2005/11/19
SYM RVシリーズのシートは斜め開閉です。こんなふうに。
ただ、これには多少の欠点があって、サイドスタンド(標準装備)を使っていたり坂などで停車している場合には固定できないという問題があったり。今年後半あたりからは改良されているようではあるんだけど、うちのは2004年上半期設計のモデルなんでそこは甘いまま。しょっく。
てことで、シート用のダンパーを入れてみることに。
購入先は、SYMに力を入れている天神川ファクトリーさんが最近出展した関東のショップバイクショップ COCODEBIKEさんから。厳密には通販サイトのココデパーツで取り扱いをしている「SYM RVシリーズシートダンパーキット」を入手し、そのまま利用。もともとは汎用品を使おうかと近所のホームセンターなどを回ったんですが、ダンパーそのものがないので断念。つうかダンパーって普段どこで売っているんでしょうか(´・ω・`)
実は購入前に問い合わせしてます。理由は通販で書かれているコメントが気になったため。
※注意※年式によりメットインスペースの形状が異なり、取付け困難な車両がございます。ご購入前に一度お尋ねください。
てことで夜中にこっそりと問い合わせをしてみたんですが、営業時間直後くらいには返事がきてました。まあ、早い。
RV180EFIは後期型のメットインBOXですのでメットインBOXを車体から取り外して裏側から取り付け位置を決 定して穴開け加工をする事になると思います。
年式が変わっても基本的にボックス形状、シート形状は同じですのでシート裏の凸凹などを見て頂ければおおよその場所は分かって頂けると思います。
すでに今の車両でも後期型ということになるのか、しらなかった(´・ω・`)
多少面倒であると言われたけれども取り付け自体ができないわけではなさそうなので、夜中にさっくりと通販処理。
やっぱり太陽が天井真上になる頃には発送処理の連絡がきました。問い合わせから2日目には到着。なんて早い。
つっても平日に取り付けする時間はなかったので、今日取り付けたわけですが(´・ω・`)
なにはともあれ、通販サイトの画像を参照しながら取り付け。
まずはシート側に金具をさっくりと取り付け、おもむろにダンパーを装着。
このへんは特に問題なく。つってもそもそも固定ができないシート側にタッピングビスでの装着なんで、それ自体の取り付けが結構不安定でめんどうです。
その後は、メットイン側の位置を確認。これをミスると結構悲しい状態に陥りそうなので、いくら通販サイトを参考にするとはいえ、きちんと確認しておかないと結構怖いです。
およその位置を確認したら、金具をあてはめておいてネジで取り付け。メットインを車体から外そうか迷ったけれど、これで失敗すること自体悲しいことになりそうなのと、そのままでもなんとかなりそうだったので、慎重にドリルで穴を開けつつやってみることに。
ドリル刃には、手持ちで最小の0.8mmを利用。んで、見ての通り斜めにツッコミ。無論ネジも斜めにツッコミ。……強度に多少問題がありそうな気がしないでもないですが、メットイン形状から考えるとどっちにしろ斜めになりかねなさそうだったので見て見ぬふり。
つうか、この手前の出っ張りではまっすぐは無理。なんでこんな形になったんだか(´・ω・`)
ともあれ、気を落とさずに最後の処理。ハメコミだけですが。
てことでメットインスペースを取り外すことなく、なんとか終わりました。というか、よく手持ちの工具だけでなんとかなったな。
もうちょっと引くとこんな感じ。
てことで、インプレ。
●よくなった点
シートが勝手に閉まらなくなった
●わるくなった点
ダンパーの長さの都合でシートが完全に開かなくなった(
95~97%くらい)
いままでは「がばっ」と手で開けられたけど、開けられなくなった
ダンパーが引っかかって、手で微調整しないと一発でシートが閉まらなくなった
……デメリットの方が多いじゃんか orz
でも、いままではシートが閉じるのを手や体で押さえてなんとかしてたことを考えると、きちんと止まるのは非常に有り難いです。勝手に閉まりそうになるだけでも結構あぶないもんなんで。
後のことはそのうち慣れるでしょ。そんなたいしたことでもないし。