老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

タイのアイデアを早く膨らませて、先に進めるものなら早く進みたいものだ

2021-08-31 16:14:59 | 社会問題
コロナワクチンの利用の点で、最近タイ国が面白いアイデアを発信している。一つは異なったワクチン種を併用するアイデア。もう一方は現在の筋肉内注射から皮下注射へ変えるアイデア。

前者のタイ国のアイデア:異なったワクチン種を併用。
 現在タイはAstraZenecaワクチンを主に使用中。だが入手性に問題がありワクチン接種スケジュールに支障が出ている。それに対応するため入手しやすい中国製Sinovacを1200万回分輸入するという。
 1回目に不活化ウイルス型ワクチンのSinovacを、2回目に現在のウイルスベクター型のAstraZenecaを使用するというワクチン併用のアイデア。入手性に問題あるAstraZenecaワクチンの使用量を半分にできる方策である。智恵を働かせた面白いアイデアである。

早速このアイデアと同じ趣旨の取り組みを行う国が出ている。1つはキューバ。キューバは現在自国製ワクチンを使っているが中国製のSinopharmの併用を考えているようだ。Sinopharmを2回接種に使い、ブースター用に自国産ワクチンを想定しているという。

もう1カ国はこの日曜に河野氏が打ち出した日本。AstraZenecaワクチンを併用するアイデアを打ち出している。現在PfizerとModernaに片寄っていて接種率拡大スピードを上げにくい状況(さらに今回Modernaの異物問題が重なった)にカンフル剤が必要だったことからの、河野氏のアイデアだったと思われる。

その後、加籐氏からこのアイデアを進める場合には安全性有効性等の確認を事前にしっかりやるべきという、尤もな考えも出されている。併用法(1回目にAstraZenecaを使い2回目にPfizerかModernaを使う考えのようだ)の善し悪しの判断に必要な作業を迅速に進めることを求めたい。

後者のタイ国のアイデア:接種の方法に関する。
 現行の筋肉内接種法のワクチン量の20%から25%のワクチン量を皮下に接種することで、現行の筋肉内接種とほぼ同等の有効性が得られるとタイ国の研究者は発表している。

接種法を変えることでワクチン量を4分の1または5分の1に減らせられる可能性があるというこのアイデアに追随する動きは今の所見られない。残念な状況と思う。

少なくともWHOは呼応して欲しい。普段ことある毎に富裕国と途上国との接種率の格差問題(50-60%対10%以下が現在の実態でしょうか)を訴えているし、富裕国側のブースター接種の動きを阻止してその分を途上国側へ回してほしいとWHOは訴えている。

この問題には富裕国側にも充分理解できる理由がある。2回接種済みの人達のかなりの部分が接種から半年が経とうとしている。そのワクチンの有効性が半年くらいで減弱化することが知られている。よって富裕国側もブースター接種が必要になる時期を迎え始めている。

この問題には、一方に100%の理があり、他方には理が全くないとは言いにくい綱引きと思えます。根本問題はワクチン量が足りていないということでしょう。WHOとしては本来ワクチン量をどうやって増やすかを考えるのがポイントの一つです。勿論基金を募ってワクチン獲得競争に参戦しやすくする方策もあるでしょう。

しかしタイ国が折角打ち上げてくれたアドバルーン。皮下接種がタイ国研究陣の言うように有効性安全性等で問題がなければ、ワクチン量が一挙に4倍から5倍に跳ね上がるアイデアのアドバルーンではないですか。

WHOとして何故呼応する動きが出ないのか。例えば是非を見極める検討を早急に進めたい位のことが何故言えないのか不思議に思う所です。

ワクチンをビジネスチャンスとして又は覇権の材料にしたいという思いがあることは充分考えられますが、WHOはまた違った立場でしょう。

タイ国のアイデアが眉唾物であるかも知れません。がそれならそれで、そのことを早く知りたい所です。アドバルーンを膨らませる努力が見たいものです。その膨らませ役としてはWHOが最適な立場にいると思うのですが。

