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Mac版の永続版MS Officeのサポート期限はWindows版と同等ではない

……ということを真面目に知らない人が世の中多数いるらしいので、警告がわりにかいときます。

というかですね、Officeの専門家的なところの人間とか、Macバリバリわかってるぜーってドヤ顔してる人が結構知らないというところがあるわけですよ、この事実。


まあ公式情報確認すれば一発で分かる話で、それを見れば薦められるタイミングはきわめて限られる話ではあるんですが。

で、なんでWindows版と同等ではないかっていうと「サポート期日はメインストリームのサポート終了日までしかなく、延長サポートがないため」っていうのが理由。
なのでリリースから5年程度でOS対応が終了する、という現実を考えておかないといけないところ。


この辺については、公式にある「製品のライフサイクルの検索」で検索すればあっという間にわかる話。


製品のライフサイクルの検索



実際に「Office 2016」や「Office 2019」などのキーワードで検索すれば、各バージョンとしてのサポート終了日はきっちりと分かる状態になってます。


201208_OfficeMac_1

201208_OfficeMac_2



Macのところを見るとわかりますけど、延長サポートの終了日についてはどれもこれも「該当なし」。
Office 2016についてはmacOS 11.0 Big Surリリース前にメインストリームのサポート終了なので、当然、11.0には対応しないってことになります。


まあmacOS自体はリリースから3年しかサポートしないうえで、3年目に突入するとApple純正ソフトすらも対応を外しているという現状を踏まえると、まだ記載年内サポートしてくれるだけ良心的、ともいえるところではあるんですが、それでも期限としては短め、ということがあるわけで……。


いずれにしても導入時期が遅くなればなるほど、永続版導入としてのメリットはきわめて低くなるわけなので、時期と価格、ついでにいえば同時にインストールと認証する環境を考慮して何を使うべきか、という点を考えて、慎重に導入しなければならないってところです、はい。



まあリリースから5年でサポート終了ってところでいえば、Acrobatの永続ライセンスはOS問わず同じだったりするんですが。なのでAcrobatも、利用期間考慮してサブスクにするか永続にするかをきっちりと考えて導入しないと損します。

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