ファフナーとは、XEBEC原作・制作のオリジナルアニメーション作品、『蒼穹のファフナー』シリーズに登場する人型機動兵器の総称である。
名称の由来は、ワーグナーの戯曲『ニーベルングの指環』に登場する巨人族「ファフニール(ファーフナー)」。(源流は北欧神話に登場する、自らが奪った財宝を守るために竜と化したドワーフ)
宇宙より飛来し、地球人類に対して「同化」か「殲滅」による侵略を始めたシリコン型知的生命体「フェストゥム」。超常の力を振るう未知の存在である彼らとの絶望的な戦いのなかで、生存を勝ち取るべく開発された巨大人型兵器が「ファフナー」である。
「同化」の脅威のみならず、人の思考を読み取る読心能力や空間歪曲を攻防に駆使するほか、レーダー類も無効化し、核(コア)を破壊しなければ再生してしまうフェストゥムとの戦いは、人類にとって圧倒的不利でしかなかった。現行兵器がほとんど通用せず、有視界での戦闘を余儀なくされた人類は「ファフナーと一体化し、思考を隠して戦う」という戦法に希望を見出した。
パイロットは「ニーベルング・システム」によってファフナーと神経系を連結し、脳に「シナジェティック・コード」を形成することで機体と一体化して戦う。半催眠状態となり、人間の脳の深奥――攻撃本能を司る〈R領域〉=「爬虫類の脳」を覚醒させ、引き出した攻撃性とファフナーを直結することで、思考の防壁で読心を防ぎつつフェストゥムにダメージを与えることが出来る。
開発組織や技術系統の違いによって異なるモデルが複数存在する。アルヴィスが開発したものと、新国連人類軍の開発したもの、大きくふたつに分かれている。
アーカディアン・プロジェクトに基づき、アルヴィスの研究員・技術者によって開発が進められたファフナー。〈エーギル・モデル〉〈ティターン・モデル〉〈ノートゥング・モデル〉の3種類が段階的に開発されてきた。
最大の特徴は、ミールの欠片を封じた「コア」をメインシステムに使用している点であり、これによって読心・同化・空間歪曲への抵抗力を備えるため、対フェストゥム戦力として他と一線を画す性能を発揮する。コアも適合できるパイロットも数が限られるため、大量生産は考慮されていない。
これらの機体に乗ることのできるパイロットは、体内に特殊なフェストゥム因子を移植された人間に限られ、また要求されるシナジェティック・コード形成率が極めて高いため、適正条件を満たす者は非常に希少。竜宮島では、アルベリヒド機関の人工子宮で培養段階から因子と染色体レベルの融合を行うことで、過去のような遺伝子汚染への免疫を与えると共に、人為的にコード形成値の高い子供を誕生させている。
しかし研究過程の技術であるため、機体に乗るたび因子の増大でパイロットの染色体異常(=同化現象)を促進させ、寿命を縮めてしまう(最終的に肉体が結晶・崩壊し、死に至る)という甚大な負荷が前提にあった。(搭乗中はパイロットの瞳が赤くなるが、これが元に戻らなくなるのが同化現象の初期症状のひとつ)
元々は、各機のクロッシング(=思考共有)によって読心を回避しながら部隊運用を可能にするための、「ジークフリード・システム」と一体型の画期的なファフナーとして開発計画がスタートしたが、パイロットへの極端な負荷が避けられず、やがてこれをファフナーと分離させ独立した全統括システムとして指揮系統を構成する方針へ転換した。
機体とその情報を守るために小型の大威力気化爆弾「フェンリル」が内蔵され、主に(劇中ではほぼ脱出不能の状況で)自爆用途で使用される。
【概要】
作中で最も多く登場する機体モデルであり、竜宮島防衛における主戦力。名称の由来は楽劇『ニーベルングの指環』に登場する英雄・ジークフリートのもつ霊剣ノートゥング。設計・開発者は羽佐間容子、近藤彩乃、皆城公蔵ら。
アルヴィス開発のファフナーとしては3世代目。どこか爬虫類を連想させるような四肢のフォルムなど、曲線と直線が有機的に融合したデザインが特徴的。ジークフリード・システムを分離したことで、後述のティターン・モデルから機体サイズが小型化され、全高35m前後となった。
欠番機となったものを含め、劇場版『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』(以下「HAE」)までに13機がロールアウトし、EXO開始時点ではさらに3機が新造されている。
特有の機体構造として、コクピット・ブロックが下腹部に位置し、上下前後の反転した状態(内部はほぼ無重力状態)で搭載されている。これは人の母体が子宮に胎児を抱くかたちで、その位置が最も安全であるため。
装甲は、外側のセラミックと内側の金属の間に衝撃吸収剤(重層水銀)を挟んだ積層装甲板になっている。
