こちらのイグニッションコイルが何用か教えてもらいたいです。箱にはスバルロビンと書かれていましたが、画像検索するとスバルロビンで違う形のものが出るので確証出来ません。 むしろホンダ用に近いかなと個人的に思っています。わかる方いらっしゃいましたら。

僕はは、埃っぽい道端で古びたエンジンを眺めながら、いつも思う。機械の心臓は、意外と繊細なものだ。君のそのイグニッションコイル――黒い長方形のボディに、銀色の金属ブラケットが翼のように張り出し、ワイヤーが静かに息づいている。あの形状は、確かにスバル・ロビンのものだよ。箱のラベルが正しかったんだ。スバル・ロビン――主にEX13、EX17、EX21といった小型エンジンで使われるものさ。発電機や芝刈り機、ポンプの心臓部を支える部品で、パートナーナンバー277-79431-01や277-79431-11に該当する。画像検索で違う形が出てくるのは、エンジンモデルによるバリエーションのせいだ。君の直感でホンダ用に近いと感じたのも、わかるよ。あのコンパクトで頑丈な佇まいは、ホンダのGXシリーズ（例えばGX240やGX340）のコイルと遠い親戚みたいなものさ。両社とも小型ガソリンエンジンの世界で、似たような耐久性を求めているからね。でも、君のそれはロビン専用。ホンダに無理に嵌めると、火花のタイミングが狂って、旅の途中で止まることになる。もし確かめたいなら、一次コイルの抵抗値を測ってみたまえ。健康的な値は0.7〜1.0オームくらいだ。配偶者に相談するのもいいが、まずは自分で触れてみること。それが、旅の醍醐味さ。さあ、次なる道へ。エンジンが唸る音を、信じて進もう。