そしてその結果出る是非に関する判断がどう出るか早く見てみたいものです。今後の動向(タイ国とWHO等)を注視しています。

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30日のコロナ関連記事

2021-08-31 09:54:18 | 社会問題
○米国:疾病予防管理センター(Centers For Disease Control And Prevention)がワクチン接種後の心筋炎による青年・成人の死亡例は報告されていないと発表。
○EU:EUは、不要不急の米人旅行客をコロナ安全リストから除外することを加盟国に推奨。米国での感染拡大で米人観光客へ再度制限をかけることになる。米国以外ではイスラエル・コソボ・レバノン・モンテネグロ・北マケドニア共和国がリストから除外されている。この動きはEUの推奨であり、加盟各国はそれぞれの判断で制限策を決定する自由度は持っている。
○南アフリカ:南アの科学者が多重に変異した新種のコロナウイルスを検出した。感染性を更に高めた株なのか、現行のワクチンを無力化する株なのか、既感染者が獲得している免疫をすり抜ける能力を持つ株なのか、についてはまだ分かっていないという。
 この新しい株はC.1.2と命名され5月に初めて確認されている。現在南アフリカの各州とアフリカ・ヨーロッパ・アジアとオセアニア地域の7カ国に広がっている。
 この新しい株は多くの変異を集積しており、高い伝染性の変異も内包しており、中和抗体の作用を減弱化させる変異も内包している。潜在能力は持っていることは明らかである。実際の能力の調査結果が待たれるところである。
○サウジアラビア:マスクと検査を条件に約600万人の学生が今週学校に戻っている。感染者数と死亡者数の低下傾向を背景にしての動きである。12才以上の生徒はワクチン接種済みが戻れる条件になる。“学校は休校、体を接触し合う活動はキャンセルされてきていた”と校長は話している。
 サウジの新規感染者数は以前のピークだった日に4000人以上から最近の数カ月は日に数百人のレベルで安定している。死者数は8月10人以下。
○ドイツ:ワクチン接種熱が冷えてきており、ベルリン当局は今日特別列車を環状線に2時間かけて走らせ18歳以上で接種受けたい人に1回接種型のJ&Jワクチンを投与しているという。国民の60%を少し超える接種率のドイツではあるが、ここの所感染率が上昇し始めている。
○インド:ワクチン供給力が急増している。輸出力の向上に期待がかかる。
 インドではワクチンの生産力の上昇が見られている。例えば世界最大のメーカーであるインド血清研究所(The Serum Institute Of India)はAstraZenecaワクチンを現在月間ほぼ1億5000万回分を生産しているという。4月の段階では約6500万回分だったので2倍以上の生産増である。
 またインド国民の成人の半数以上が既に1回は接種済みになってきていることから、今後数カ月以内にワクチン輸出国に復帰が期待されている。インドは100カ国程に6600万回分を供与または売却して来ていたが、この4月中旬以降輸出を禁じる政策をとっていた。
 インドではこの金曜日に1000万人以上に接種すると言う記録を作ったばかりで、生産を倍増以上させている状況であるという。
○パキスタン:Sindh州の新規感染者は1013人死者は41人。検査数は13228人。陽性率は7.7%。
○WHO:WHOヨーロッパ代表のHans Kluge氏は、第三回目のブースター接種は第一回目の接種を待つ人からはワクチンを奪うようなぜいたくな接種と捉えられるが、そうではなく最も免疫性に問題を抱える人に安全を保つ上で基本的な役割を有するものと考えるべき、と言っている。また最近2週間のEU内のコロナ感染速度の上昇が見られることと幾つかの構成国で接種率がいまだ低い所がある点を深く懸念しているとも言っている。
 今月初めにWHOはブースター接種が必要であるとするデータはなく、それによって引き起こされることは、単に2回接種で足りている人に更に必要のない余分を付け加え、格差を更に拡大させるだけのことだ、と発表していた所である。
 担当地域の違いで見解が変わると言う状況がWHOの中にもあるのだろうか。
○フランス:レストランや他のサービス業に従事している200万人の労働者が仕事場に入るのに健康パスの提示を求められているという。市民は既にレストランや観光地公共施設等の利用時に提示が要請されている。
○オーストラリア:コロナ入院患者数のピークは10月に来るだろうと警告している。
○EU:米国に対して旅行制限を再開することを推奨している。
○米国:Fauci博士は12月までに更に10万人のコロナ死があり得ると声明。
○パキスタン:Sindh州政府はKarachiとHyderabadでの屋内レストランの完全利用禁止制限が続いていることを声明。昨日州政府は接種者に対して屋内レストランの利用が24時まで可能としていた。
○米国:学校が始まるにつれてスクールバス運転手不足に悩まされているという。
○インドネシア:コロナ感染の波を受けている状況を気にしながら学校がスタート。規制緩和で600校が再開しているが教員組合はクラスター発生等の注意を喚起している。
 ジャカルタの感染率は先月のピークからは低下しているという。ジャカルタのBaswedan市長によると1万の学校から選ばれた安全とみられる610校が既にこの4月から収容力の50%を上限として試験的に再開して来ていたという。
○マレイシア:Ismail Sabri首相がコロナ感染者と濃厚接触の疑いで隔離中という。いつまでかの情報は出ていない。Sabri氏は前任のYassin氏が議会で多数派から転落したことで今月初めに就任したばかりである。
○WHO:教師及び学校関係者がワクチンの接種を優先的に受けるべきと声明。学校の休校を防ぐ一手段としての要請である。
○中国:29日の中国本土での新規感染者数が23人と発表。前日の33人から低下。23人全員が国内感染でなく海外由来という。また感染者数にはカウントしていない新規の無症状感染者数が24人だったという。無症状感染者も全て海外由来だったとしている。
○ニュージーランド:Pfizerワクチン接種で初めての死者を記録。死亡した女性の死因は心筋炎だったという。

