カレイドスコープ

| 全記事タイトルリスト
HOME   »   日本解体阻止  »  丸川珠代は「天然」か「記憶障害」か「言葉のサディスト」か
       
20160221-17.jpg

片山さつきー「放射能数値が突然10倍くらいに上がったらしい」。
高市早苗ー「(原発の)爆発で死んだ人はいない」
丸川珠代ー「判然としない」「記憶にない」「分からない」・・・大丈夫か、この人。


凄まじい自民党の「放射脳」デマゴーグ女性議員たち

自民党の女性議員の多くは、「放射脳」デマゴーグと断定して差し支えない。

自民党の女性議員のただの一人も、正しい放射能の知識を持っていないどころか、「反放射能」という新語まで作り出して、それを党勢の拡大に利用し、自民党有力者のご機嫌を伺いながら権力の座を掴もうとする連中ばかりである。
彼女たちは、人格破綻している上に、計算だけは異常に長けている。

日本の男性ブロガーは、あまり女性議員を批判しない。
これは、彼らが優しいのではなく、批判すると、「男のくせに、大人げない」と言うことになりそうだからだ。なるべく、面倒なことは避けたい、という思惑も働く。

つまり、男性ブロガーの多くは、自民党の女性議員を議員として認めていないのである。
それは、公人たる彼女たちに対して失礼なので、私は歯に衣を着せることなく批判したいと思う。

「放射脳」ーーとても下品な言葉である。だから、仕方なく引用せざるを得ない場合以外、この言葉を使わない。原発を止めたい人々を潰すために利害関係者がつくりだした言葉だからである。

下品なサイトから、その下品な定義について見てみると、しかし、それはそっくり自民党の原発推進側にも当てはまることが分かる。

まず筆頭の片山さつきについて言えることは、オバサンの井戸端会議の感覚でブログを書きなぐる「放射脳」であるということだ。

片山の、2011年のブログの記事は、曖昧さに溢れていて読むに堪えない。

一個人の「ぬまゆブログ」への攻撃には反吐が出そうになる。

片山は、こう書いている。

・・・「立谷秀清・相馬市長は、『一般論として、低放射線で、やけどのような症状や、大量の抜け毛というのは聞いたことがない。
現地に入ってきた医師のなかでは、東大の放射線科の中川准教授の話が一番客観的に信頼できる』とのこと。〔明日、ご本人と連絡をとってみます)

片山さつきの議員としての仕事は、福島の子供たちを避難させることではなく、「放射能の影響」が出てきても、それを過小評価するために印象付けること」にあるようだ。

少なくともブログには、そのように書いているし、彼女の言動もそのようになっている。

東大・放射線科の中川准教授とは、「プルトニウムは(質量が)大きいので飛ばない」と言い放った馬鹿である。

また、「仮に1時間150マイクロシーベルトの環境に一ヵ月いて、結果的に(被曝量が)10万マイクロシーベルトになったとしても、現実に症状が出る、あるいは検査で異常が出るということは考えられない」と言った詐欺師同然の男のことである。

今となっては、それらが完全な間違いであったことが証明されたのだ。
いや、間違いでは済まされない。中川を信じて、放射線被曝防護を怠った人たちはたくさんいるだろう。

中川は、「自分では放射能の危険性を重々承知していながら、テレビでは、あのような発言を行った」と楽屋裏で語っていたとのこと。

さらに、片山のブログの1月13日の記事の冒頭には、

1月7日、福島市や、関東地方で、放射能数値が突然10倍くらいに上がったという情報が流れ、事実文科省のデータは上がっていた。

と書かれているが、結局、空間線量のことを言いたいのだろうが、それは「放射能」ではない。

また、その個人ブログと言えども公人である。おばちゃんの世迷言では困るのである。
その事実を確かめようと思えばできる立場にありながら、「・・・という情報が流れ」という書き方は「完全にアウト!」である。

彼女はいまだにシーベルトとベクレルの意味が理解できないはずである。これでも国会議員なのか?

