2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

SWエピⅡ

公開時から気になっていたのだけど、コロシアムの意匠は何かエロスですな・・・R・タイプ?

グッド・バッド・ウィアード(キム・ジウン)

話が、という訳じゃないのだけど、不思議と『GOEMON』を思い出しました。ロケによる大平原チェイスはさすがに見ごたえが。 ☆☆☆

ジョーカー・ゲーム(柳広司)

そのものという訳ではないのだけど、映画『陸軍中野学校』シリーズの枠を利用している(オマージュなのかなあ・・・)という時点でちょっと乗れなかったのでした。エンターテインメントとしての結構はしっかりしてるんだけど・・・ ☆☆☆

1408号室(ミカエル・ハフストローム)

S・キングの原作は、手練手管を尽くして読者をビビらせるということに徹した一点突破の短篇だったので、本来だったら40分強くらいのTVミニシリーズが相応しい尺だったのだと思う。(最近でいったらエミー賞をとった『バトルグラウンド』みたいに。) 長…

シャンブロウ(C.L.ムーア)

ムーア短編集と謳われていたけれど、実際は「コンプリート・ノースウェスト・スミス」でした。ノースウェスト・スミスとは宇宙にその名を轟かせる無法者で、作者が創造したスペース・オペラ西部劇の主人公。タイトルのシャンブロウは「世界初の萌えキャラ」…

シェーバー:ラムダッシュES-LA72

最近の僕のシェーバー事情は、粗剃りに日立のロータリーシェーバー、喉やあご下部分にフィリップスのトリプルヘッド、細部はシングルヘッドの安い奴で仕上げという体制だったのですが、朝慌ててちょっと力が入るとロータリー刃に皮膚が巻き込まれて血だらけ…

透明人間(ジョン・カーペンター)

その昔、最後まで観られなくてずっと気になっていたのを、ようやく観ました。 透明人間ものでずっと疑問だった、ものを食べたりしたら過程が見えてしまって透明じゃなくなるのでは?という突っ込みどころをちゃんと映像化している律儀さにグッとくる。まだデ…

殺しが静かにやって来る(セルジオ・コルブッチ)

『続・荒野の用心棒』が大変面白かったので、コルブッチ作品をまた観てみました。そもそも白銀の西部劇というのが異色なんだけど(ユタ州が舞台)、こういう結末とは・・・。いわゆるサプライズ・エンディングという訳ではないのですが、『猿の惑星』もこの…

ベガーズ・イン・スペイン(ナンシー・クレス)

テクノロジーの飛躍的進歩によって社会はどのように変わるのか?というテーマを個人的視点からつぶさに検証していくスタイルと、割と思想的というかイデオロギー的な観点から世界を捉えているところからイーガンを連想。ただイーガン作品があまりに突飛な(…

ハリー・ポッターと謎のプリンス(デヴィッド・イェーツ)

物語は完全に完結篇へのブリッジなのに、それでも観客動員があるのがこのシリーズの底力なんでしょうね。 ・毎回のクィディッチの描写は少しずつ精度が上がっていて、この10年のCGの進歩ぶりが見てとれるのが面白い。 ・ジニーはいつの間にあんな可愛ら…

G.I.ジョー(スティーヴン・ソマーズ)

これは文字どおりのオモチャ映画なんだから、という夏休み気分のおおらかな気持ちで臨んだのだけど、ちょっと・・・ひどかったですね。「世界を守ることよりもむしろ巻き込まれ死者や被害の方が甚大だろうと思われるパリのシーンを筆頭に、独善的なアメリカ…

落下の王国(ターセム)

「象で脱出なんて、どうやって思いついたんだいダーウィン?」・・・ええっと、グレゴリーむにゃむにゃ・・・ という冗談はともかく、そりゃロジャー・エバートもマグニフィセント!っていうよってくらいの「ロケ力」でしたね。ちゃんと映画館で観とけばよか…

フランク・オコナー短篇集(フランク・オコナー)

2006年に村上春樹がその名を冠した賞を受賞したことから、近年改めて注目を集めたアイルランドの短篇の名手、らしいのですが。率直にいって受賞の件すら知らなかったのだけど、とても素晴らしかったです。こういう作家の本が出るからやっぱり岩波は侮れ…

リトル・チルドレン(トッド・フィールド)

端正な画、幼児用のおもしろ帽子などのディテール、そして最後に訪れる「ささやかだけど決定的な瞬間」をすくい上げる繊細微妙な演出、と褒めポイント満載でした。以下、個人的に印象深かった場面を。 ・そうとは知らず、週末の秘密旅行中のルーシーの子守を…

その土曜日、7時58分(シドニー・ルメット)

『シンプル・プラン』的な家族間の軋轢がやがて取り返しのつかないことに・・・というクライム系悲劇。まあ登場人物はみな何かしら甘えてるんだけど、個人的には一番親父が悪いんじゃないかと思ったことでした。 各所で目にした皆さんの感想と同様ですが、コ…

サマーウォーズ(細田守)

僕は『ノルウェイの森』が『蛍』の壮大な蛇足と感じている人間なので、そういう者の意見として読んでください。 予告やあらすじから『僕らのウォーゲーム!』のリメイク的な話なんだろなと想像してたけど、「的」じゃなくてリメイクそのものだったのがまずび…