2012・2・4(土)ナントのラ・フォル・ジュルネ(6) モスクワ大司教座合唱団
サル・パステルナーク 9時15分
アナトリー・グリンデンコが指揮するモスクワ大司教座合唱団を聴く。
昨日のコンサートは満席で聴けなかったので、今日の朝早いコンサートなら入れるだろうと目星をつけて駆けつけた。
これはマルタンのイチオシの合唱団の一つで、ロシア正教の正統派合唱団というふれこみである。こんな朝早くから声が出るのかと心配したが、さすがの底力、いかにもロシア人といった面魂の12人の男たちが響かせる豪壮な声は圧倒的な迫力だ。
プログラムは、16~18世紀のロシア正教典礼の合唱曲に、ラフマニノフ、ボルトニャンスキー、チャイコフスキーの合唱曲、それにロシアの「ポピュラーな歌の数々」。
ロシア特有の迫力ある発声、大地から湧き出るような低音。野性的な祈りの合唱が、強靭な力感で聴き手を引き込んでしまう。このような強烈な個性を備えた音楽や演奏には、聴き手を鼓舞する魔術的な力があるのだと改めて痛感する。最後はスタンディング・オヴェーションも出る。こちらの眠気も疲れも吹き飛んだ。
アナトリー・グリンデンコが指揮するモスクワ大司教座合唱団を聴く。
昨日のコンサートは満席で聴けなかったので、今日の朝早いコンサートなら入れるだろうと目星をつけて駆けつけた。
これはマルタンのイチオシの合唱団の一つで、ロシア正教の正統派合唱団というふれこみである。こんな朝早くから声が出るのかと心配したが、さすがの底力、いかにもロシア人といった面魂の12人の男たちが響かせる豪壮な声は圧倒的な迫力だ。
プログラムは、16~18世紀のロシア正教典礼の合唱曲に、ラフマニノフ、ボルトニャンスキー、チャイコフスキーの合唱曲、それにロシアの「ポピュラーな歌の数々」。
ロシア特有の迫力ある発声、大地から湧き出るような低音。野性的な祈りの合唱が、強靭な力感で聴き手を引き込んでしまう。このような強烈な個性を備えた音楽や演奏には、聴き手を鼓舞する魔術的な力があるのだと改めて痛感する。最後はスタンディング・オヴェーションも出る。こちらの眠気も疲れも吹き飛んだ。
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