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老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

「次の内閣」設置の狙いは? 立憲民主党長妻昭政調会長インタビュー(東京新聞)

2022-09-17 16:24:02 | 立憲民主党
***
立憲民主党が、泉健太代表を首相に見立てた「次の内閣(ネクストキャビネット、NC)」を設置した。要となるネクスト官房長官に就いた長妻昭政調会長に、設置の狙いや低迷する党勢の回復にどうつなげるかを尋ねた。

―最も訴えたいことは。
 「『政権を任せても大丈夫だ』と思ってもらえるように、NC(設置)を信頼醸成の第一歩にしたい。今すぐに政権を取れるほど期待が高まっているわけではないと理解しているが、準備をしなければ『万年野党』のままだ」
・・・
―NC設置は立民の源流となる旧民進党以来、5年ぶりだ。
「旧民主党の下野から数えれば10年がたち、緊張感が薄れている側面はあった。『すべての人に居場所と出番のある政治』『まっとうな政治』というわれわれの政治理念を高く掲げて内閣を倒し、国民のために戦う内閣を新たにつくりたい」
・・・
***
(9月17日 東京新聞)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/202663

広島出身で、「保守本流」と言われる「宏池会」の岸田首相には、安倍政権による右傾化・身びいきでボロボロになった日本の政治を、少しは立て直してくれるだろうと、若干の期待を抱いたりもしましたが、ここに来て、岸田氏も自民党の派閥調整等、「党内論理」しか見えない視野狭窄に陥っていて、国会軽視、国民の暮らしへの無関心、等、自民党政権である限り、今までと何も変わらないことが明確になり、淡い期待は見事に砕かれました。

であるからには、野党第一党の立憲民主党を軸に、政権交代に向けた体制作りを頑張ってやってもらうしかありません。

この間SNS等を通して、立憲民主党にも、共産党、社民党、れいわ新撰組、他にも、しっかりした見識と意欲、実力を持つ議員や候補者が数多くいることが分かってきました。

立憲民主党・泉代表も、アチコチにいい顔をしたいようで頼りなく見えていましたが、ここに来てようやく「戦う内閣」の覚悟を決めたようです。

これからも各方面から様々な批判や中傷を受けながらの体制作りは大変だと思いますが、長年に亘り地道な活動を続けてきた長妻さんらと共に、「まっとうな政治」づくりの中心となる組織確立のために、頑張ってもらいたいと思います。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
笹井明子
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「安倍元総理の国葬儀党執行役員会は全員が欠席」立憲民主党

2022-09-15 22:24:33 | 立憲民主党
『立憲民主党は9月15日、党本部で臨時執行役員会を開き、9月27日に行われる安倍元総理の国葬儀には、党執行役員会全員が欠席することを決定しました。

 役員会終了後、記者団の取材に応じた泉健太代表は、国葬儀欠席の理由について、「先週には閉会中審査で国民の皆さんの疑問をぶつけさせていただいた。さらに(一昨日)政府に出した質問状への回答が昨夕あったが、国会答弁の焼き直しでゼロ回答だった。これは大変不誠実で遺憾に思う。国会に諮ることもなく、内閣の独断で国葬儀を決定することを強行したことに、多くの国民が違和感や疑問、反発を覚えている。本当に残念ではあるが、わが党が指摘した問題点に何ら回答が無いことを踏まえ、執行役員会全員が一致をして、国葬儀に欠席することを決定した」と述べました。』

立憲民主党公式サイト
https://cdp-japan.jp/news/20220915_4426

「民主主義の時代に政治家を国葬?!閣議決定で?!よりによってあの安倍さんを?!」と驚きあきれている主権者の一人として、立憲民主党のこの決定を歓迎します。

当初泉代表の用心深い発言に、「何をグズグズ迷っているのか」という批判の声も多く聞かれ、私もどうするつもりなんだろうとヤキモキしていましたが、野党第一党として、国会での民主的な手続きを最後まで試み、この結論に至った姿勢を評価したいと思います。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
笹井明子
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「香川一区」と 菅直人「ヒットラー発言」

2022-02-14 20:13:57 | 立憲民主党
「香川一区」というドキュメンタリー映画を見ました。内容については珠さんがとても素晴らしい感想を書いておられるので触れませんが、一言だけ。

