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新型コロナウイルスの気持ちになってみる

2020年12月15日

写真はだいぶ前に立ち寄った、某ロックフィル式ダムです。どこかお分かりになりますか?ちなみにダムカードを持ってます。ダム巡りももう今シーズンは終わりです。
さて、正月に飛騨に帰省したい息子を電話で説得しなければなりません。

小生 「今は戦争中だ。我々人類と、ウイルスとの。」
息子(以下、息) ―そんなに大袈裟なの?
小生 「敵は手強い。人類は絶滅はしないと思うが、これから本格的な人口減少期に入るかもしれん。いずれこの飛騨にも犠牲者は出るだろう。我々は目に見えない敵と戦っている。地球規模の異なる生物種間での戦争だ。
敵と戦うときの、方法のひとつは、相手の気持ちになって考えてみるんだ。」

息 ―え、ウイルスって知能あるの?
小生 「あるわけないじゃん。遺伝情報をタンパクの箱で包んだだけの粒子なんだから。しかし、この粒子がたくさん目に見えない形で、集合すると、空の雲や、天気のようにまるで生きもののように見えることがある。奴らも生き残るためには必死さ。ゲームを戦っているとも考えられる。
ウイルスは、そのコピーを増やしたい。増やせるだけ増やし、いずれ人類と共存する平衡に達した時も、自分たちが他の病原体よりも優勢になりたいはずだ。あわよくば、生物界の最多数をしめたいが、いかんせんウイルスは他生物の中でしか生きられない。お前がコロナウイルスならば、どうやったら、このゲームで高得点を取れるか考えるだろう。選択圧にさらされると、ウイルス種は意志を持って行動するようにも見えるはずだ。
お前ならば、どうやって自分の仲間を増やす?」

息 ―うーん、自分では勝手に増えれないのか。とにかく感染者増やさないと、ウイルスも増えれないんだよね。
小生 「うむ。その通りだ。」
息 ―感染者はどうなるの?
小生 「若者にはウイルスは実はとりつきにくい。感染しても体内で増えにくいらしい。しかし、感染しても症状が軽いから、人間に検査されにくいというメリットがある。高齢者や、喫煙者などは、ウイルスが感染しやすい。しかし、熱や呼吸困難も出やすく、人間に検査されやすく、見つかったら、即病院で隔離されてしまうので、他の人間に感染することが難しくなってしまう。高齢者に感染した場合は、発熱前2日間が、もっとも人にうつしやすいので、その時がチャンスだ。」
息 ―じゃあ、若者の間で密かに感染を広げておいて、症状をなるべく出さないように、おとなしくしておいて、人間をなるべく油断させたらいいね。
小生 「お、アタマいいじゃん!」
息 ―いや、完全に誘導されてる気がするんだけど。
小生 「いや、なかなかいい線いってると思うぞ!第2波と、その後の波の間の踊り場的な時期が、その油断させる期間だな。それからどうする?」
息 ―人間が油断し始めて、カラオケ、宴会とかで感染対策を適当にし始めたら、高齢者、若者のみさかいなく広がり始めて、なるべくいっぺんに多数の人間に感染しようとするかな。
小生 「それが今の第3波、サードインパクトだな。」
息 ―サードインパクト?なにそれ?
小生 「大人になれば、そのうち君にもわかるだろう。ちなみにウイルスは、自分では動けない。全て人間が運んでいる。だから、ウイルスは若者を運び屋、スマグラーに利用しているんだろうな。カラダキツいと自分を運んでくれないからな。」
息 ―そうか、無症状の感染者が知らずに、感染に弱い人にうつしているかもしれないんだね。
小生 「そのとおり。若者を利用してこの高山に入ってきて、オーダー66の様に、いきなりこの飛騨で牙をむいてきたんだよ。とにかく高齢者や病人は、すぐ感染してしまう。その家族もだ。感染力の強さはインフルエンザをしのぐかもしれない。これ以上、飛騨に新規で入ってこられるとかなり厄介だ。
ところでな、ちなみに、今度の正月だけどな…。お前、若者だったよな。」

息 ―・・・・・・・・・。

(完)  
Posted by ChestSurgeon  at 08:45 │Comments(1) │新型コロナ