時透無一郎 単語

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トキトウムイチロウ

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「柱の時間と君たちの時間は全く価値が違う」
「少し考えればわかるよね?」

時透無一郎とは、「鬼滅の刃」の登場人物である。

CV:河西健吾

概要

時透無一郎

殺隊最強剣士『柱』の一人、霞柱。身長160cmに体重56㎏という小柄かつ華奢な体をした柱最年少の14歳
まで届くほどのい長浅葱色の毛先をした中性的少年。いつもぼんやりとした様子をしており、どうでもいい考え事をしていることも。その上、初めて姿を見せた柱合裁判においても「すぐ忘れるので」という理由で関せずの、悪い言い方をすれば関心な姿勢を見せる。

こうしたマイペースな性格をした人物である一方で、非常に攻撃的な面の持ちでもある。先述の裁判が終わろうとした矢先に、なおも不死に食い掛る炭治郎に石礫を浴びせたばかりか、刀鍛冶の里においては自分よりも年下の子供に対しても容赦なく暴力を振るう場面も。加えて、かなりの毒舌の持ちでもあり、その舌先から情け容赦ない言葉のを放つ。そればかりか、その行動方針もオブラートに包んだ言い方をすれば合理的そのもの。だが、あまりにも正し過ぎるため炭治郎「配慮が欠いていて残酷」とのこと。ただし、彼の口にする言葉には悪意の類が一切籠められていないとも。
それでも柱を含めた他の隊員同様、殺隊としての強い誇りと使命感を持っており、お館様である産屋敷耀哉への敬の念も強い。上記の通り、冷と言ってもいい考え方をしているが、の非に対しては強い怒りの炎を燃やし、そして弱い人々を守るためならば己の身をとしてすこともいがない。

また彼は記憶喪失であり、半死半生の傷を負って産屋敷邸に保護されるより以前の記憶を失ってしまっている。その記憶保持にも難が生じてしまっており、前述したように柱合裁判にて「すぐ忘れる」と口にしていたのはこのため。加えて、普段の一人称だが時折と呼ぶこともあるように、その口調も安定していない。そうした身の上ゆえか、大勢の人間からその身を案じられている。
ただ一つハッキリしているのは、彼が日の呼吸の使い手の末裔だということだが・・・?

刀鍛冶の里にて炭治郎と幾度か言葉を交わすうちに微かな変化が生じ、それと共に炭治郎が口にしていないはずの言葉が存在しない記憶として彼の裏に浮かぶのだが・・・?

戦闘能力

「いやできる」
はお館様に認められた」
殺隊霞柱時透無一郎だから」

を手にしてたった二かで柱に登り詰めた天才(通常ならば最速でも二年はかかる)。それを可としたのは、血反吐を吐くような修練を積み重ねてきたが故の賜物でもある。
彼の着ている隊は身の丈に合っておらず大きめだが、これは体の線をわかりにくくすることで自身の動作や間合いを敵に悟らせないようにする意図があってのこと。
そんな麒麟児である彼の弱点を敢えて上げるとするならば、急速に駆け上がったが故の戦闘経験の乏しさか。

日輪刀

無一郎の持つ日輪の柄に身、そして金縁の四を重ね合わせた鍔をしたオーソドックスな日本刀。当初は井戸CV:斧アツシ)という老刀鍛冶が彼のを打っていたのだが、彼の死後は鉄穴森鋼蔵がその跡を引き継いでいる。

鎹鴉

CV釘宮理恵

無一郎の。無一郎にゾッコンな雌で名前。かなり高飛車な性格をしており、無一郎以外に対する当たりがキツく、底的に見下している。そのため、炭治郎をして「全力で悪意あるな・・・」と思わせるほど。そればかりか、他の鎹たちとの仲も悪く、特に炭治郎の鎹との折り合いは最悪の一言に尽きる

霞の呼吸

無一郎が用いる全集中の呼吸の呼吸からの生であるが、古い歴史を持つ。独特の移動術が特徴。

壱ノ型 垂天遠霞

に構えた状態で放つ突き技。

弐ノ型 八重霞

幾重にも重なる撃を放つ連続技。

参ノ型 霞散の飛沫

周囲を薙ぎ払う回転斬り

肆ノ型 移流斬り

流れるように素く敵の懐に滑り込み放つ撃。一見するととは何の関係もなさそうな技の名前だが、ファンの間では"移流"という気現象名前の由来では、と推測されている(一応"移流"という言葉自体も物理学や気の用語だが)。

伍ノ型 霞雲の海

前方へ突撃すると共に、辺り一面を覆う大量のの如き高速の連続り。対した上弦の鬼の言葉を借りれば「素みじん切り」だが、迫り来る攻撃を裂する攻防一体の技でもある。

陸ノ型 月の霞消

宙高く跳躍しての広範囲に渡るり込み。その驚異的な速度と攻撃範囲はさながら周囲をで包み込むかのよう。

漆ノ型 朧

無一郎が独自に編み出した技。大幅に緩急をつけた動きにより敵を攪乱し、く間に相手の懐に潜り込みせる。

家族構成


ネタバレ注意

ネタバレ閲覧の権を他人に握らせるな!!
この項は、ネタバレを多く含んでいます。
閲覧の際は自己責任猪突猛進!!猪突猛進!!

