アリとキリギリス
以下、ウィキペディアからあらすじを引用します。
夏の間、アリたちは冬の間の食料をためるために働き続け、キリギリスは歌を歌って遊び、働かない。やがて冬が来て、キリギリスは食べ物を探すが見つからず、アリたちに頼んで、食べ物を分けてもらおうとするが、「夏には歌っていたんだから、冬には踊ったらどうだ?」と断られ、キリギリスは餓死する。
僕はこの話が大好きで、世の中はこうあるべきであると思います。
確かに、現代社会においてキリギリスが餓死するまでは、残酷すぎるにしても、一部「アリがキリギリスに食べ物を分けてあげる」みたいに作り替えるのは断固反対です。
しかし、現在の福祉を見るとアリがキリギリスを助けすぎなのかなと思います。
その最たる例が生活保護です。
生活保護の受給者はお年寄りが多いですが、はっきり言って今のお年寄りで生活に困っているなんていうのは、よっぽど滅茶苦茶な生活をしてきた人が大半だと思います。
彼らの時代は今とは違って、少しのやる気さえあれば、まともな仕事はいくらでもあったし、バカでもそれなりの給与はもらえたはずです。普通に働けば、十分な年金も貰えて、普通の暮らしができます。不運にも病気などになってしまっても、普段から親族との関係を大事にしておけば、助けてもらうこともできるでしょう。
しかし、大して働きもしない、浪費をする、迷惑ばかりかけて親族から勘当されるなどいかにもキリギリス的な生活を送ってきたのが、貧乏老人だと思います。
そんなキリギリスにも餓死しろとまでは言いませんが、国民年金の受給額より高い生活保護費っていうのはどうなんでしょうか?もう少し苦しんでもらわないとアリが報われません。
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