小川淳也さんの選挙活動には沢山のボランティアさんが県内、県外から駆け付け、手作り感満載の選挙活動でした。その中でもお嬢さん達が幟に「娘 ○○」と名前を表記されていました。「娘だけだと父の付属物みたいだから」と発言していました。

小川さんのお嬢さん達は、父である淳也さんが立候補しているからだけではなく、その政治姿勢、活動も引っくるめて、一人の人間として応援しているのだろうと思いました。

小川淳也さんが所属している立憲民主党は今、泉健太代表が「野党共闘を白紙に戻す」と言い出し、ブレブレの嵐が吹き荒れています。

様々な層に働き掛けてより多くの支持を得たいという気持ちも分かりますが、小選挙区で野党同士が闘ったら漁夫の利を得るのは自公ではないでしょうか。誰かがほくそ笑んでいる姿が目に浮かびます。

そんな中で、立憲民主党の菅直人氏が橋下徹をツイッターで「ヒットラーの再来」と呟き、維新が「立憲民主党に断固抗議する」と息巻き、吉村大阪府知事が「ヒットラーに例えるのは国際法に違反する」などと、だれが聞いても分かる大嘘を吐きました。

橋下徹について呟いたツイートなのに、何故か維新の馬場共同代表がTVカメラを引き連れ菅氏の事務所にのりこみました。絵になる場面を撮らせようとしたのでしょう。

さすが菅さん、肝が座っていて、「橋下さんについてのツイッターに何故維新が乗り込んで来るのか、お帰りください」と見事追い返しました。(菅さんビシッと追い返したのは良いのですが、ビジュアル的にはマスクがずり落ちて鼻が出ていました。どうせならマスクをピシッと付けて「お帰りください」ならもっとよかったのに、と思いました。)

菅さんの言動を「老害老人の暴走」と揶揄する向きもありますが、橋下氏はTVでは中立的コメンテーターという立場で出演しています。現政権を批判する風に見せて上手に擁護しています。菅さんが「ヒットラー的」と言っただけで維新がウジャウジャ沸いて来ました。

過去に読売新聞の渡邊恒雄や石原慎太郎が橋下徹をヒットラーに例えた時はスルーしたのに。橋下氏は「あれは維新の問題であって自分には関係ないない」と逃げていましたが。また、菅さんが橋下徹に徴発的ツイッターを呟いた事は上手な闘い方だったのかはわかりませんが。

小川淳也と菅直人。共に市民の声に支えられて登場した二人です。昭和と令和の違いの中で生きて来た政治家ですが、菅直人の発言を揶揄する国民が多くなったら、そのしっぺ返しはいつか国民が被る事になるでしょう。

橋下徹は今もTVに出演しています。蛙の顔になんとかですが、維新は幼稚でしぶとくブームだけでは終わらない不気味さを私は感じます。マスコミを味方に付けた維新を追い潰すためには、立憲民主党は「提案型野党」などと言う言葉に惑わされる事なく(提案は十分行っています)、闘うときは闘う野党であって欲しいと思います。

「護憲+コラム」より
パンドラ
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立憲・逢坂誠二議員の代表選出馬会見

2021-11-17 17:54:20 | 立憲民主党
以下から出馬会見の様子が見られます。(Youtube)

https://twitter.com/CDP2017/status/1460865624247201792

立憲民主党のビジョン、代表となった場合の抱負を、落ち着いて語り、記者たちの質問にひとつひとつ的確に、そつなく答える様子に、安定感があり、はったりや中傷、日和見が横行する政界の喧騒の中で、案外うまくかじ取りをしてくれそうな感じがしました。

よかったらご覧になって見て下さい。

なお、同じ「立憲民主党ツイッター」で、泉健太さんの出馬会見、西村ちなみさんの出馬決意表明の様子も紹介されています。
https://twitter.com/cdp2017

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
笹井明子
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「立憲民主党は初心に帰れ」・京都市長選推移を受けて

2020-02-03 23:42:42 | 立憲民主党
1月19日に告示された京都市長選挙は、2月2日の投開票の結果、現職の門川大作氏(自公、立憲、国民、社民推薦)が約21万票を獲得し、16万票を獲得した福山和人氏(共産、れいわ推薦)に5万票ほどの差をつけて勝利した。

