2018・10・4(木)フォーレ四重奏団演奏会
横浜みなとみらいホール 小ホール 7時
メンバーはエリカ・ゲルトゼッツァー(vn)、サーシャ・フレンブリング(va)、コンスタンティン・ハイドリヒ(vc)、ディルク・モメルツ(pf)。
一昨年の来日公演で「展覧会の絵」を演奏したのが評判になったはずだが、私は聴き洩らした。今日もアンコールで「卵の殻をつけた雛の踊り」と「キエフの大門」を演奏してくれたが、やはりナマで聴くと一種の破壊的な凄さが感じられて面白い。聴いておくべきだったと思う。
ところで今日は、モーツァルトの「ピアノ四重奏曲」の「第1番ト短調」と「第2番変ホ長調」を核に、UKやアメリカのPopsongsを編曲したのを組み合わせたプログラム。
それも両者を第1部と第2部とに分けるのでなく、第1部をモーツァルト━━Pops、第2部をPops━━モーツァルト━━Popsという具合に構成しているのだから洒落ている。このPopsongsの数々━━つまり「Here Comes The Flood」とか「Charlie Freak」とかいった曲なのだが、編曲(編曲者は知らない)の出来には多少ムラがあるものの、さほど悪くはない。最後の「Wonderful Place」のように、聴衆に口笛で参加させる演奏もあったりして、原曲を知っている人には面白く聴けるだろう。
ただし、原曲を知らない━━例えば私のような者からすると、それらを純粋にモーツァルトの音楽と同列に置いて聴くわけだから、そこに些かの感覚的なギャップが生じてしまうのは致し方あるまい。
結論としては━━この団体の演奏するモーツァルトの並外れた素晴らしさだけが印象に残ったということ。
メンバーはエリカ・ゲルトゼッツァー(vn)、サーシャ・フレンブリング(va)、コンスタンティン・ハイドリヒ(vc)、ディルク・モメルツ(pf)。
一昨年の来日公演で「展覧会の絵」を演奏したのが評判になったはずだが、私は聴き洩らした。今日もアンコールで「卵の殻をつけた雛の踊り」と「キエフの大門」を演奏してくれたが、やはりナマで聴くと一種の破壊的な凄さが感じられて面白い。聴いておくべきだったと思う。
ところで今日は、モーツァルトの「ピアノ四重奏曲」の「第1番ト短調」と「第2番変ホ長調」を核に、UKやアメリカのPopsongsを編曲したのを組み合わせたプログラム。
それも両者を第1部と第2部とに分けるのでなく、第1部をモーツァルト━━Pops、第2部をPops━━モーツァルト━━Popsという具合に構成しているのだから洒落ている。このPopsongsの数々━━つまり「Here Comes The Flood」とか「Charlie Freak」とかいった曲なのだが、編曲(編曲者は知らない)の出来には多少ムラがあるものの、さほど悪くはない。最後の「Wonderful Place」のように、聴衆に口笛で参加させる演奏もあったりして、原曲を知っている人には面白く聴けるだろう。
ただし、原曲を知らない━━例えば私のような者からすると、それらを純粋にモーツァルトの音楽と同列に置いて聴くわけだから、そこに些かの感覚的なギャップが生じてしまうのは致し方あるまい。
結論としては━━この団体の演奏するモーツァルトの並外れた素晴らしさだけが印象に残ったということ。
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