2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

鳥のオブジェ

という訳で、姪のご機嫌伺いも済んだ後、福岡でも北欧ヴィンテージのアイテムで定評のあるインテリアショップに足を運びました。目的はTV周りのインテリアの参考に。先日薄型テレビとAVボードを購入したはいいものの、画面が大きくなったせいか丈のある…

ヒナマツリユニオン

今日はマーチサードのガールズデーが近いということで(英会話かぶれ)、姪の雛祭りに家族で集まりました。姪は僕に対して8割がたは難しい顔をしてるのだけど、時折見せる笑顔に癒されたくて・・・まさしくナチュラル・ボーン・伯父キラー。齢1歳3ヶ月に…

夜の冒険(エドワード・D・ホック)

同じ作者の『夜はわが友』が大好きだったので、姉妹編ということで期待したのだけれど・・・え、これで自選傑作集?というくらい肩透かしでした。何と言うかツイストのためのツイストという感じで、オチを読んで「なるほどね」と確認する感じ。まあ個人的に…

ぼくのエリ(トーマス・アルフレッドソン)

タニス・リーの『別離』のような「ヴァンパイアと従者もの」にして「こどもクライング・ゲーム」(ネタバレ)でしたね。前者についてはひとつの典型として確立されている観がありますが(しかしオリジナルは何だろう?)、そこに後者の要素というツイストを…

1Q84(村上春樹)

今頃になって漸く読みました。何だか流行っている時分は手を出せなくて。今更ネタバレもないもんだ、とも思うのですが、もしかしたら内容に触れてしまっている箇所が出てくるかもしれません。以下、感想メモ。 ・ライトノベルとの類縁性や、ふかえり=綾波説…

瞳の奥の秘密(ファン・ホセ・カンパネラ)

クラシックなスタイルでじっくり見せるタイプのミステリかと思いきや、スタジアムのシーンに象徴的なように時々野心的な撮り方で攻めてくるのが嬉しい驚き。また例えば「イレーネが容疑者を追い詰めていく際に、パブロの闖入であわやとなる」シーンのような…

傷だらけの挽歌(ロバート・アルドリッチ)

ここ最近の「息苦しくて窒息するかと思った映画」第一位は『青春の殺人者』だったのだけど(以下、『レクイエム・フォー・ドリーム』などが続きます)、久々に塗り替えられそうな勢いの作品でした。 まあ、なんと言っても登場人物の顔の暑苦しいこと。ギトギ…

RED(ロベルト・シュヴェンケ)

アメリカでは弾けそこなってたし、事前評もあまり芳しくなく、しかも監督のフィルモグラフィも微妙(なんかもっさりしてる)・・・ということで全然期待していなかったのですが、面白かった!淀みない語り口がとにかくキビキビしてて爽快。まあ深みなどを期…

鉄男 THE BULLET MAN(塚本晋也)

映画研究部だった大学時代に、部室に置いてあったせいで『鉄男』は1、2作目合わせておそらく50回以上は見ているのだけど、あれは本当に映研魂に火をつける作品だった。何せ『銃男(TEPPOO)』というパロディ映画を撮ろうとして挫折したくらいなので・・…