先日の村野瀬玲奈さんによる仏リベラシオン紙のすばらしい翻訳にライバル心をメラメラと燃やした(?)イヴロ~ニュさんが、ドイツのディー・ヴェルトという新聞の記事を翻訳してくださいました。パチパチパチパチ。
ドイツでも安倍晋三は「タカ派」という評価のようですね(←もちろんハト派だなんて書いた記事はどこの国にもないでしょうけど)。記事の見出しにいきなり「タカ」と書かれています。あべしが変えようと目論んでいる日本国憲法も平和憲法と表記されているし。
ところでサスガ質実剛健(←勝手な思い込み?)のドイツ、まるで腹話術の人形のようなあべしの写真はちっちゃくまとめていますね。安心して元の記事を見る(私には“読む”ことはできない)ことができました。それではどうぞ。
《「タカ」が日本の新しい内閣首班となる》
安倍晋三が自由民主党(自民党)の代議員によって小泉純一郎首相の後継者に選出された。安倍は自国の平和憲法を内側から崩すことを図っている。
安倍晋三:日本の新しい親分--日本の現内閣官房長官、安倍晋三が自民党の新総裁となるとともに日本の新しい内閣首班ともなる。
この保守政治家は、自民党の発表によれば、党内投票において大多数の代議員により小泉純一郎首相の後継者に選出された。来週火曜日の臨時国会において正式に指名されることとなっている。
木曜日に52歳を迎える安倍は、自民党の右派に属し、外交政策的には「タカ派」とみなされている。とりわけ安倍は、外交舞台における日本の役割の拡大を可能にするために、自国の平和憲法を内側から崩すことを図っている。小泉の在任期間は5年であった。
【ディー・ヴェルト=オンライン:2006年9月20日付】