ファフナー全機を統括指揮・管理する「ジークフリード・システム」によるバックアップを前提に、読心を防ぎながら相互に連携して竜宮島を防衛することが主眼のため、通信機能も最低限のCDC直通無線のみ。(機体間では射出接触式のケーブルを用いる)
【特徴】
シナジェティック・コードの影響で、搭乗時は「変性意識」によりパイロットの精神に変化が表れる。これは普段と異なる思考を前面に出すことで心の防壁として機能する。その変化の性質や度合いは個人差が激しく、まったく変わらない例外も存在する。
機体との一体化を追求するため、機体損傷が痛覚に反映されるほか、コード形成に伴う精神の変化(≒変性意識)を受け入れ、別の自分(ファフナーそのもの)になる意識が求められる。パイロットたちは日常的なメモリージング(無意識下での催眠学習)によって、ノートゥング・モデル操縦に適応するための知識を身につけている。それ以外の者では、伝達される巨体の重量感や表面の皮膚感覚までダイレクトに受け取ってしまい、変性意識にも耐えられないため、ただ乗り続けていることすら困難。
小説版の設定によれば、その真価は接近戦で最大に発揮される。フェストゥムの同化可能領域まで踏み込むことで「被同化状態」となり、侵蝕を封じつつ敵の展開する高次元防壁を突破して有効なダメージを与えることが可能。だがこれは同化される一歩手前の状態でのせめぎ合いのため、大きなリスクを伴う。(※アニメでは明示されないが、踏襲しつつ省略されていると思われる。ちなみに、撃破の可能性が最も高い手段であって絶対条件ではない)
【性能の発展】
TVシリーズ最終局面「蒼穹作戦」では、遠隔地での運用、システムと担当者の不在、もたらされた技術革新などの要因から、ジークフリード・システムのプロトタイプが分割・改良されて参加機に内蔵された。これは僚機間で相互にクロッシングすることで機能と負荷を分散維持するもので、被ダメージの痛みも全機で共有してしまうほか、一機でも欠けると支障をきたすようになっていた。
HAEでは、重ねられた改良で基本性能が大きく向上し、従来のワームスフィアー程度ならば直撃してもほぼ損傷を負わないまでになっている。また、内蔵されたジークフリード・システムも欠点を補う改善が成され、後発機を含めた全機によるクロッシングが可能となった。同化現象の抑制も更に進み、搭乗中も瞳が赤くならない。
EXO開始時点では、ジークフリード・システムが再び分離された全統括型に戻されたほか、第三改良型の〈AA〉(ダブル・エース)シリーズとなる3機が新たに建造されている。
また、EXO第3話におけるエメリーと竜宮島コアの接触以降、全機体のポテンシャルアップ、本来の動力を必要としない半永久稼働、さらにパイロットへの強力な同化抑制など様々な変化が引き起こされ、機体そのものがブラックボックスと化した。
【主な運用隊形】
単機=〈ローンドッグ〉…単独戦闘 / 2機=〈ツインドッグ〉…基本連携 / 3機=〈トリプルドッグ〉…横一列 / 4機=〈クロスドッグ〉…前後左右
※小説版では全12機による〈アルトドッグ〉が想定されている。なおEXOにおいては、5機での接敵時にCDCの報告で使用されている。
戦闘で担う役割毎に異なるタイプが設計され、パイロットのもつ因子との適合性、メディテーション(瞑想状態での心理訓練)による診断などを考慮して最適な機体が選ばれる。さらに個人が発揮する適性や変性意識下での傾向を踏まえ、適宜装備の選択や運用方法の変更がされる。
【タイプ分類】
1~3・11~14番機…〈近接戦闘型〉※ / 4・8~10番機…〈中距離支援型〉 / 5・15番機…〈防御特化型〉 / 6~7・16番機…〈空戦特化型〉 ※正確には13番機はワンオフ機(後述)
【全タイプ共通の標準装備】
短剣型列雷「マインブレード」(下腿部内蔵) / ハンドガン「デュランダル」(腕部マウント) / 高熱ワイヤー「レージングカッター」(両腕部内蔵)
【汎用武装一覧】
EXO序盤の戦いの中、ファフナー・パイロット達に芽生えた新たなる力。フェストゥムが引き起こし行使する力と同じ「超次元現象(Super Dimensional Phenomenon)」を、パイロット毎に固有の限定的な特殊能力として発現する。島外では発揮されていないことから、竜宮島防衛専用の力と言える。
ファフナーでこの能力を発揮することにより、対フェストゥム戦の常識を大きく覆す”新次元戦闘”が可能になった。
しかし、同時にパイロットたちには従来と全く異なる新しい同化現象が進行し始め、それぞれに未知の苦しみに見舞われていくことになる。アルヴィス内・ウルドの泉に発生した11本の「ゴルディアス結晶」の柱、その出現と同時に発現した〈SDP〉、そしてそれに伴う「新同化現象」。これらは極めて密接に関係していると思われるが……?
