面談で係長に退職意向を伝えてきた
以前のブログ記事「いよいよセミリタイアの意向を伝える」で書いた通り、先週の金曜日に面談シートに退職希望を書いて提出しました。
今週水曜日に上司がシートを見ているのを確認。
その後に係長から「金村君、びっくりしたよ。衝撃を受けた。また面談しようね」と言われましたが、結局水曜日はなし。
待っていても呼ばれない間は、ヤキモチした気持ちでした。
木曜日になって、同僚の面談が始まってようやく呼ばれました。
以下面談の内容です。
(係長) いや~、びっくりしたけど、決意は固いのかな?
(金村) はい。そうですね。
(係長) あまり立ち入ったことは聞けないけど、どういった理由?
(金村) 自分には務まらないっていう気持ちです。
(係長) いやいや、そんな適正がないとは思わないけど。
(金村) そう言ってもらえてうれしいですけど、自分の気持ち的なものも大きいので。
(係長) 辞めた後は実家に帰る?
(金村) いえいえ、他に住みたいとこもあるんで、そっちに行こうと思います。
(係長) ちなみにどこに?
(金村) 札幌か、大阪か。
(係長) 仙台もいいんじゃない(笑)
でもやっぱり、色々な意味で安定してるし、悪くないと思うんだけどな。
(金村) たぶんそうなんでしょうけど、自分的には難しいですね。
(係長) 今後はもう組織の歯車になって働くことはないの?
(金村) フルタイムで働くことはないと思います。
(係長) でもどうなんだろ?それでやっていけるのかな?
(金村) 何とか大丈夫と思ってます。
(係長) よく分からないけど、それは株とかを運用して?
(金村) いえ、それはあまり期待してなくて。少しアルバイトして、あとは資産を切り崩して。年100万円ちょっとで生活できるので。
(係長) へ~。1人暮らしなら年100万円ちょっとでいける?
(金村) それでやってきました。
(係長) あとは・・・確かに週5で働くことはキツいけど、退職した人がやることがなくなったって言うじゃない?
(金村) 僕は大学の長期休みの時も、もっと休みが欲しいって思うタイプだったので、大丈夫と思っています。実際やってみないと分かりませんが。
(係長) 金村君もよく考えたこととは思うんだけど、やっぱり心配って気持ちのが強いね。
(金村) それは金銭的な意味ですか?
(係長) それもあるけど、生きがい的な意味で。
(金村) 趣味とかもありますし、どうしても仕事したくなったらまたできるんで。
(係長) どういった仕事があるんだろうね?
(金村) 確かに、そんな責任のある仕事はないと思います。
(係長) 非正規とかね・・・
組織的なことを言うと、金村君は来年3年目だから、中心的な役割を考えたんだけどね。
(金村) そうですね。すいません。
(係長) 私としてはもう1回頑張ってくれたらなと思う部分もあるんだけど。
(金村) いえ、もうゴールを設定しちゃったので、モチベーション的に難しいですね。これでやってもやらかしそうです。
(係長) 低いモチベーションでやると、失敗するってこと?
(金村) はい。とてもあと1年は・・・
(係長) 具体的にどうやって退職の手続きとかするんだろう。
(金村) それが僕もちょっと・・・返却するものとかは書いてあったんですが。退職届の様式が見つけられなくて。
(係長) そこは任意なのかもしれんね。
昨日、課長にも少し相談したんだけど、驚いてたよ。また課長からも面談があるかもしれないから。
(金村) はい。分かりました。
これにて、一旦面談は終了。
時間は20分ぐらいでした。
そして、他の同僚の面談が終った後に「もう1回いいかな?」と呼ばれました。
(係長) もう1つ思ったんだけど、ご両親は知ってるのかな?
(金村) 親にはある程度は言ってます。今回のはっきりとした時期は伝えてないですが。
まあ親に言っても、結局は結論は変わらないですし。
(係長) そうかもしれんけど・・・
あとで後悔ないように。誰かに相談した?
(金村) セミリタイアした人に会って、話聞いたりはしました。
(係長) そういうこともした上での話なのね。
(金村) 一応は。お気遣いありがとうございます。
とまあ、こんなかんじで面談は終了。
ほぼ想定問答通り。
係長はいい人で、組織の都合で強い遺留されたり、常識を押し付けてくることもありません。
もちろんセミリタイアの素晴らしさなど微塵も理解していない雰囲気ですが、門前払いって感じではなく、普通に話ができました。
そのため、僕も想定問答以上に素直に話をしました。
係長は、金よりも今後の生きがい的な部分に疑問を持ってるようだったので、詳細なお金の話はしていません。
もしお金のことを突っ込んで聞かれたら、普通に4,000万円持っていると言っていたと思います。
面談で不穏な空気になり、残り半年弱の仕事がやりにくくなることを心配していましたが、杞憂に終わりました。
その点は本当によかった。
仕事で大トラブルさえ起こさなければ、まずまず穏便にセミリタイアできそうです。
ただ、いい人だけに、最後1ヶ月ぐらいは仕事を押し付けて、有休を取るってことがやりにくくなりましたね・・・
あとは、同僚にどんな風に伝えるか?伝わっていくか?ですが、異動したい人からは「あいつが辞めやがって、自分が異動できへんやないか」と不満に思われるかもしれません。
わざわざ嫌われる必要もないので、積極的には言わないでおこうと思います。
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