2010・11・15(月)マリス・ヤンソンス指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
東京文化会館大ホール 7時
来日ツァーの初日は、都民劇場音楽サークルでの公演。
ベートーヴェンの「レオノーレ」序曲第3番、ヤナーチェクの「タラス・ブーリバ」、チャイコフスキーの「交響曲第4番」に、アンコールとして「眠りの森の美女」からの「アダージョ」というプログラム。
残響の少ないホールだけに、コンセルトヘボウ管の音色もやや乾いたものとなっていたが、それでも「第4交響曲」第2楽章などではこのオケならではの美しい、しっとりとした響きが満開した。
ヤンソンスは今回のプログラムでは、意外なほどにストレートな表現で押した。このオケとの前回の来日公演におけるドヴォルジャークの「8番」やラヴェルの「ラ・ヴァルス」での微に入り細に亘った前衛的な解釈が嘘のように思えるほどである。
その意味では今回は、至極まっとうな演奏に終始、私としては些か拍子抜けの気分ではあったが――。いや、あまり刺激ばかりを求めるのもよろしくなかろう。
来日ツァーの初日は、都民劇場音楽サークルでの公演。
ベートーヴェンの「レオノーレ」序曲第3番、ヤナーチェクの「タラス・ブーリバ」、チャイコフスキーの「交響曲第4番」に、アンコールとして「眠りの森の美女」からの「アダージョ」というプログラム。
残響の少ないホールだけに、コンセルトヘボウ管の音色もやや乾いたものとなっていたが、それでも「第4交響曲」第2楽章などではこのオケならではの美しい、しっとりとした響きが満開した。
ヤンソンスは今回のプログラムでは、意外なほどにストレートな表現で押した。このオケとの前回の来日公演におけるドヴォルジャークの「8番」やラヴェルの「ラ・ヴァルス」での微に入り細に亘った前衛的な解釈が嘘のように思えるほどである。
その意味では今回は、至極まっとうな演奏に終始、私としては些か拍子抜けの気分ではあったが――。いや、あまり刺激ばかりを求めるのもよろしくなかろう。
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