【概要】
TVスペシャル版『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』(以下ROL)に登場の機体。名称はギリシア・ローマ神話の巨神たちの総称に由来。設計・開発者はミツヒロ・バートランドと日野洋治。機体開発コードは、TSX-001(~004)。
ノートゥング・モデルの前身となったプロトタイプであり、全四機が存在した。動力炉の小型化が実現し、ゼロファフナーの約半分、後のノートゥング・モデルより一回り大きい程度のサイズとなっている。すべての機体に深紅色のカラーリングがされた。ジークフリード・システムを機体に内蔵し、二機一組でクロッシングを行うことで読心を防ぎつつ、連携して戦闘を行う。後のノートゥング・モデルとは構造やシステム面に多々違いがある(機体サイズ差/コクピットが胸部/接続機器がニーベルングのみ)が、基本性能は近く、同様にパイロットに変性意識が起こり同化現象が促進される。
【特徴】
なによりもファフナーとジークフリード・システムの二重の負荷が掛かるため、ノートゥング・モデルの数十倍の速度で同化現象を進めてしまうことが最大の問題点。そのため、一度の戦闘に制限時間(最長15分間)が設定され、持ち時間をパイロットふたりで分け、ひとつの機体を交代で運用することになっていた。また、当時は海中でフェストゥムの活動が確認されていなかったため、離脱手段として海中移動用の装備が標準搭載されている。
このティターン・モデルを用いた戦いは過酷を極め、最終的に戦闘での犠牲よりも同化現象の進行で全身が結晶化・崩壊していなくなった者が多かった。
【パイロット】
将陵僚、生駒祐未、立木惇、柴田小百合、船橋幸弘、柳瀬徹、村上剛史、鏑木早苗
【L計画】→[予期されるフェストゥムの竜宮島襲来を遅らせるために、陽動による危機回避プログラム「L計画」の主力として、開発されていたすべての機体が実戦投入された。あくまで生還を想定したものだったが、絶望的な推移をたどり、作戦遂行過程の戦闘で二機が大破、残り二機も脱出時に敵の襲撃を受けて目的上帰還が叶わなくなる。最後に残った一機が同化を逃れ竜宮島へ情報を残すため自爆し、パイロット含め参加者はひとりも帰還が叶わなかった。]
【主武装】
ガンドレイク / ミサイル・バルカン砲2門×2(両腕部ウェポンベイ内蔵) / サイレーンド(背部・海中潜行装備)
【概要】
劇場版『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』に登場。名称の由来は、北欧神話の海神エーギル。機体開発コードはAGX(通称:ゼロファフナー)。設計・開発者は西尾行美。
瀬戸内海ミールをコアに使用し、「ジークフリード・システム一体型プロトタイプ・ファフナー」として開発された試作機。実験機となった一機のみが存在する。その後のモデルと違いパイロットが二人の複座型。
ファフナーの研究開発に技術革新を起こした画期的な機体だったが、動力炉が小型化される前だったため体高が100メートル近く、扱いづらかった。更に起動実験でコア制御に失敗し暴走、ワームスフィアで周囲を消失させパイロットも死亡する事故を起こし、実用化は見送られる。以後は機体がアルヴィスの補助システムに転用されていた。
開発者の孫であり、かつて犠牲となったパイロット夫婦の遺児、里奈と暉の搭乗機として第二次蒼穹作戦の遊撃戦に投入される。
[EXODUSでは海神島上陸作戦において、里奈と暉の二人をパイロットとし再び投入される。ベイグラントの侵攻を水際で受け止め、同化の為に伸ばした触腕を破壊するも、負担により暉が消滅。第四次蒼穹作戦においては新たに鏑木彗をパイロットとし、ベイグラント攻略の要となる。カノン式増幅装置が搭載されており、パイロット2名のSDPを発動することができ、その相乗効果により人工衛星に寄生したベイグラントを地上に「引き寄せ」叩き落とすことに成功した。]
【主武装】
振動共鳴波×2(両掌発振器)/レーザーパレット(機体全身各所内蔵)/イージス(両肩)/大型サイレーンド(背部・海中潜行装備)
【概要】
TV第二期『蒼穹のファフナー EXODUS』に登場。EXODUS初期から開発が示唆されていた「コア搭載型無人機」。
