12月27日の「週刊報道LIFE」、私も見ました。
SEALDsメンバーのサスプル時代の初々しい表情。牛田さん指導によるコールの練習風景。高橋源一郎さんが大きな影響を与えていたこと。そしてSEALDsとして夫々が逞しく成長していった様子。どれもが懐かしくもあり新鮮でもあり、心を揺さぶられました。
思えば、私たちも彼等のリズミカルなコールに最初は戸惑いながら、いつの間にかしっかり声を合わせていました。渋谷の街をパレードした時、繁華街の空気が私たちに好意的だった驚き。13万分の1人になりに国会前に行ってスピーチをする彼等の力強い言葉に頼もしさを感じたこと。警察が作ったバリケードが崩壊して道路に降り立った時の解放感。私もこの1年、気持ちは彼等と共にあったと思います。
それだけに、最後の「安保法案」成立の瞬間の一瞬の静寂と、奥田君の呆然とした表情。そして、気を取り直したように「法案 撤回」と嗄れてしまった声でコールを始めた映像を見たとき、彼らの悔しさが、今も抱える私の悔しさと重なって、涙があふれました。
それでも「敗北ではなく新たなスタート」と前を向く彼等の明るい姿は、想田さんの「覚悟」を促す言葉と共に、憲法と民主主義を踏みにじられた今年を経て、来年をどう生きていくか、私たちにヒントを与え、もう一度前向きになるよう背中を押してくれたと思います。
年末を締め括るに相応しいとても優れた番組でした。(見逃した人のために年内の再放送を希望!)
「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
笹井明子
SEALDsメンバーのサスプル時代の初々しい表情。牛田さん指導によるコールの練習風景。高橋源一郎さんが大きな影響を与えていたこと。そしてSEALDsとして夫々が逞しく成長していった様子。どれもが懐かしくもあり新鮮でもあり、心を揺さぶられました。
思えば、私たちも彼等のリズミカルなコールに最初は戸惑いながら、いつの間にかしっかり声を合わせていました。渋谷の街をパレードした時、繁華街の空気が私たちに好意的だった驚き。13万分の1人になりに国会前に行ってスピーチをする彼等の力強い言葉に頼もしさを感じたこと。警察が作ったバリケードが崩壊して道路に降り立った時の解放感。私もこの1年、気持ちは彼等と共にあったと思います。
それだけに、最後の「安保法案」成立の瞬間の一瞬の静寂と、奥田君の呆然とした表情。そして、気を取り直したように「法案 撤回」と嗄れてしまった声でコールを始めた映像を見たとき、彼らの悔しさが、今も抱える私の悔しさと重なって、涙があふれました。
それでも「敗北ではなく新たなスタート」と前を向く彼等の明るい姿は、想田さんの「覚悟」を促す言葉と共に、憲法と民主主義を踏みにじられた今年を経て、来年をどう生きていくか、私たちにヒントを与え、もう一度前向きになるよう背中を押してくれたと思います。
年末を締め括るに相応しいとても優れた番組でした。(見逃した人のために年内の再放送を希望!)
「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
笹井明子