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27日28日29日のコロナ関連記事

2021-08-30 13:30:31 | 社会問題
○パキスタン:Sindh州新規感染者数1165人、死者数22人。検査人数15112人。陽性率7.7%。
 州政府はワクチン接種者限定、収容人員の50%、夜12時までの条件でKarachiとHyderabadの屋内食事処の再開を発表。屋外食事どころも23時59分まで接種者限定で許可される予定。未接種者は屋内の食事処は利用禁止で、屋外食事処では22時までは利用出来るという。
○イスラエル:ワクチン接種済みの全員に対し第三回目のブースター接種を要請へ。今日から開始するとのこと。年齢は12歳以上。
○UAE:United Arab Emiratesの首都AbuDhabiは全市民に対しSinopharmワクチンを6か月以上前に受けた人に9月20日までにブースター接種を受けるよう要請。Sinopharm以外のワクチン接種者はブースター接種の必要無しとしている。
○イエメン:J&Jワクチンの初バッチ品を入荷。
○タイ:バンコック及び他の高リスク地区にて発着する国内線飛行機を9月1日から許可する予定。他の規制緩和としてショッピングモールの再開もある。
○日本:ワクチン接種促進の為に従来の同一ワクチンの2回接種に拘らずに異なったワクチンを接種する方法を検討するとしている。河野氏は“厚労省に例えば1回目をAstrazZenecaワクチン、2回目をPfizerワクチン或いは1回目をAstraZenecaワクチン、2回目をModernaワクチンを打つような方策を検討するように要請している“と話している。AstraZenecaを使用することで接種率の拡大に繋げたい意向と思われる。
○オーストラリア:記録を更新する1323人の新規感染者を出している背景のもと、オーストラリアはウイルスと共存しながら生活していくかどうかの議論を行っているという。
○ニュージーランド:83人の新規感染者。デルタ株の拡大が続く。Ardern首相は月曜にコロナ対策の修正を発表するとしている。累計感染者数は3100人以上、死者は26人。
○インド:新規感染者は45083人で、南部kerala州での感染拡大が続いている。新たな死者は460人。
○オレゴン:急増するコロナ死者数でオレゴン州は冷凍トラックを保管用に用意している。更に2台目も用意していると州政府が発表。北西部のTillamook郡と南西部のJosephine郡ではコロナ拡大が危機的という。
○キューバ:主として自国産ワクチンを利用しているキューバで、今後中国製のSinopharmワクチンを併用するという。保健省では今日からCienfuegoesにてSinopharmの2回接種とブースター接種として自国製を使用し始めると言う。併用接種法の有効性は90%以上というが詳細の根拠が何処から出ているか不明という。政府がSinopharmの承認をしたかどうかも不明という。
○ベルリン:数千人が集会の禁止のなか、政府のコロナ対策に反対の動き。警察は9つの集会の計画に対し禁止している。その一つに2020年StuttgartでBallweg氏により創設された最も明確に反ロックダウンを掲げるQuerdenker運動も含まれている。法務当局は1つの抗議行動は許可しており土曜と日曜に500人の集会が予定されている。2000人以上の警官が市内各所に配置され禁止に逆らい集会を行う動きに対応すると言う。
○パキスタン:Sindh州、28日の新規感染者数1152人、死者9人。検査数17361人。陽性率6.6%。
○ロシア:7月の死者数が50421人だったと発表。昨年12月の以前の記録の44435人を大幅に上回っている。但し当局はコロナに直接関連した死者数は38992人と言っている。
 例えば5206人の死者はコロナ関連を確定するには更に調べる必要があるとしている。また別の1449人はコロナ以外の原因で死亡している可能性が高いとしている。
○米国:教室でのマスク着用の議論が教育現場から法廷に移っている。少なくとも14州で訴訟が起こされているという。
○英国:12才から15才への接種の準備を進めている。実施の許可はまだ出ていない。新学期開始時に許可され次第、開始できるように準備しているという。現在は16歳以上を対象に接種している。また健康上の理由がある又は抵抗性の点で問題ある成人と同居している12才から15才に対しても接種は行っているという。
○米国:未接種の感染教師が26人へ感染拡大していると報告された。
 またBiden大統領は中国が持っているコロナ起源に関する重要情報の開示を再度、要求している。