片山のブログのほうぼうにそうしたデマが含められており、そういった意味でのみ、いろいろ楽しませてくれる。その一例

極め付けは、自民党政調会長を務めていた高市早苗の発言だ。

「東日本大震災で悲惨な爆発事故を起こした福島原発も含めて死亡者が出ている状況にない」というものだった。
さすがに、これは野党のみならず与党からも非難が相次いで、とうとう発言を撤回せざるを得なくなった。

政治家は、少しぐらい批難されたからといって軽々に謝罪すべきではない。自分の言ったことを立証すればいいだけなのだ。
それができないから、謝罪、あるいは「前言の撤回」という悲惨なことになるのである。
つまり、彼女は、自分が国民に対して大嘘をついた、と認めたのである。

しかし、原発事故から5年が経とうとしているにも関わらず、今でもそれを繰り返している自民党の女性議員がいる。今回の「発言を撤回した」丸川珠代である。

「(許容できる放射線被曝量は)何の科学的根拠もなく時の環境大臣が決めた」と言ったことが、これもまた高市早苗のときと同様、与党内からもざわめきを誘った。

翌日も国会で追及された丸川は、迷走発言の上塗りをするだけで、追及の焦点をずらすことに腐心していた。
しかし、とうとう抗しきれなくなって謝罪と前言の撤回

それまでは発言を撤回しないと強気の姿勢を崩していなかったが、あっさり「申し訳ありませんでした」と引き下がった。

それを世間では「デマゴーク」と言うのだ。

ここまで酷いと、丸川珠代という人の精神状態に興味が移る。

人生のあるときに、どうもエキセントリックな言動によって人々の関心を引き付けたい、という奇矯な人格形成が成されたようだ。

2010年3月25日、参議院厚生労働委員会にて与党・民主党が平成二十二年度における子ども手当の支給に関する法律案を強行採決した際に、当時厚生労働委員会委員長だった柳田稔に対して「欠陥法案をそのままにするのか!愚か者めが!このくだらん選択をした馬鹿どもを絶対忘れん!」と議場で絶叫した。

この動画を観れば、丸川が正常な神経の持ち主でないことが分かる。思わず背筋が寒くなる。

自民党は同年5月20日、「この愚か者めが」をデザインしたTシャツを発表、自民ショップで発売した。(Wikiより)

また、2010年5月21日、参議院本会議において鳩山由紀夫内閣総理大臣(当時)に対して「ルーピー」と野次を飛ばした。

さらに、2015年7月13日の自民党のネット番組「平和安全法制のナゼ?ナニ?ドウシテ?」における「ピースボートに乗った民主党の辻元清美が自衛隊に守ってもらった」との丸川の発言に対し、辻元から「乗船もしていないし、指示もしていない」と抗議をうけ、辻元に直接謝罪した。(Wikiより)

20160214-1.jpg
嘘ばかり。口の軽い議員です

“自民党のヤジ将軍”というあだ名をつけられただけある。とにかく「ゲスの極み議員」である。

彼女の舌禍は、枚挙にいとまがない。にもかかわらず、自民党の有力者に、どうすれば気に入られるのか、(彼女に限ったことではないが)ソロバンをはじくことだけは長けているのである。

丸川は、ニューヨークから帰国して以来、住民票を登録していなかったため、2年10ヵ月の間、「選挙権なし」の状態が続いていたことが発覚したことがあった。

・・・「住民税を納付していない疑惑も浮上したが、テレビ朝日の給与明細から住民税が源泉徴収されていたことは確認された。
事務所では「未納はないと思う」としたが、住民登録されていない状態でどの自治体に納付されていたのか判然としない。」という。

丸川珠代は、天然?

国会議員だから、嘘を吐くのは当たり前だと多くの国民は考えている。丸川の“舌禍”も、同じように考えるだろう。
問題は、その“舌禍”の中身なのだ。

彼女が「記憶にありません」と国会で発言する時、「ひょっとしたら、嘘を言っていないのでは」と考えてしまう。
無自覚のうちに、嘘が口を突いて出てくるのだから、自民党の他のデマゴーク女性議員たちより、よほど恐ろしいのである。

あと少しで衆院は解散だ。
自民党の閣僚たちの在庫一掃セールは、国民に多くのストレスを与える。

しかし、「あと少しの間の辛抱だ」。




関連記事
       
NEXT Entry
「マイナス実質金利」とは通貨政策に偽装されたNWOの攻撃
NEW Topics
統一教会と創価学会の漆黒の闇を知らなければならない③と④
統一教会と創価学会の漆黒の闇を知らなければならない②
統一教会と創価学会の漆黒の闇を知らなければならない①
FEMA強制収容所の設置とワクチン医療従事者の暗愚③
FEMA強制収容所の設置とワクチン医療従事者の暗愚②
FEMA強制収容所の設置とワクチン医療従事者の暗愚①
マイナによって2024年は「666獣の経済」元年となる
グレートリセット本番!生き残る日本人は10人に1人
今世紀最大の逆イールド発生!大倒産時代をどう生き残る
3年後に迫る人類史上最大のターニングポイント③
3年後に迫る人類史上最大のターニングポイント②
3年後に迫る人類史上最大のターニングポイント①
この冬から始まる世界同時崩壊のイベント
計画的食料危機で世界政府があなたをシープルにする方法
食料配給制度が復活し、UBIによって人口削減へと進む④
ブログ管理人

