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チェスのルールって、「詳しいルールは世界チェス連盟の Law of Chess に書かれていて世界で統一されています。」だそうだけど、こんなに勝ち負けをつけるのが複雑なのですか? 「引き分けの提案」というのも有るらしいし。 将棋の場合は、単純に玉を取った方(正確には、玉を詰ませる。)が勝ちだけど。 チェスには、「キングを取る」という事が無いようで。 これほど複雑だとせっかくチェスに興味を持っても、やる気も落ちる。 チェスの勝ち負けのつけ方は、単純じゃないのですか?

趣味 | 将棋、囲碁27閲覧

回答(4件)

チェスも基本的には相手のキングを詰ませるチェックメイトで勝負が決まりますよ。将棋と違って取った駒を打つことができず、盤上の駒がどんどん減っていき、残り駒の構成によっては絶対にチェックメイトにならないという状況があるため、強制的に引き分けとなることもありますし、ステイルメイトという、将棋ではあまり馴染みのない引き分けもあります。が、やはり相手のキングを詰ましに行く、チェックメイトで勝つという基本形は将棋と同じだと思います。 その他のルールに関しても、キャッスリングやアンパサンドなどのチェス独特の駒の動きに関するルールはありますが、そんなこと言ったら二歩とか打ち歩詰めの禁止とか、将棋独特のルールもあるわけで、チェスのルールが将棋に比べて特に複雑だとは思いません。似たようなものですよ。ルールを全部知っていないと楽しめないということもないと思うので、初心者の方でも(という私も初心者ですが)何の心配もなく楽しめると思います。 とりあえず携帯のアプリ等でやれば、駒の動ける場所を示してくれたりします。その中で「なんでこの動きができないの?」とか、「なんでここに駒が動かせるの?」のような疑問にぶつかったら、その時に調べてみる、というくらいで大丈夫です。

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1ヶ月ほど前にチェスを初めてたので初心者目線での回答をします。 将棋については定跡は全く知らないが動きやルールは大体知ってる程度です。 チェスも将棋もルールの複雑さ全体を見るとあまり変わらないです。 基本の動かして取る以外にある特殊な行動は以下のとおりです。 ・ポーン(歩)が最初だけ2マス前に動ける ・アンパッサン 相手のポーンが2マス動いたときに、自分のポーンで斜めから取れる ・キャスリング 試合中に1度条件に問題が無ければキング(飛車)とキング(王)の位置を入れ替える ・プロモーション(昇格) ポーンが一番奥のマスまで行った際、好きなコマに変わる(将棋の成のようなイメージ) アンパッサンとキャスリングが特殊で最初は少し分かりづらいです。 コマは1種類少なく、成は基本一番強いクイーンにするだけなのでコマの種類は覚えやすいですね。 勝敗条件は多少異なりますが、大体同じです。 ・詰ませれば勝ち チェスはキングを取れないですが、チェック(王手)されているのを見逃して別の手を指したらルール違反で負け、または警告で1手戻すことになります。カジュアルだと警告で1手戻させてくれる事がありますが、王手の見逃し負けがなくなるだけで実質同じようなものです。 王手周りに関しては詰ませに行く際に、チェックが必須となるのが将棋慣れしていると危険です。 ・ステイルメイト(引き分け) 前述の通りチェックをせずに将棋の感覚でキングの動ける場所を封じてしまうなどして、指せる手が一切ない場合は引き分けになります。 意図的に狙うこともあるようですが、初心者からするとチェックメイトを狙う際に誤って相手のキングを動けなくしてしまわないように注意するだけの要素ですね。 ・引き分けの提案 将棋では余程ないと思いますが、チェスはコマがなくなっていくのでお互いキングだけになることもありえます。 そのようなコマが少なすぎてチェックメイトできない場合は自然と引き分けにしようと提案をして受け入れるだけです。 ・千日手 若干の条件の違いはありますが、チェスにも千日手に相当するルールがあります。 引き分けの頻度はチェスの方が断然多いですが、ルールはシンプルです。 引き分けに関しては持将棋のほうが複雑だと思います。 禁止の行動に関するルールも将棋の方が複雑です。二歩、打ち歩詰め、持ち駒の打てる場所などややこしいです。チェスは一般的な範囲ですと上に上げたものがルールのすべてとなります。 チェスにはチェスの良さがあるので、ぜひ触ってみてください。 将棋をしているとステイルメイトだけややこしいですが、引き分け部分で嫌な思いをすることはないはずです。

将棋もチェスもキング(王将)を取ることが無いのは共通ですし、勝敗の条件そのものには大きな差はありません。 あくまで大会としてのルールでは解釈が割れたりすると困るので細かいところまで厳密に定めているだけに過ぎず、これから始めようとする初心者が細かく覚えたりする必要は無いものです。 ただ、チェスは引き分けが存在するという違いはあります。 (将棋にも持将棋という言葉はありますが、例えば千日手は先手と後手を入れ替えて指し直しとするのが一般的です。) チェスの場合は持ち駒のルールがなく、駒の数は減っていく一方なので、場合によってはお互いに「もうキングしか駒が残っていない」という状況がありえます。 そうなるとお互いにチェックメイトは絶対に出来ないので、引き分けとしているんですね。 他にも50手ルールやステイルメイト等の引き分けもありますが いずれも引き分けが無いと延々と終わらなくなりますから。

あと、ルールはやりながら覚えていけばよく、ルールブックを丸暗記しないと初心者が始めることすら出来ないような競技のほうが実際稀です。 サッカーとかも細かい反則とか全部覚えてからでないとダメなのか?と言われるとそんな事は無いのと同じです。 まあ、サッカーの反則は「どう考えてもそりゃ物理的に危ないだろ」とルールの知識がなくとも常識で判断できるものも多いんですが。

チェスは勝ち負けをつけるのが複雑なのではなくて、引き分けにすべき膠着状態になることが非常に多いため、無駄な戦いの時間に対策するために引き分けにするためのルールが多いのです。 あと一度触れたコマを必ず動かさなければならない などは マナー上もとても良いルールです。(将棋の場合は 指を離すまでは着手の変更が認められるが、非常に悪いマナー) チェスで引き分けのことを全く考えなければとても単純なルールで楽しめますよ。 別に全部のルールを覚える必要はありません。 例えば 野球はとても複雑なルールが非常にたくさんありますが、難しい複雑なルールを知らなくても野球は見て楽しむことができますし 草野球で戦うことも可能です。 もしも、ルールブックを全部覚えなければ理解できないとすれば難しすぎて誰も野球を見なくなります。 ただチェスは強くなればなるほど引き分け率が高くなり、世界のトッププレイヤー同士だと半分近く引き分けで終わってしまいます。 ルールが複雑だとか難しいとか言う以前に引き分け率が非常に多いことが問題です。 将棋にも 千日手 とか持将棋のやや難しいルールがあります。 しかし 初心者は 難しいルールを知らなくても十分将棋を楽しめます。 チェスも同様です。