この選挙が告示されると、SNS上にはこの選挙に対する意見や感想、とりわけ福山候補の率直で真摯な人柄と弱者に寄り添う姿勢への共感・応援と、角川氏支援で自公と手を組む野党、特に立憲民主党への疑問の声が溢れかえり、選挙民でない私も否応なく注目することになった。

SNS情報から読み取れるのは、角川氏が、「挑戦と改革:くらしに安心、まちに活力、みらいに責任」と中央政府を踏襲したようなスローガンを掲げているのに対し、福山氏は、「あなたがしんどいのは、あなたのせいやない。政治にやる気があれば、もっとみんなが暮らしやすい街にできる」という、山本太郎ばりのスローガンの下、「子どもの医療費中学校卒業まで無料、返さなくてもいい奨学金、老人医療費の窓口負担を軽減、地域経済支援」など、暮らしを支えるのに必要な具体策を提示していた。

消費税増税により生活不安が一層深刻になっていることを実感し、自公政権の「活力」「改革」などの文言をちりばめた絵空事のような『施政方針』と、人治国家のような傲岸不遜な振る舞いに辟易している私としては、立憲の福山幹事長が、自民党の下村博文氏や西田昌司氏や伊吹文明氏らと並んで角川氏を応援している絵面そのものに、強い違和感を覚えた。

そして、その違和感が頂点に達したのは、1月26日の京都新聞に掲載された「大切な京都に共産党の市長はNO」という全面広告を目にした時だった。

この露骨なネガティブキャンペーンそのものの広告は『未来の京都をつくる会』という角川候補の支援団体が広告主だということだが、自民、公明に加えて、何人かの著名人と、立憲、国民民主、社民の京都府連が名を連ねる体裁になっていて、何とも釈然としない思いに捕らわれた。

この品性を欠いた広告に対しては、さすがに一人を除く推薦人たちから「事前に内容を知らされていない」という抗議の意思が示され、さらに立民の福山哲郎氏すら「違和感がある」と語り、国民民主の原口一博氏は「良識を疑う。ヘイトではないか?」、社民の福島瑞穂氏は「社民党京都府連は一切関与していない」と、夫々に意思を表明したが、その一方で、立憲の枝野代表は、「広告自体存じ上げませんので、コメントのしようがありません」と木で鼻を括ったような主張をしたという。
https://www.j-cast.com/2020/01/31378495.html?p=all

これが事実だとしたら、安倍首相や菅官房長官の日頃の答弁振りにも似たこの物言いで、枝野氏は、何を守ろうとしたのだろうか。正直、「がっかり」以外の言葉が見つからない。

枝野氏は、2017年10月に立憲民主党を創設した際に、自民党政治に失望している私たちに、希望の道筋を示した自分の言葉を覚えているだろうか。

「政治は、政治家のためでも政党のためでもなく、国民のためにある。今の政治に怒りや危機感を持つ、多くの国民の声に応えて、政治の流れを転換させたい。この国に暮す多様な一人ひとりとの対話を通じて、誰もが自分らしく生きられる社会をつくりたい。」

今回の京都市長選で、立憲支持層の半数近くが福山候補に投票し、角川候補への投票は四分の一程度という結果だったという。

枝野さんら立憲幹部は、今回の市長選の投票結果をしっかり見つめ、立憲創設当初の自らの決意、立憲支持層の思いと、今の自分たちの姿勢に乖離が生じていないか、検証する必要があるのではないだろうか。

「護憲+コラム」より
笹井明子
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野党共闘再生の新機軸を

2018-11-01 16:30:41 | 立憲民主党
10月31日の日経新聞電子版をネットで見ていたら、下記の谷口尚子 慶応義塾大学准教授 の記事が目にとまった。ところが詳細は、[有料会員限定]、となっており、当方はその会員でもなく、日経新聞も購読していないので具体的内容は分からない。

ただ題名の、「野党再生の条件(上) 左右対立超える新機軸を 」については全く同感なので、10月24日の当スレッド(安全・外交政策を考える)より、弊稿を下記に抽出して逆提案しておきたいと思う。

https://www.nikkei.com/article/DGXKZO37063580Z21C18A0KE8000/
『野党再生の条件(上) 左右対立超える新機軸を
谷口尚子 慶応義塾大学准教授
経済教室 コラム(経済・政治) 2018/10/30付日本経済新聞 朝刊