管理人:ダンディー・ハリマオ

『カレイドスコープ』は「目から鱗(うろこ)」とよく言われます。
このブログは視界ゼロメートルの世界情勢を見通す独自の視座を持った未来透視図です。
メルマガお申し込み

有料メルマガのバックナンバーを販売中です。
ご質問について
初歩的なご質問については、更新作業の妨げになるのでお受けしません。まずは自分で調べることを習慣づけてください。
中国の日本破壊計画
超限戦 21世紀の「新しい戦争」
喬良 (著), 王湘穂 (著), 坂井 臣之助 (監修), Liu Ki (翻訳)

日本掠奪―知ったら怖くなる中国政府と人民解放軍の実態
鳴 霞 (著)

中国人民解放軍知られたくない真実―変貌する「共産党の軍隊」の実像
鳴 霞 (著)
ハイパーインフレ対策
破局に備える―’80年代を乗り切る法 (1980年)/ハワード・J.ラフ (著)
これが世界の実相
日米戦争を策謀したのは誰だ! ロックフェラー、ルーズベルト、近衛文麿 そしてフーバーは
林 千勝 (著)

ビルダーバーグ倶楽部-世界を支配する陰のグローバル政府
ダニエル・エスチューリン (著)

闇の世界史―教科書が絶対に教えない
ウィリアム・G.カー(著)、太田龍(翻訳)

世界の歴史をカネで動かす男たち
W.クレオン・スクーセン(著)、太田龍(翻訳)

スノーデン、監視社会の恐怖を語る 独占インタビュー全記録
小笠原みどり(著)

タックスヘイブンの闇 世界の富は盗まれている!
ニコラス・シャクソン (著)

原爆と秘密結社 元米陸軍情報将校が解明した真相
デビッド・J・ディオニシ (著)、平和教育協会 (翻訳)
デジタル通貨と人工知能
そろそろ、人工知能の真実を話そう 
ジャン=ガブリエル ガナシア (著)

デジタル・ゴールド──ビットコイン、その知られざる物語
ナサニエル・ポッパー(著)

人工知能と21世紀の資本主義
─サイバー空間と新自由主義
本山美彦 (著)

1984年 (まんがで読破 MD100) 
ジョージ・オーウェル (著)
日銀の謎
円の支配者 - 誰が日本経済を崩壊させたのか
リチャード・A.ヴェルナー(著)

中央銀行が終わる日:ビットコイ
ンと通貨の未来
岩村 充(著)
反グローバリズム

エコノミック・ヒットマン
途上国を食い物にするアメリカ
ジョン パーキンス (著)


世界を不幸にしたグロー
バリズムの正体
ジョセフ・E. スティグリッツ (著),

放射能被曝から守る

放射線はなぜわかりにくいのか―放射線の健康への影響、わかっていること、わからないこと
名取 春彦(著)

放射性セシウムが人体に与
える医学的生物学的影響: チェルノブイリ・原発事故被曝の病理データ
ユーリ・バンダジェフスキー著

低線量内部被曝の脅威―原子原子炉周辺の健康破壊と疫学的立証
ジェイ・マーティン グールド(著) Jay Martin Gould(原著) 肥田 舜太郎(翻訳), 齋藤紀(翻訳), 戸田清 (翻訳), 竹野内真理(翻訳)

