回答(4件)
「ペコロスの母に会いに行く」(2013年) 笑って泣ける いい映画だと思います
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恍惚の人 1973年 認知症が進行していく84歳の父親と息子家族、とりわけ嫁の昭子との触れ合いを滑稽にまた温かい眼差しで描いている。 原作 有吉佐和子 日本で初めて認知症がテーマの文学作品で194万部のベストセラー。 これがきっかけで認知症高齢者の介護問題にスポットが当てられることになった。 監督 豊田四郎 脚本 松山善三 出演 立花茂三84歳 森繁久彌 息子 信利 田村高廣 嫁 昭子 高峰秀子 孫 二人 当時64歳の森繁が、84歳の恍惚老人を演じきり、その真に迫る演技が話題になった。 その演技は、可笑しくて、切なくて、身につまされて、ラストは泣いてしまう。 嫁の昭子とのやりとり。 茂三は、徘徊、鍋で煮物を夜中に手づかみで食べたり、オムツを嫌がり大変なことになったり、奇妙な行動が多くなり、昭子以外の家族の事は分からなくなった。 子どものように昭子を慕う茂三。 昭子は時に叱りながら、呆れながらくたびれながら介護を続けていく。 ある雨の日、びしょ濡れで徘徊する茂三。 昭子は雨に打たれて倒れている茂三をみつけ抱き上げて「ごめんねおじいちゃんごめんね」と泣きながら言う。 それが元で茂三は亡くなる。 恍惚とは、歳をとり認知症を患い、物事を正しく認識できず、ぼんやりしている状態をいう。 身につまされる認知症がテーマの映画をご紹介しました。