 

 

 

 

 

 

 

「人のためにすることは」「巡り巡って自分のためになる」
「そして人は」「自分ではないかのために」
「信じられないような力を出せる生き物なんだよ」「無一郎」

CV杉山紀彰)、沼倉愛美

無一郎の両であり、い瞳を持った杣人(木こり)。無一郎の回想から共に心穏やかな人柄が伺える。二人とも生きていた頃はその手伝いをしながら暮らしていたが、具合が悪いにも関わらず働き続けた理が祟ってしまったせいでは体を壊してしまう。あるの日にそんなのためにを採りに行ったが、崖から転落。帰らぬ人となってしまった。もそのまま風邪をこじらせてしまったせいで炎となり死去。無一郎、十歳の頃の話である。

記憶は失われてしまっていたが、炭治郎の何気ない言葉がきっかけとして覚めようとしていた。と同じい瞳を持つ炭治郎が無一郎の裏にての言葉を口にしていたのはこの予兆であったと言える。
そして、彼の家族は両以外にもおり・・・・・・

  • 時透有一郎

「無一郎のは"無能"の""」
「こんな会話意味がい」「結局過去は変わらない」
「無一郎のは"意味"の""」

CV:河西健吾

無一郎の双子。茫洋とした無一郎とは正反対で、常に険しい表情を浮かべており、口にする言葉も刺々しいものばかり。論、無一郎に向けられる言葉も例外ではなく、何かとなじられることが多かった。両の死後、二人きりになってからは息が詰まるような日々だったという。そんな頃に産屋敷の妻であるあまねが来訪。二人の先祖と殺隊の存在を伝えるも、有一郎が追い払ってしまう。そればかりか、無一郎の鬼殺の剣士への憧れとそれと共に抱いた志さえも全否定。これにより兄弟仲は険悪なものとなり、以降も足繫くあまねが訪ねてくる度に有一郎は追い返し続け、ついには彼女を浴びせる。これによって喧嘩になってしまい口さえ利かなくなってしまった。

ここまで見ると、に対する思いやりのかけらもない冷たく薄情な人間のように見えることだろう。だが、実際は亡き両同様に無一郎のことを想っており、無一郎自身も元々は有一郎のことを慕っていた。彼がこのような態度となってしまったのも、清く正しく生きてきたはずの両が何者にも守られることなく死んでしまったため、自分が無一郎を守らなければと日々必死に生きていた。しかし、本来は繊細な心の持ちである有一郎にとってそれは常にり詰めた日々を送るも同然だったので、いつからか余裕がなくなってしまっていた。

無一郎がそんなの本心を知ることができたのは、彼の死の間際に直面したことのよって。
うだるような暑い、思わず戸を開けて寝てしまったためにに襲われてしまう。幸いは無一郎の逆鱗に触れてしまったことによって実質的に彼に始末されてしまったが、二人とも瀕死の重傷を負ってしまった。これにより有一郎の命のが消えようとする中で、彼の口から出た言葉は無一郎の事を願う気持ちとへの偽らざる想いであり、そこに秘められていたのは無一郎への謝罪と後悔であった。
無一郎、十一歳。今度こそ一人になってしまった彼は生き地獄を味わいながら記憶さえも失われてしまった。

「わかって・・・いたんだ・・・」
「本当は・・・・・・」
「無一郎の・・・""は・・・・・・」

「"無限"の」「""なんだ」

余談だが、木こりとしての仕事事も有一郎の方が上手であり、何でも器用にこなしていたという。反対に無一郎は下手くそであり、毎日のようにに叱られていたそうな。記憶を失っていた間の無一郎の罵詈雑言は明らかを受けており、それはが自分を守ってくれていたと後に思うようになった。

そうして記憶を失う前の家族された日々を取り戻し、記憶を失ってからの多くの人々に支えられてきた日々を胸に、無一郎は新たな力を発現させるのだった---
それからの彼は年相応の顔を多く見せるようになり、以前にべて多弁になった。ただし仁義なき毒舌は健在である。