ポイント
○現選挙制度下、自民・野党の政策内容近く
○政権能力の評価低いままでは支持伸びず
○野党は個々の有権者のニーズに寄り添え

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます』


(以下は10月23日の弊投稿)

>日米安保条約に代わる日本の平和と安全保障への道(永世中立国)(2)
https://blog.goo.ne.jp/rojinto_goken/e/7bf2a70a82800bcca623a37121573379

>*永世中立国へのムーブメント造り

・来年の参議院選挙の1人区で、各野党は統一候補を立てないと自民党、公明党候補に勝てないこと分かっているが、野党共闘できそうな旗がなく、溝が埋められず難航中である。この際先ず、[永世中立国を目指す」というアイデンティティーの旗の下に結集して、各党の政策をすりあわせ調整できないものか、このことについて野党は議論してみて欲しい。また「日本の永世中立国化」を唱えるるような政治家が一人でもよいから出て欲しいものである。現在期待したい政治家は自由党参議院議員山本太郎氏、社民党福島瑞穂氏、千葉民主連合参議院議員の小西洋之氏あたりである。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
厚顔
コメント (2)
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迷える主婦のつぶやき

2018-09-11 16:43:04 | 立憲民主党
皆さんこんにちは。私は以前この掲示板に投稿した「迷える主婦」です。

あれから数年経ちまして、戻って来た夫を家に入れた方がいいと…親戚中の年寄りが言い出して。中には「家にはやはり家長が必要だ」なんて変な事言い出す年寄りもいて、多数決で決めようとなって、圧倒的多数でまた「あの人」が私の夫になりました。酷い話でしょ。

お金!?相変わらず入れてくれませんよ。俺の金は俺の金お前の金も俺の金。が信条の人ですから。私がパートの仕事三つも掛け持ちして暮らしてますよ。

おまけに今度は我が家の家訓だと「高プロ主婦制度」なんて訳の分からないもん決めましてね。

この家の主婦は24時間主婦であらねばならぬ。その目的を果たすため主婦は畳やベットの上で寝てはならぬ。ついでに畳の上で死ぬこともならぬ。死期が迫ったら何処かへ姿を眩ますべし(葬儀代節約のため)…ってあたしゃ犬猫かよッて思いましたよ。

何故別れないのか?実はこの国には「婦女子は二夫と契ってはならぬ」という法律ができましてね。「女が勝手に子ども作らず別れるのが少子化の原因だ!女どもの勝手な我儘をこん根絶せよ!」って訳の分からない事言い出した政治家が現れて、新聞もテレビもあまり報道しなかったら、さっさと強行採決してすんなり国会通ってしまったんですよ。

憲法違反?…今の政権は憲法なんて関係無いって思っているから、上手く野党の追求も言い逃れてどこ吹く風だって友人が言ってたわ。

「夫からの離婚言い渡しは何時でもOK」だから女達が怒る事怒る事。友人の話では、この間も若い娘達が「おとこはどうだ~!♪」「おとこはどうなんだ~!♪」「おとこも二婦と契るなよ!!」とラップみたいに歌いながらたーくさん集まったそう。

家の次男坊も「面白そう~男も行っていいのかな?」って言うから「いいんじゃない。この前テレビに若い男の子沢山映ってたわよ」ってけしかけてやったら友達誘ってイソイソ出掛けて行ったわ。

「サクライワルコ」とか「ウソノアヤコ」とかが「日本の淑女が下品な言葉を使うなんて嘆かわしい!」ってマスコミ等で騒いで、国民の声が大きくなったら大変と火消しにやっきになっているけど、「そんな事知ったこっちゃねえ~!」って国会前に集まる女達は益々増えているとか。

何とかなるといいわね。じゃなくて、来年の選挙まで忘れないで、私達が怒ってる事思い知らせなきゃね!!

