「大豆の種まきから味噌作りまで」第4回・畑でフレンチ ご報告
雨らしい雨が降らなかった石岡市。エンレイと青大豆は実が入らず、
山梨県からやってきた晩生の曙大豆がうまくいきそうな予感です。
来月はこれを枝豆で食べるべし!
みんなで枝豆採って食べる予定だったのに。残念。
9月16日(日)、茨城県のさちこさんの畑で、
「大豆の種まきから味噌作り」の第4回めのイベント、
畑でフレンチを開催いたしましたです。
10a(一反)の畑に大豆の種をまいた一回目。
(いつまでたっても種まきが終わらなくて気が遠くなった)
大豆の間にはえた草を粛々と取った2回目。
(予定時間内に草が取りおわらず、倒れそうになった)
大きくなった大豆の間の草を抜き、あっという間に終わった3回目。
(その後さちこさんの他の畑の草取りで暑くて倒れそうになった)
今回は、このような体験をしてきた参加者の皆さまが純粋に楽しめる企画。
青空の下、みんなでさちこさんの野菜を食べて、
シーズン後半に備えましょう!ってな「畑でフレンチ」でございました。
当日8時に畑にやってきた鈴木シェフ。
段取りよくサクサクと料理ができていきます。まるで魔法のようでした。
一番のトラブルは作ってる最中だった野菜スープのおかまが
ひっくり返ったこと。ぎゃあ~っ!野菜まだある~?なんて焦りまくるスタッフ。
シェフは余裕で「大丈夫ですよ。間に合いますから」。確かに間に合ったのでした。
そして確かに間に合った野菜スープ。しかもものすごくおいしいの。
シェフが前日とってくださったチキンブイヨンも最初にほとんどこぼれちゃったのに。
どんな魔法がかかっていたのやら。
国産小麦の農家パンをこねるみうちゃん。ちっこいもっちもちのパンが
いくつも焼き上がってました。かわいいなあ、もう。
料理を作ってくださったのは、日曜倶楽部でもおなじみの、
元THE WAKO 総料理長・鈴木康太郎さん。
いつものように、素材の味をじゅうぶんにいかして、
でもぜったいに自分では作れない、食べただけでしあわせになれる、
そんなすてきなお料理を作ってくださいましたのです。
さちこさんの畑で、BBQグリルとカセットコンロ、ポリタンクに入った水、
簡易作業台という条件のもとで作った鈴木シェフのお料理。
豪華なフレンチレストランでサービスされるお料理よりも、
なぜかとっても豊かでしあわせな気持ちになれたのは、
今まで同じ作業をしてきた仲間と、作業してきた畑の横で、
青空の下でわいわい食べたから?
それともさちこさんのお野菜の手柄でしょうか?
シェフがサーブしてくださったのですが、一応写真撮影用に盛り付け例。
ワイルドな外ごはんってな風情でございます。心と体にしみいるうまさでした。
「なんでこんなにおいしいのかなあ?」と食べた人々全員つぶやく。
的なパン。焼いただけなのにおいしい野菜。外ごはんならではの味?
誰もが驚いたフルーツカクテルは、意表を突かれておかわり続出。
ワインとスパイスと果物だけなのに、なんでこんなにおいしいの?
しかもなんでこの味? レシピを求める人々の声が畑にこだましておりました。
お料理の作り手と野菜の作り手が畑でツーショットでございます。
やっぱりね。顔が見えるって大切なこと。今失われているけれど。
ともあれ、ワイルドに焼きあげたお肉と野菜も
途中におかまがひっくり返って一から作り直したスープも
その場で発酵させた素朴な国産小麦粉のパンも
赤ワインのシロップでつけた果物も
夢のようにおいしくて、楽しいひとときを過ごせたのでございます。
さて、来月はまた畑の作業。大豆が大きくなってくれてたら、
お昼に枝豆を食べられるかもしれないねなんて話しながら、
楽しい一日はあっと言う間に終わりました。
参加者のみなさま、お肉をわけてくださったシャモの生産者のみなさま。
そして「おいし~い!!!」と皆が叫んだお料理の数々を
作ってくださった鈴木シェフ。みなさんに感謝です。
ありがとうございました。
次回は10月21日(日)開催です。
農作業の内容は未定でございます。
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