○フィリピン:コロナ規制を延長。新規感染者が19441人。ここ9日間で3度目となる最高記録。新たな死者は167人。
○研究によるとデルタ株由来感染者は2倍の確率で入院の必要が出ると言う。
○インド:一日の接種者数が1000万人以上に初めてなる。Modi首相は13億人口の記念碑的偉業となるだろうと称賛している。
○USオープン:ゴルフ大会観客参加者にワクチン証明を要請すると発表。
○米情報機関:米情報機関はコロナ起源について意見が分かれているという。また中国首脳がパンデミック発生以前にウイルスについて知らなかったという事を信じるとしている。
 分類されていない要約によると、米情報機関の4つのメンバーは信頼性は低いもののウイルスは初期に動物から人間に感染したとしている。5番目の情報機関は中確度で最初の感染者が研究室に関連しているとしている。ウイルスが生物兵器として開発されたものでないと分析者らは見ている。また大半の情報機関はウイルスが遺伝子工学的に作成されたものでない、と信じるとしている。
 米情報局は金曜日中国が世界の研究を阻害し続けており、情報の共有を拒み米国を含む各国を非難していると声明した。
○EU:米国への旅行制限を再度発令の動き。未接種者の隔離と検査要請の制限を米国と他の5カ国へ施行する方向。
○米国:ホワイトハウスによると12歳から17歳の若者の半数が既に1回の接種済みという。
○イタリア:Draghi首相は世界の経済の回復の不均衡さとワクチンの入手性の不均衡さ(特にアフリカ)がパンデミック収束を困難にしていると声明。富裕国では60%が少なくとも1回は接種済みの状況で、一方途上国ではそれが今だ1.4%と記している。
○ブラジル:10代の青少年に接種を開始。
○パキスタン:Sindh州の27日の新規感染者が1217人、死者が37人。検査数18817人。陽性率は6.5%。
○スリランカ:厳しい規制を更に1週間継続。死者が200人を超える最高を記録。
○米国:感染者数増大で検査キット製造会社(Abbott,BectonDickinson,Quidel)が生産に追われている。検査場所で数分で結果の出る迅速検査キットもあるという。他に検査場所の研究室に般送するタイプもある。デルタ株の拡大で日に10万人以上が新規感染している事態が続いている。
○デンマーク:ワクチン接種が進みデンマークでは最早コロナは社会的に懸念される病気ではなくなっている、と政府が声明。9月10日から制限の緩和を始めるという。
 7月1日から導入していたデジタルコロナパスポートを要請された場合に提示の必要が現在継続しているが、今後コンサートやナイトクラブでの提示が必要なくなる可能性があるという。
○LongCovid:研究(英国医学会誌のThe Lancetに掲載)によるとコロナ感染で入院しその後に退院した患者のほぼ半数に12カ月後にも残る症状が一つはあるという。症状は一つは疲労感もう一つは筋肉の弱化である。多くの患者で完全な回復は1年以上がかかると言う。またコロナ感染診断後1年経過しても呼吸数の増大を訴える患者が3人に1人いると言う。
○インド:政府はkerala州とMaharashtra州に対し新規感染者4万人を連続2日記録した場合に夜間外出禁止を検討するように要請している。今月中旬に25166人の最低を記録していたがここ3日間急増し始めている。Kerala州では最近家族が集まるフェスティバルを祝っていた。金曜日のインドの新規感染者数は44658人だった。
○メキシコ:コロナウイルスを中和するマスクを製作したと研究者が発表。メキシコ国立自治大学(The National Autonomous University Of Mexico)の研究者らは銀と銅をナノ化して積層したマスクを開発。このマスクはSARS-CoV-2ウイルスを中和するという。
 SakCuと命名。Sakはマヤ語で銀をCuは化学元素記号の銅。コロナ患者からのサンプルを用いて有効性の評価を行っている。ポリプロピレン上に積層した銀―銅フィルムに患者のサンプルを付着させ何時間でウイルスが消滅するかで見た所、サンプル量が多い場合には8時間で80%以上が消滅、サンプル量が少ない場合には2時間でウイルスRNAが不検出となるという。
○タイ:小売店とレストランの制限を緩和。いつからという情報は不明。
○パキスタン:接種者が5000万人という区切りを通過。人口は2億2585万人。
○米国:入院患者数が8カ月間で最高の10万人を超える。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
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立憲民主党福山幹事長に聞く(一月万冊YouTube)

