2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ガンズ・アキンボ(ジェイソン・レイ・ハウデン)

ばかばかしい設定だけどシンプルで面白かったです。『GAMER』みたいになるのかと思いきや下品に堕することなく血みどろだけど爽やかでしたね。導入こそSNS批判的だったけど『ザ・ハント』ほど本気で風刺するつもりはなかったんだな、という印象でした。 とこ…

ブレイド(スティーヴン・ノリントン)

久しぶりに見たけど(公開時以来?)面白かったですね。やはり1作目が一番面白い。低予算だけど場面ごとに創意工夫があるのが好きです。ところで最終決戦の突入場面は間違いなく『マトリックス』のビル襲撃シーンで真似されてる、と思ったことを24年ぶり…

シン・ウルトラマン(樋口真嗣)

トータルでは『シン・ゴジラ』より好きかもしれません。期待してたより面白かった。ほどほどいい感じにリッチな特撮もあって映画らしさがあったのがよかった。(ネタバレします。) ・スタジオカラーはウルトラマンの効果音がキャッチになっているので、初め…

コリーニ事件(マルコ・クロイツパイントナー)

手堅くまとめた印象。カチャカチャしたカメラも散見されるので、もっとじっくり撮ってもよかったのではと思いました。とはいえ、最後のシーンには泣かされました。原作者のシーラッハはナチス高官の孫なので覚悟のほどがすごいですよね。 ところで、コリーニ…

プロミシング・ヤング・ウーマン(エメラルド・フェネル)

刮目すべき作品だと思ったけれど、好みではない、という意味で自分にとってはキューブリックの映画みたいでした。以下感想メモとして。(ネタバレです。) ・プロミシング・ヤング・ウーマンという言葉の響きに馴染みがなかったから、どういう意味かと思って…

AWAKE(山田篤宏)

将棋を志した少年たちがプロ棋士とAI将棋開発者として再び見える、という梗概から予想されるとおりの作品でした。人物造形がいっそ清々しいほど類型的だなと思ったのだけど、存外好評だったようですね。 ☆☆☆