「スレイプニール・システム」を搭載した有人ファフナーで4機1組を遠隔操作する。自立型であり自己判断で行動するため、動きの全てをコントロールする必要はない。また、過去のノートゥング・モデルの動きを学習しており、その動きを真似ることもある。ノートゥング・モデルより一回り小さい。飛行機能も備えている。かわいい。
システム搭載機のSDPの影響も受け、マークドライ指揮下では実体ある幻として増殖し、マークアハト指揮下の機体は修復・同化代替の媒介になる。
スレイプニール・システムはジークフリード・システムを応用したもので、システム自体にも小さなコアが搭載されているため、システム搭載機の搭乗者には二重の負担となる。
【システム搭載機】
マークドライ(要咲良)、マークアハト(近藤剣司)
【概要】
EXO終盤から登場する、アルヴィス最新のファフナー。名称の由来は、北欧神話の「永遠に戦い続ける、死せる戦士たちの魂」。[命名者でもある羽佐間カノンによって、設計データがアルヴィスに託された。]
対フェストゥム戦における殲滅力の追求とも生還率の向上とも違う、「パイロットの消耗を防ぎ、一分でも長くファフナーに乗せる」ことそのものを目的とする、従来機と根本から異なる思想に基づいて設計された機体。新同化現象への対抗策が取り入れられている。
最大の特徴は、パイロットとファフナーのコアをクロッシングさせるべく構築されたシステム。「カノン式アクセラレータ」により、ウルドの泉にて生命の情報を集積し続ける「ゴルディアス結晶」に連なるコアとパイロットをリンクさせることで、結晶の成長とSDPの発揮を補助ないし強化するものと思われるが、存在が明かされた時点では性能を含め詳細不明である。
基本的にノートゥング・モデルを改修したものとなるが、ここではBEYONDにおいて改修・新造したもののみ掲載する。
【概要】
元アルヴィス所属の二人の技術者を中心に新国連で開発された、フェストゥムとの最終決戦用ファフナー。名称はドイツ語の「救世主」を意味する。設計・開発者はミツヒロ・バートランドと日野洋治。
開発者それぞれの設計思想が色濃く反映されており、従来の人類軍ファフナーとは根本から異なる存在。同一モデルでありながら対をなすコンセプトの〈マークザイン〉〈マークニヒト〉という2機が製造された。アルヴィスのファフナー同様、ミールの欠片の内蔵を前提に設計され、どちらにもノートゥング・モデルから接収したコアが移植されている。
【特徴】
コアを利用する点は同じだが、従来のように「敵の力を防ぐ」ためではなく、可能な限り「敵そのものになる」ことを目的に開発された。そのため、あらゆる武装と同化して威力を増幅するばかりか、フェストゥム自体までも同化することができ、現存するどの機体をも凌駕する驚異的性能を誇る。
一方で、発揮する能力に比例して搭乗者の同化現象も爆発的に加速させてしまう。また、同化能力を行使するには、ファフナーとの一体化で「違う自分になる」ことの先、自分の一部が「違うモノになる」ことを受け入れる精神が必要とされ、シナジェティック・コード形成数値が高いだけでは真に使いこなすことができない。
理論上は、これをさらに発展させ「存在自体が別のモノになる」感覚を受け入れることで、最大のパフォーマンスを発揮するとされているが、それに耐えられる人間が現れるのか(いたとして、人でいられるのか)は不明。
【主兵装】
ホーミングレーザー発振器×2(両肩背部ユニット)/同化ケーブル×6(両肩背部・翼状アンカー)
作中の世界においてはこちらが一般的なファフナーであり、量産されて世界各地の戦線へ配備されている。本編(TVシリーズ第一期)では〈グノーシス・モデル〉〈メガセリオン・モデル〉〈ベイバロン・モデル〉の3タイプが登場(「新国連製」としては前述の〈ザルヴァートル・モデル〉を加えた4種となる)。設定上は他にもバリエーションがあり、宇宙戦仕様のファフナーも存在する。
基本的にミールの欠片をコアとしていないため、パイロットに同化現象などの深刻な負荷や、変性意識のような副次的な影響はほぼなく、アルヴィスのファフナーに比べ低いシナジェティック・コード形成率でも扱える。接続機器も少なく、一体化も緊密でないため痛覚の同調もない。
