2021/05/23
Adobe FontsとMarketplaceフォントの件(5/24追記)
先日、モリサワフォントの大半がAdobe Fontsの提供から外される、という話があったわけですが。
今年あったフォント関連の動きをまとめてみる ※1月に起こしたエントリだけど情報取得後に随時追加中
そういえば「Marketplaceフォント」ってのがあったなと思いつつちょっとその辺の話を。
ある意味どうでもいいことや、役立つかどうかもわからないような中身を、日々脳内から適当に垂れ流しまくりつつ、今日をなんとか生き存えることを思案してます。
2021/05/23
今年あったフォント関連の動きをまとめてみる ※1月に起こしたエントリだけど情報取得後に随時追加中
そういえば「Marketplaceフォント」ってのがあったなと思いつつちょっとその辺の話を。
……廃止済みでした。終了。
……で、終わるわけにはいかんのですが。
まあもうちょっと書きます。
もともと、Adobeの各種サービスの中ではユーザーが作ったものを売るための、個別販売のマーケットがあるわけで。
わかりやすいところでいえばAdobe Stock。
あれも一般ユーザーから素材を集めて、販売し、ユーザーはそこから利益を得るけど、当然Adobeがロイヤリティをそこから取ってるもの。
他にあるのはExchangeのほうで、アプリケーションのプラグインも有料で販売する仕組みもあの中で用意されてたりするわけです。無料のものが結構あるので有料のものがどこまで売れてるのかちょっとわからないけど、開発する人も利益を享受できる可能性はあるという。
で、フォントについても、そのような仕組みを設けていたものの、気づいたら廃止していた、と。
理由はわからんですが、単純に「販売するフォントが集まらなかった」「交渉したベンダーとの折り合いがつかなかった」あたりかなあと思ったりするところ。
仕組みそのものはAdobe Fontsそのものだったみたいだし、Exchangeと同様に、無料と有料のちゃんぽん状態にするつもりだったのかもしれない、という推測もなんとなく。まあ2019年までのAdobe Fontsでそう言うのを見た記憶もないけれども。
そういやもともとTypekit名のままでサービススタート(というかまだTypekit Blogの名前のまんまだな……)、2018年の秋にAdobe Fontsへの変更をされてるわけなので、この辺からしてやらなくするような舵取りになってる気はするなあ、となんとなく推測を。
ちなみにモリサワフォント提供終了についてはメールが到着してて、そこには「継続して買うならメーカーのほうで買うか契約して」ってリンク付きで案内されてました。
いままでリタイアしたフォントってそこまで連絡はされてなかった気がするのだが、何があったのだろうかという(まあ案内を出す出さないも契約のうちかもしれないけど)。
■2021.05.24追記:
もうちょっと記事探してたら、Typekit Marketplaceに関する件がまだ残ってたのがわかったという。
Typekit Marketplaceを発表!クリエイターとフォントデザイナーをつなげる場に
2016年発表2019年終了って、まあ息が短かったんだな……リタイアしたRosettaとかも入ってたようなので、やっぱりサービスモデル的に駄目だったのだろうかなという感じ。
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