の先よりのネタバレ注意喚起せねば・・・
作法というもの・・・

私の・・・言いたいことは・・・

わかったか・・・















無一郎は日の呼吸の使い手の末裔であるという。それは間違ってはいない。しかし、正しいわけでもない。正確に言うならば"日の呼吸の使い手の血縁者の末裔"である。

無一郎の先祖の名は継国巌勝日の呼吸の使い手である継国縁壱双子。そして、またの名を十二鬼月最強、上弦の黒死牟
なお、彼の正体が明かされた時点で黒死牟こと勝と縁壱の二人が双子であるどころか、そもそも日の呼吸の使い手が何者かなどの情報がまだ開示されていなかったため、読者ミスリードを誘ったことは想像に苦しくない。

余談

  • ズンビッパ組などない!
    そもそも何のことかと言うと「鬼滅の刃公式ファンブック 殺隊見聞録」にて無一郎と山の王こと嘴平伊之助の出身地が間違って同じ山の出身として掲載されてしまっていたことがきっかけ(無一郎は現在東京神奈川との間にある信山之助が奥多摩大岳山)。そのため、公式ツイッターにて2枚の掲載情報訂正告知イラスト開される。一枚が"二人きりになったら全く喋らない距離感。""おたがいに好きでも嫌いでもない様子。"という解説文と共に静かに隣り合っている二人のイラスト。そして問題は二枚目。"同じ山の出身だった場合こうなるはず。""こうならない二人は同じ山の出身ではないということになる。"と解説されている二人は、お互いに肩を組み全く似合わない満面の笑みを浮かべながらVサインをしている姿が描かれていた。そして、下の方で小さく描かれている作者から発せられた言葉がズンビッパである。意味はわからんが、とにかく印に残る言葉であるために、いつしか二人がこう呼ばれるようになった。
    ズンビッパと。
    • もっとも、作中での接点は柱稽古の時ぐらいしかなかったが。それでも死後に思い描いた団欒に善逸共々に出てくるぐらいには印に残っている様子。でも「キメツ学園」時では安定の塩対応>両方
  • 無一郎の好物はふろふき大根。端的に言えば輪切りにして茹でた熱々の大根味噌を塗ったものだが、人によっては本作で初めて知ったという人もいるのではないだろうか。え?俺だけ?
    • ともあれ、無一郎にとっては思い出の味であるらしく、特にの作ってくれるふろふき大根が好きだったようだ。ところで、回想シーンで有一郎が大根を切っていたが、やっぱり・・・・・・
  • 無一郎はよく他人を動物に例えることが多い。例外は、白樺の木の精に例えられた産屋敷あまね置き物=機物に例えられた冨岡義勇
  • 何かと乱暴な印の強いの有一郎であるが、実際に彼が暴力を振るうような場面などなく、せいぜいがあまねぶっかけたぐらいしかない。それどころか、の無一郎を怒鳴っている時ですら手を上げるような暴挙に出なかった。むしろ上述のように無一郎の方が暴力であり、「キメツ学園」時においてすら"すぐ手が出る方"として区別されるほど。
  • 作中にて壮絶な最期を遂げてしまった無一郎だが、その死によって彼の鎹である子は悲しみのあまり瘦せ細り弱ってしまったという。彼女の無一郎に対する想いが伝わってくる。
  • 独特な歩法が持ち味のの呼吸だが、無一郎自身の足の速さは意外にも下から二番。むしろ人外じみているので、むしろこれが均的か。ちなみに最下位はこの子

四位「いや別に
   実戦は俊足じゃないですから
  ねえ」

七位「そうだその通り」
  「技とは俊足ではない」

関連動画

「何言ってるの?君たちは駄だよ」
・・・などと言われないように、動画視聴の際はマナーを守って、なおかつ時間と相談してお願いします。

関連静画

左右対称に見えないよ下っ手くそだなあ」
※あくまで個人の感想です。ともあれ、こちらも閲覧の際は節度を守ってお願いします。

関連項目

が何の為に生まれてきたかなんて
 そんなの自分でちゃんとわかってるよ」
は」
幸せになる為に生まれてきたんだ」

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  • 53 ななしのよっしん

    2024/04/13(土) 15:43:58 ID: T/8y2vMGai

    退場終盤だけど、年齢的にすぎるよな。

    経験が積んでたらどれほどの強キャラになっていたのか、気になりすぎる。

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  • 54 ななしのよっしん

    2024/06/03(月) 19:36:24 ID: tQGkwn6Y0/

    玉壺が時透くんに舐めプしてトドメを刺さず鋼塚さんに執着して全に時透くんの事を忘れてた&痣ブースト(あと相手との相性)もあるけど、柱の中で一上弦を単身で倒せたのは凄いよな。

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  • 55 ななしのよっしん

    2024/09/30(月) 18:58:43 ID: Nz0gzxMkgy

    映画黒死牟戦やるのかぁ・・・結末がわかってると少し見るのが怖い

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