しかし、ファフナーでの戦闘はどれだけフェストゥムの読心を防いで戦えるかに懸かっているため、これらの違いは兵器としての基本性能差に直結している。そのためパイロットのもつ適性・資質、技術の熟練度によって、兵士の有用性と生存率により大きな開きが出ることになる。
TVシリーズ時点の人類軍で制式化されている、量産型ファフナーの基本モデル。全世界で約30000機が配備され、その物量で主力を担っている。グノーシスは「知識」を意味するギリシア語で、”知識によって魂を解放”する〈グノーシス主義〉に由来。
全高約20mと、登場機体中で最小サイズ。ニーベルング・システムのみで機体と連結し、擬似シナジェティック・コードが形成されるため、成人の一般兵など適性をもたない者でも一定の知識と訓練によって扱うことができる。他モデルに比べ運用性で圧倒しているぶん、機体基本性能は低い。
作中では中盤以降に度々登場し、北極の決戦にも大量投入されている。モルドヴァ基地襲撃の混乱の中、真壁一騎も一時的に搭乗した。
【主兵装】
ガトリングガン(右腕と一体)/レールガン(左腕と一体)
エースパイロットなど、精鋭や指揮官クラスに与えられる重装甲の大型ファフナー。グノーシス・モデルの総配備数と比べて3%弱しか存在しない。名称の由来はヨハネ黙示録の「大いなる獣」。作中では主に日野道生の専用機が活躍する。
全高は40m強と、多くの機体よりひと回り大きい。重装甲なぶんシナジェティック・コード形成の際に心理的重圧がかかり、乗りこなすには強靭な精神が必要。男の子用。
軽量でスマートな高機動型ファフナー。名称はヨハネ黙示録の”赤い衣の魔女”「バビロンの女王」に由来。配備数が極めて少なく、メガセリオンよりも更に希少。作中ではカノン・メンフィス搭乗機が活躍。
TVアニメシリーズ第二期『蒼穹のファフナー EXODUS』に登場する、人類軍の主力となる最新鋭機。
コア内蔵となったことでノートゥング・モデル等に匹敵する対フェストゥム機構を備える。一体化のシステムも近づき痛覚が再現されるが、変性意識は起こらない。各モデルは素体と追加パーツの組み合わせで構成され、汎用型・陸戦型・空戦型の三形態に大きく分けて配備・運用されている。
基本性能が向上した分、本来ならばパイロットへの要求適性水準が跳ね上がるところだが、かつて真壁一騎より採取された遺伝子から「MAKABE(マカベ)因子」なる"特効薬"が作成されたことで問題がクリアされている。そのためこの因子の移植が成功した人間であれば、ある程度の年齢までは成人でもファフナーで戦うことが可能になった。当然ながら、これによって人類軍のパイロット達にも同化現象が進行し、寿命を縮めている。
各モデルの機体に制式カラーがあるが、編成部隊ごとに統一された識別カラーを施される場合もある。(ペルセウス中隊機=青/アルゴス小隊機=黒 など)
※※注意※※ 以下、存在自体が『蒼穹のファフナーEXODUS』第二期以降についてネタバレしています。 ここから下の記述の閲覧については十分注意してください。 |
掲示板
283 ななしのよっしん
2023/01/16(月) 21:34:05 ID: P3NU0y2CmX
ザイン、ニヒト、アレスのプラモデルを出したグッドスマイルカンパニー社のMODERIDブランドで、
エインヘリアルモデルもプラモデルになると発表されたね
まだ画像とか詳細が何も出てないのでさっぱりわからないが…どうなるのだろう
284 ななしのよっしん
2023/04/28(金) 09:29:31 ID: 9mH+UhdGB7
285 ななしのよっしん
2023/11/24(金) 19:49:57 ID: uJFLc9P7n7
エインヘリアル・モデルのプラモと、アミーラ・メーチのが出たら並べてみたい。そして、カノン式アクセラレーターの比較がしてみたい(ネタバレ)
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/23(月) 19:00
最終更新:2024/12/23(月) 18:00
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