「護憲+BBS」「どんぺりを飲みながら」より
パンドラ
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国民をなめてはいけません

2018-04-17 09:30:33 | 立憲民主党
「国会前大集合」のあった4月14日、私は地元の「親の会」に顔を出しました。

参加者は私を入れて5人ほどでした。でも、良い事があったんですよ。会の代表の方が「憲法9条変えるな!」の署名用紙を回して「御賛同頂ける方は…」とお願いした所、全員が署名しました。地元の護憲派の方々が主催している会から回ってきたそうです。

とかく「会の趣旨と関係無いことは…」と眉をひそめる方がいらっしゃいますが、「憲法」は私達の生活に直結した問題です。将来の日本社会の事、これからの子どもや若者の事を考えると、決して親の会にも「関係ない」事ではないはずです。

次の会の集まりはもう少し大きなもので、市の職員の方、社会福祉協議会の方にも声をかけているので、今回のように署名用紙を回そうかどうしようか迷ってる、と言ってました。私は彼女の行動にエールを送り、その日は仕事で参加出来ないけれど、もう一人この「親の会」立ち上げる時一緒に行動してくれた心強い仲間がいますので、彼女にフォーローを頼みました。

そう言えば「親の会」の代表の方は、原発には反対だから東京電力の電気を使うのは嫌なので、他の電力を使いたいとも言ってました。ここにもまた、仲間がいて心強い思いがしました。何時か国会前にも行きたいそうです。

国民が時間が経てば忘れるなんて、安倍さん国民をなめてはいけません。

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
パンドラ
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寛容で自由な「リベラル保守」に期待する

2017-11-04 14:25:02 | 立憲民主党
今回の選挙は、明らかに森友・加計問題から逃げたい、今なら勝てそうという安倍首相の思惑で仕掛けられた選挙だった。そして臨時国会冒頭に解散し、600億円余の選挙費用が国民の税金から使用されたことになる。

結果は自民党の過半数、公明党など憲法を変えようという趨勢は3分の2を超えた。いよいよ私達国民は、日本国憲法つまり日本の目指すところを改めて深く考えなくてはならない。

この選挙では、希望の党にすり寄った民進党から立憲民主党が分離したことが唯一の収穫だった。だいたい民進党は結党時に、自民党から公認がもらえなかった人まで極右からリベラルまでを含んでいたから、もう一つ立ち位置がハッキリしなかった。

今回の枝野幸男氏出馬の辞を聞いて、久しぶりに政治家のごまかしのない本気の話を聴いたと思った。

「多様な意見があるからこそ、できるだけそうした皆さんに、まずはきちっと情報公開をする。判断をするための材料をしっかりと提供する。そして、できるだけ多くの意見に耳を傾ける。

意見が違っていたら、相手を抑えつけるんじゃなくて、説明をして、説得をして、納得してもらえるように努力をする。その基本があった上での最後の多数決じゃないですか。その基本があった上での、どうしても忙しい、時間がないときにトップダウンじゃないですか。

残念ながら今の政治は逆の方向になってしまっている。だから、暮らしの足下に光が届かない政治になってしまっている。私たちは、こうした政治の流れを変えていきたいと思っています。」

民主主義というものは、時間のかかる面倒なものなのだ。自分で考えることから逃げてしまうと、民主主義のワイマール体制から独裁者ヒトラーに政治を託してしまうような愚かな選択をしてしまうことになる。

麻生太郎氏が「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かなかった。あの手口に学んだらどうか」と国民を軽視する恐るべき発言をしたが、こうした政治家によって、実際に今の日本は、憲法をないがしろにする方向に進み、今回はまさにその憲法を変えようとしている。

はたして安倍政権が、改憲論議の場で「まずはきちっと情報公開をする。判断をするための材料をしっかりと提供する」かどうか、怪しいものだろう。国民自身がマスコミを巻き込んで正確な情報を共有しなくてはならない。

以前の自民党にはリベラル保守、良識派と言われる政治家がいた。石橋湛山、宇都宮徳馬、松村健三、田川誠一、三木武雄、鯨岡兵助といった人たち。宇都宮氏の発行する月刊誌『軍縮』は、平和への道を探り研究された論文が毎月掲げられていた。

日本が、そして世界が平和に暮らせることが、国民のために働く政治家のなすべきことであり、軍事的な脅しをかける米大統領にすり寄ることが、どれほど危険で国益にならないか。

