コンテンツにスキップ

発寒駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
発寒駅
駅舎と連絡通路(2004年9月)
はっさむ
Hassamu
S06 稲積公園 (2.2 km)
(1.8 km) 発寒中央 S04
地図
所在地 札幌市西区発寒9条13丁目1
北緯43度5分59.26秒 東経141度16分38.16秒 / 北緯43.0997944度 東経141.2772667度 / 43.0997944; 141.2772667座標: 北緯43度5分59.26秒 東経141度16分38.16秒 / 北緯43.0997944度 東経141.2772667度 / 43.0997944; 141.2772667
駅番号 S05
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線
キロ程 279.2 km(函館起点)
電報略号 サム
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
4,526人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1986年昭和61年)11月1日[新聞 1]
備考
テンプレートを表示

発寒駅(はっさむえき)は、北海道札幌市西区発寒9条13丁目にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線である。駅番号はS05電報略号サム

歴史

[編集]

もともと、この地一帯は牧場や畑が広がっていた。函館本線開通後昭和後期まで、手稲琴似駅間には駅が無く、両駅は遠く離れていることから、不便を感じた当時の地主が土地を提供し発寒駅が開設された、という話が駅南口の「発寒駅開設記念碑」に記されている[2]。またその土地(牧場)の跡地は、駅南側にある札幌市立西小学校の東隣にある。

年表

[編集]

駅名の由来

[編集]

駅構造

[編集]

相対式ホーム2面2線(ホーム長:180m[5])を持つ橋上駅である。

手稲駅管理の業務委託駅北海道ジェイ・アール・サービスネット)である[新聞 2]みどりの窓口自動券売機話せる券売機[1]自動改札機が設置されている。

跨線橋式の自由通路が目立つが、これは札幌市が維持管理する施設のため、JR北海道としての駅舎の規模は小さい。

のりば

[編集]
番線 路線 方向 行先
1 函館本線 上り 手稲小樽倶知安方面
2 下り 札幌岩見沢新千歳空港方面

(出典:JR北海道:駅の情報検索

利用状況

[編集]

「札幌の都市交通データ」によると、2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員4,526人である[5]

近年の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりである。

年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 2,469 [6]
1995年(平成07年) 3,045 [6]
2000年(平成12年) 2,449 [6]
2001年(平成13年) 2,421
2002年(平成14年) 2,388
2003年(平成15年) 2,526
2004年(平成16年) 2,686 [6]
2005年(平成17年) 2,789
2006年(平成18年) 3,283
2007年(平成19年) 3,556
2008年(平成20年) 3,721
2009年(平成21年) 3,830
2010年(平成22年) 4,014
2011年(平成23年) 4,170
2012年(平成24年) 4,293
2013年(平成25年) 4,388
2014年(平成26年) 4,426
2015年(平成27年) 4,420
2016年(平成28年) 4,548
2017年(平成29年) 4,548
2018年(平成30年) 4,581
2019年(令和元年) 4,526 [5]

駅周辺

[編集]

工業地帯の中にあり、周辺には工場が林立しているが、2000年代後半以降は大型商業施設イオンモール札幌発寒」の開業や、大規模マンション「パークスクエア札幌発寒」(住友不動産が分譲)の完成など、駅周辺の姿は変化してきている。

駅北口
駅南口
イオンモール札幌発寒
イオンモール札幌発寒
生活協同組合コープさっぽろ本部
生活協同組合コープさっぽろ本部

バス路線 

[編集]

かつては南口駅前広場や駅北口に面してバス停が設置されていた時期があったが、いずれも路線廃止や経路変更により廃止され、2021年4月1日時点では駅からやや離れた道路上の停留所を通る路線のみとなっている。 近隣にあるバス停留所は以下の2箇所。路線詳細は事業者・営業所記事参照。

隣の駅

[編集]
北海道旅客鉄道
函館本線
特別快速「エアポート」・快速「エアポート」・快速「ニセコライナー
通過
普通
稲積公園駅 (S06) - 発寒駅 (S05) - 発寒中央駅 (S04)

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b 指定席券売機/話せる券売機|駅・鉄道・旅行|JR北海道- Hokkaido Railway Company”. 北海道旅客鉄道. 2024年3月17日閲覧。
  2. ^ 本久 (2008) (P57)
  3. ^ JTB時刻表 1986年11月号 函館本線(長万部 - 旭川)のページより
  4. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、181頁。ISBN 4-88283-120-1 
  5. ^ a b c 札幌の都市交通データ 3.JR (3)JR駅の概要(札幌市内)” (PDF). 札幌市. 2021年4月28日閲覧。
  6. ^ a b c d 札幌の都市交通データブック2019” (PDF). 札幌の都市交通データ. 札幌市. p. 46・47. 2020年12月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月28日閲覧。
  7. ^ 札幌市内路線図”. 北海道中央バス. 2021年5月13日閲覧。
  8. ^ 一般路線バス|札幌市内”. ジェイアール北海道バス. 2021年5月23日閲覧。

報道発表資料

[編集]
  1. ^ 駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2007年9月12日http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/070912-3.pdf2014年9月6日閲覧 
  2. ^ Kitacaサービス開始日決定について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2008年9月10日https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2008/080910-1.pdf2015年6月12日閲覧 
  3. ^ 発寒駅・厚別駅バリアフリー化完成 改札内エレベーターを2月25日から遂次使用開始します!』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2010年2月15日。オリジナルの2020年7月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200708080806/https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2010/100215-1.pdf2020年7月8日閲覧 

新聞記事

[編集]
  1. ^ a b “新駅はや通勤ラッシュ ローカル線には代替バス”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1986年11月1日)
  2. ^ a b c “JR北海道が5駅業務委託”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2001年3月19日) 
  3. ^ “日本国有鉄道公示第88号”. 官報. (1986年9月29日) 
  4. ^ “JR北海道、委託8駅を直営に。”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社): p. 1. (1984年3月24日) 
  5. ^ “道内小売動向 年末控え出店・改装相次ぐ”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (2006年10月30日)

参考文献

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]