地方選挙権のない在外国民ですが、昨日の選挙結果には一喜一憂してしまいました。いえ、一
喜一
憂と表現した方がいいでしょうか・・・。
でも広島市長選挙は“広島の恥”、木へんにホワイトが当選しなくてよかった~。
とにかく、これからも私は在韓“広島人”という肩書きを堂々と使おうと思います。広島市民のみなさん、本当にありがとうございました。ええ、首都の知事にあんな差別主義ジジイが三選されてしまったので、“日本人”という表現は使いたくありませんわ。
それでは今日のハンギョレ新聞の記事です。どうぞ。あ、写真は心なしか小さくなっていますが、お気になさらないように。
日本、“極右論客”石原三選成功
» 8日に行われた地方選挙で三選に挑戦した石原慎太郎東京都知事は、勝利が確実視されると支持者と共に万歳を叫んだ。東京/ロイター・ニューシス
日本の極右政治家である石原慎太郎(74)東京都知事が三選に成功し、あと4年間東京都政を率いることになった。彼は「日韓併合は朝鮮人の選択」などの妄言を繰り返し、右傾化の先鋒に立つ人物だ。
8日、東京など13の都道府県知事選と、札幌など4の政令指定都市市長選、その他地方議会の議員を選ぶ地方選挙で、石原は出口調査の結果50%以上の支持でかなり早くから当選が確定したとNHKが報道した。
自民党・公明党などの連立与党と、第一野党である民主党が組織的に候補を支援し、真っ向対決となった5つの知事選挙の結果は、3対2で連立与党が上回ることになった。東京・北海道・福岡では連立与党が、岩手と神奈川では民主党が勝った。
東京都知事選挙の象徴性に加え、今回の選挙が7月の参議院選挙の前哨戦という点を勘案すれば、このような結果は支持率下落に苦しむ安倍晋三政権にとって、一時的には自信回復の契機になると思われる。
小説家出身の石原氏は、8年間の都政経験による高い認知度と与党の組織票を武器に、民主党や社民党が支援した前宮城県知事の浅野史郎氏や共産党が推した吉田万三候補を軽く制した。
石原はマイノリティを無視する発言や、息子を都政事業に引き入れるなど、都政を私有化したという批判に直面したが、「強いリーダーシップ」を望む日本社会の保守化の波に乗って軽く三選に成功した。彼はNHKのインタビューで「都民のみなさんの良識と都知事としての実績がこのような結果をもたらしたと思う」と話した。
東京/キム・ドヒョン特派員