終りのない惨劇
ミシェル・フェルネクス著 竹内雅文(翻訳)
カテゴリ

openclose

カテゴリー+月別アーカイブ
'); } if ( plug_in == 'scroll' ) { document.write('
', '2022年 11月 【4件】
2022年 10月 【4件】
2022年 09月 【5件】
2022年 08月 【5件】
2022年 07月 【3件】
2022年 06月 【4件】
2022年 05月 【4件】
2022年 04月 【5件】
2022年 03月 【4件】
2022年 02月 【5件】
2022年 01月 【4件】
2021年 12月 【5件】
2021年 11月 【4件】
2021年 10月 【5件】
2021年 09月 【5件】
2021年 08月 【5件】
2021年 07月 【4件】
2021年 06月 【4件】
2021年 05月 【5件】
2021年 04月 【4件】
2021年 03月 【5件】
2021年 02月 【4件】
2021年 01月 【3件】
2020年 12月 【8件】
2020年 11月 【5件】
2020年 10月 【6件】
2020年 09月 【5件】
2020年 08月 【5件】
2020年 07月 【6件】
2020年 06月 【4件】
2020年 05月 【7件】
2020年 04月 【8件】
2020年 03月 【8件】
2020年 02月 【8件】
2020年 01月 【13件】
2019年 12月 【7件】
2019年 11月 【5件】
2019年 10月 【8件】
2019年 09月 【4件】
2019年 08月 【5件】
2019年 07月 【8件】
2019年 06月 【8件】
2019年 05月 【5件】
2019年 04月 【3件】
2019年 03月 【7件】
2019年 02月 【4件】
2019年 01月 【5件】
2018年 12月 【8件】
2018年 11月 【9件】
2018年 10月 【5件】
2018年 09月 【13件】
2018年 08月 【5件】
2018年 07月 【4件】
2018年 06月 【6件】
2018年 05月 【4件】
2018年 04月 【9件】
2018年 03月 【15件】
2018年 02月 【5件】
2018年 01月 【7件】
2017年 12月 【6件】
2017年 11月 【6件】
2017年 10月 【9件】
2017年 09月 【13件】
2017年 08月 【10件】
2017年 07月 【17件】
2017年 06月 【10件】
2017年 05月 【3件】
2017年 04月 【12件】
2017年 03月 【19件】
2017年 02月 【11件】
2017年 01月 【9件】
2016年 12月 【9件】
2016年 11月 【17件】
2016年 10月 【9件】
2016年 09月 【9件】
2016年 08月 【5件】
2016年 07月 【10件】
2016年 06月 【15件】
2016年 05月 【10件】
2016年 04月 【29件】
2016年 03月 【19件】
2016年 02月 【24件】
2016年 01月 【24件】
2015年 12月 【8件】
2015年 11月 【5件】
2015年 10月 【11件】
2015年 09月 【20件】
2015年 08月 【13件】
2015年 07月 【12件】
2015年 06月 【16件】
2015年 05月 【10件】
2015年 04月 【22件】
2015年 03月 【11件】
2015年 02月 【19件】
2015年 01月 【20件】
2014年 12月 【16件】
2014年 11月 【10件】
2014年 10月 【10件】
2014年 09月 【10件】
2014年 08月 【20件】
2014年 07月 【17件】
2014年 06月 【16件】
2014年 05月 【15件】
2014年 04月 【14件】
2014年 03月 【20件】
2014年 02月 【9件】
2014年 01月 【11件】
2013年 12月 【7件】
2013年 11月 【14件】
2013年 10月 【17件】
2013年 09月 【16件】
2013年 08月 【18件】
2013年 07月 【20件】
2013年 06月 【27件】
2013年 05月 【21件】
2013年 04月 【26件】
2013年 03月 【28件】
2013年 02月 【12件】
2013年 01月 【15件】
2012年 12月 【14件】
2012年 11月 【18件】
2012年 10月 【13件】
2012年 09月 【15件】
2012年 08月 【19件】
2012年 07月 【23件】
2012年 06月 【20件】
2012年 05月 【19件】
2012年 04月 【11件】
2012年 03月 【16件】
2012年 02月 【18件】
2012年 01月 【10件】
2011年 12月 【16件】
2011年 11月 【11件】
2011年 10月 【19件】
2011年 09月 【21件】
2011年 08月 【23件】
2011年 07月 【24件】
2011年 06月 【26件】
2011年 05月 【41件】
2011年 04月 【39件】
2011年 03月 【36件】
2011年 02月 【12件】
2011年 01月 【15件】
2010年 12月 【11件】
2010年 11月 【12件】
2010年 10月 【13件】
2010年 09月 【8件】
2010年 08月 【10件】
2010年 07月 【13件】
2010年 06月 【10件】
2010年 05月 【10件】
2010年 04月 【9件】
2010年 03月 【10件】
2010年 02月 【15件】
2010年 01月 【25件】
2000年 01月 【1件】
'); } //--> 
全記事表示リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ハリマオレポートへ

姉妹サイト「ハリマオレポート」へ
検索フォーム
リンク10-インフレ
リンク17-中東情勢
リンク18-外国語サイト
ログイン
QRコード
QRコード

Page Top