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ウクライナのザポリージャ州Enerhodarにある原子力発電所(ヨーロッパ最大の原子力発電所。世界では3番目に大きな原子力発電所)で、先週の水曜日、事故が発生していた。



「ウクライナの原子力発電所で事故が起こった」とウクライナのアルセニー・ヤツェニュク首相

(ハフィントン・ポスト 現地時間 12/03/2014 6:26 am)

(ロイター)
ウクライナのアルセニー・ヤツェニュク首相は、水曜日、南東ウクライナのザポリージャ(Zaporizhye)原子力発電所(NPP)で事故が起こったことを受け、エネルギー相に記者会見を開くよう求めた。

「ザポリージャ(Zaporizhye)原子力発電所で事故が発生したことが判明した」とヤツェニュク首相は、新任のエネルギー相、Volodymyr Demchyshynに、いつ、問題が解決されて、どんな手順でウクライナ中に、通常の電力を復元できるのかを明らかにするために。

インターファクス通信・ウクライナは、「問題は、No 3ブロック(1000メガワットの原子炉)で起こった。結果として、出力不足を招き、ウクライナの電力危機を悪化させた」と報じている。
「そのブロックの原子炉は、12月5日には正常な状態に戻るだろう」とインターファックスは付け加えた。



ウクライナのエネルギー相: 「原発のアクシデントについては心配無用」

(ロイター 現地時間 Wed Dec 3, 2014 10:30am)

(上のハフィントン・ポストの記事の続き)

1986年にウクライナのチェルノブイリ原発で起こった爆発と火災(世界最悪の核事故)は、人為的ミスによって引き起こされ、
一連の爆発は、放射性ダストの雲を北西ヨーロッパ全域に渦巻くように運んだ。

フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は、金曜日の事故後、異常な数値の放射能は検知されていないと語った。また、原発近くの人口や環境に、まったく危険性はないと伝えた。

「キエフにあるフランス大使館の屋根に、二つのセンサーを設置しているが、何ら異常なシグナルは出ていない」と、IRSNの中央・東ヨーロッパ担当のミシェル・チョウハ氏はロイター語った。

インターファックス通信は、(トラブルが起こった)1000メガワットの原子炉は、今回、影響を受けた原子炉建屋の中に格納されている、と報じている。

オーストリアの首都・ウィーンにある国際原子力機関(IAEA)は、この事故についての緊急コメントは特にない、ということである。



事故は金曜日に起こったが、5日後の水曜日に公表

いちばん早く情報が出るのが、ロイターのツイッターです。

また、ウクライナ・・・・それも、原発事故が起きたのは、なんと先週の金曜日。昨日、水曜日まで公表しなかったわけです。

20141203-1.png

ウクライナの首相は「問題ない」と言っていますが、信用に値しません。

ウクライナで原発事故の模様。 風向きは10600メートル以上の風は、今朝から日本に向かってます。偏西風です。

ウクライナと日本の距離 8181km GPVの偏西風のスピードをおおよそ 65キロとすると約126時間。約5日。
時速100キロだとしても 3日はかかります。家に引きこもる準備が必要かもしれません。原発事故はたいしたことないという報道がありますが、信じないように。

しばらくは経過観察。





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