「アメリカと違って、日本は北朝鮮のすぐそば。軍事行動は慎んでもらいたい」と、トランプ氏にはっきり言えない安倍首相は、果たして国民を大事に思っているのだろうか? そして事故はもちろん軍事目的としても危険な原発を再稼働にしていることも、国民の命を危険にさらす行為だ。

原発についても枝野氏は言う。
「ふるさとを守るのが保守じゃないですか。本当の保守なら、どうしたら一日も早く原発をやめられるか。そのために最善を尽くすのが、私は本当の保守だと思っています。」

「リベラル保守」という政治家の復活は嬉しい。民主主義は、多くの意見を聞きあう「寛容さ」と、それを闊達に話し合える「自由」の場が必要だ。「リベラル」な政治家は、独裁的な政治を嫌い、ごまかしのない政治を願う国民が支えなくてはならないと思わされている。

引用は「立憲民主党 枝野幸男代表 演説全文(10月17日福島)」よりhttp://satlaws.web.fc2.com/edano1017.html

「護憲+コラム」より
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立憲民主党への期待と私たちの決意

2017-10-25 09:49:52 | 立憲民主党
枝野幸男さんが、大義なき解散・総選挙の喧騒の中で、「まっとうな政治」のスローガンを掲げて、立憲民主党の立ち上げを宣言したのは、10月3日のことでした。

10月14日の東京大作戦=大規模街頭演説では、
「政治は、政治家のためでも政党のためでもなく、国民のためにある。今の政治に怒りや危機感を持つ、多くの国民の声に応えて、政治の流れを転換させたい。この国に暮す多様な一人ひとりとの対話を通じて、誰もが自分らしく生きられる社会をつくりたい」と語り、彼の「まっとうな政治を、立憲民主党を、一緒に作っていきましょう!」の呼びかけに、会場を埋め尽くす観衆からは大きな拍手と枝野コールが湧き上がりました。

翻って、2ヶ月前の8月1日、私たち「護憲+」は第十五期に入り、新しい期を迎えるにあたっての抱負を、以下のように述べました。

『この間の政治状況の中で、市民の中から、「政治は自分達一人ひとりのもの」、「政治にきちんと関わろう」という「民主主義」のうねりが生まれ、根付き、着実に広がっています。
私たちも、こうした市民の一員として、「民主主義の担い手として政治にコミットする」姿勢を共有し、立憲主義を尊重し市民と共に政治を作っていこうと志す政党や政治家が、選挙に勝つ力量をつけるよう、積極的に応援、支援して、真の「受け皿作り」に尽力していきたいと思います。』
http://yufuu.com/user/goken/goken2shushi.html

今回の立憲民主党の立党宣言に出会った時、あたかも私たちのこの決意に呼応するかのような意思表明に驚くと共に、私たちが長年に亘って待ち望んできた「まっとうな政治」を志す政党が、本当に誕生したことに、感動を覚えずには居られませんでした。

10月23日、立憲民主党は、選挙結果を受けた声明の中で、
『立憲民主党にとっては、今日から、ここからが、国民の皆さんとともに歩みを始める新たなスタートです。・・・私たちは、国民の皆さんにお約束した草の根からの政治を実行に移し、支え合いの仕組みを創っていくために、強い決意と覚悟をもって国政に臨んで参ります』との決意を表しています。

一方、人々の期待、注目の大きさが明らかになると、さっそくマスコミが「政界再編」を取り沙汰するなど、いつもの無責任で訳知り顔の評論を繰り広げていますが、それに対しても枝野さんは「永田町の内側の権力ゲームに参加するつもりはない」とキッパリとした姿勢を示しています。

こうして、当たり前の(なだいなださんが晩年に語った「常識哲学」を思い起こさせる)姿勢を語る政党・政治家が出現し、ボトムアップの政治、本当の民主主義に則った政治がスタートしようとしていることは、私たちにとってこれまでにない大きな喜びです。

これから私たちは、立憲民主党の行方を見守り応援しつつ、「立憲主義」「民主主義」が大きく広がり、遠くない将来に当たり前のこととして日本社会に定着することを期して、「草の根からの政治」の成長、発展にコミットするという、私たち自身の今期の抱負を、真摯に、積極的に実践していきたいと思います。

「護憲+コラム」より
笹井明子
コメント (4)
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