1億円もいらなくね?
マネー誌で、億り人の単語を目にすることがあります。
1億円以上の資産を築いた人のことですね。
このワードを見る度に、「1億円もいらなくね?」と思います。
いや、確かに1億円は欲しい。
だから正確に言うと、「1億円もの資産を作るのは非効率じゃね?」との考え。
よほど1発当てるでもしない限り、1億円貯めようと思えば40歳にはなる。
老後資金は2,000万円が目安とされますが、余裕を持って60歳3,000万円とします。
40歳1億円だと、60歳までの残り20年で7,000万円使えて、1年平均350万円。
これは過剰じゃないでしょうか?
数千万円もあれば、運用益も期待できます。
そもそも40歳で1億円貯められる人は、慎ましい生活でも楽しめるはずなので、年350万円も必要ない。
または能力の高い人なので、何かしらの収入が期待できる。
それだったら、億り人になる前に労働や節約をダウンシフトするほうがいいと思います。
1億円到達までストイックになるのは、明らかに非効率かと。
億り人って響きは、何となく羨望の対象で、達成したい気持ちになる。
ただ実際のコスパがいいのは、半億り人。
もっと言うと、クウォーター億り人が最強かもしれません。
あと、投資で1発当てての億り人。
ビットコインブーム時には、よく聞きました。
やったことがないので、正確なことは分かりません。
でも投資をかじっている者からすると、1億円までの過程では相当な高リスクを取っていると思料します。
1億円はそこまでのリスクを負ってまで、目指すだけの金額か疑問。
仮に上手くいっても、もう少し手前の撤退でいいんじゃないでしょうか?
いずれにせよ、名より実を取る。
自己満足できる消費額から逆算しての目標額を設定する。
それに応じた、労働、節約、投資リスクに留めたいものです。
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