真空管を使ったアンプは、トランジスタや集積回路を使ったアンプより構造が単純な気がするのですが、これは何故ですか? 間違っていたらすみませんm(_ _)m

オーディオ | 工学336閲覧

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真空管は物理的に小さく出来なかったことと、真空管の信頼性の問題で複雑な回路構成を採用することが困難だったためです コンピュータが初めて作られた時代にはトランジスターは存在せず簡単なものでも数千本の真空管を使用しており、頻繁に故障したそうです

真空管は複雑というより大きくなってしまいます。 まず、真空管はヒータ電源が必要でその分の回路が増えます。 さらに、一般的には真空管アンプは出力トランスがあり、トランジスタアンプは出力トランスはありません。 もちろん例外もあり、マッキントッシュはトランジスタアンプでも出力トランスがあるモデルがあります。(逆にそれがマッキンの音色と特徴ずけているともいえます) 当然、素子としても真空管のほうが大きいし、発熱も多いので全体的に大型化します。 ビーム管のプッシュプルともなるとアイドリング状態でも200w近く電力を消費したりしますから、電熱器なみに熱がでます。 とはいえ、トランジスタもA級ともなると多くのバイアス電流が流れるので、素子は100度近くまで上がりますが。 デジタルアンプは出力したときだけしか電力を食わないので発熱も少なく小型化できます。

真空管はデカくて発熱するから複雑な込み入った回路に向かないのです。 真空管で電卓を作るとビル一軒くらいになります。

真空管のアンプでは真空管の機能はほぼ’増幅’と言う機能しか期待しませんし、使いません。 でも半導体のアンプは半導体にそれ以外のいろんな機能を期待して組み込みます。だから一見、真空管回路よりは複雑に見えます。

真空管は発熱するから集積化ができずあれでオペアンプ作るとかの高度なことがしずらいから。