受けました。 個人的な思いを書きます 後出しじゃんけんです。 寝言です。
価値観
「初期費用が無料だから私たちは本気です」という価値観はあまり好きではありません。 「斉藤浩司@帯をギュっとね」メソッドや「苦しければ報われる欺瞞」に近いものを感じます。 お客にリスクを負ってもらって、それに報いる方がより本気のように感じます。
商売として
お金は商売の血液
1000万円の資金を全額、保証金としてロックするのは商売として考えると微妙です。 商売お金をお客様とそのお客様と自分たちと協力会社と・・・の間を血液のように流す活動のことです。 バッファとして30%ほどをプールするのは良いですが、100%プールするのはいけません。 脾臓に血液を貯めても全身に巡らなければ死んでしまいます。
気が長い
2,3年続かないとペイしない契約で、 成り立つのはファンドや保険などの数百〜万契約を束ねられる商売だけです。 新規ビジネスとして始めるにはリスクがすこし大きいです。 資金ショートがこわいです。 多額の保証金が必要な理由でもあります。
チケット制
チケット制は契約はシンプルですが運用が面倒くさいです。
特にシステム担当者には辛いシステムです。 毎日チケット消化のネタを考える時間はないので、余らせがちです。 余らせると怒られると思います。
担当者がつく案件の場合は、 事前に数ヶ月程度の消化計画を立てる必要があります。 実施しながら消化計画を修正しながらすすめて行くと、アジャイルっぽくなります。
大きなマイルストーンは必要です。
経営者からの直接発注であれば細かい計画を立てなくてもマッチすると思います。 毎日チケット消化のネタを考える仕事なので。
このまま進むならお客さんを選ぶのがいいと思います
永和さんにはファンがいっぱい居ると思います。 そのうち一社か二社を、木下さんが「なにかあったら俺がケツ拭くから」と口説きましょう。 売上を立てて、オブジェクト倶楽部で事例発表してもらいましょう。 ここまで1年。 2年目に5社まで増やせれば、3年目ぐらいでギリギリ赤字ぐらいになると思います。
複数案件掛け持ちで、お客さんのチケット消化スケジュールを考慮しながら、 開発を進めていくのはめちゃくちゃしんどいです。 開発者がやめたくなるかもしれません*2。
トントンが見えれば仕事として取り組めるので、 もう少し「仕組み化」できるかもしれません。 というか、そういうのを期待しています。
Try もし私がやるとしたら
今は業務委託でも受注できるので「アジャイルな受託開発のため」だけなら不要と思います。
「1/3人月しかお金が無いけど、作りながら考えたい」という需要はありそうに思います。 実装を伴う要件定義です。 そろそろ自社サービス開発以外の受託開発でもやってもいいかもしれません。 というわけでプランはSとSSに絞ります。 要件決定のインセンティブとして最大3ヶ月間など期間の制約がある方がいいかもしれません。
開発案件として立ち上がって1人/月以上の開発になれば普通の受託開発にします。 仕様をよく理解できているので開発者としてはやりやすいと思います。 会社としても得意な受託開発のリソースが生きるので良さそうです。