2021-08-28 16:09:51 | 政治
一月万冊・清水有高さん(ツイッター:https://twitter.com/monthlymansatsu)が運営しているYouTubeに、昨日、立憲民主党の福山哲郎幹事長が特別ゲストとして出演し、『コロナ対策、消費税、衆院選の闘い方、連合・共産党との関係、政権交代が起きたらどうなる?』等々について、元朝日新聞記者佐藤章さん、清水有高さんと、意見交換をしています。(所要時間1時間7分)

https://www.youtube.com/watch?v=b-kvbAi0mm4

私たちとしても、野党第一党として頑張ってほしいと期待しつつ、頼りなさを感じることが多々ある立憲民主党に対し、佐藤さんや清水さんが、私たちが日頃感じている様々な疑問を率直にぶつけ、それに対し、福山さんが自分の言葉で、率直に、誠実に答えています。

自民党政治にウンザリしている私たちが、今後この党に何を期待し、どう関わっていくかを考える上でも、一見の価値があると思います。

お時間がありましたら、どうぞご覧になってみてください。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
笹井明子
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26日コロナ関連記事

2021-08-27 09:47:14 | 社会問題
○パキスタン:Sindh州新規感染者1423人死者24人。検査陽性率は7%。
○スペイン:医薬会社のRovi社はModernaワクチンの異物混入問題を調査中とし、数バッチに限定される問題のものが日本に出荷されたようだと発表している。
○WHO:来月末までに各5000万回接種分のSinovacワクチンとSinopharmワクチンを、主にアフリカとアジアに向けて出荷する計画と声明。中国ワクチンの供給は初めて。今年中に20億回接種分を供給という計画からの大幅な遅れを取り戻す動きである。計画遅れの原因の一つは主要生産国のインドの出荷制限であった。
○ベトナム:新規感染者が11575人と死者318人と発表。
○ギリシャ:民間と公立含めて全ての医療従事者への強制ワクチン接種という政府の方針に抗議する労働者が5時間の労働放棄を行っている。300人程がアテネの厚生省周辺に集まり9月1日から執行の法案に抗議。政府は執行延期の考えを否定し、公立病院労働者組合側はワクチン接種運動は支持するも強制化には反対としている。
○アフリカ:デルタ株感染が32カ国に拡大している状況のもと、アフリカの疾病防疫センター長はアフリカ大陸でのワクチン接種率の目標数値を上げている。以前にNkengasongセンター長は大陸の集団免疫に必要な接種率を13億人の人口の少なくとも60%と見積もっていたが、現在はそれを70から80%に上げる考えとしている。
 彼はその修正した接種率に到達したとしても、それで集団免疫が達成出来たと言えないかもしれないし、まだ他にやるべきことが残されているかもしれないと述べている。
○ロシア:死者数が820人となりを記録を更新した。
○日本:未使用のModernaワクチン容器中に異物が見つかり、約163万回分を使用停止にしている。接種を急ぐ中、供給の遅れの心配が出ている。厚生労働省によると異物の確認を多数の接種会場が報告しており、中には既に接種してしまった例もあるという。但し今の所異常を示す報告は無い。日本での輸入販売は武田薬品で、武田は同一製造ラインで製造のワクチンの使用を停止している。武田はModerna社に緊急調査を要請している。
 またパラリンピック関係の情報として、参加者に初めての入院者がでたとの報道もある。
○WHO:どんな種類の集会でもリスクがゼロ、という事はありえない、とWHOが声明。
○インド:kerala州(人口密度の高い南部の州)のコロナ感染状況でModi首相の政権党とその地を治める対立党との間で悶着が起こっているようである。Kerala州はここの所、最高の感染者数を記録しており、また国内の統計でも第二位の記録となっている。政権党は現在の第3波の感染を制御する上でKeralaの現状を不満に思って見ている。一方Kerala当局や感染症学者に話を聞いてみると違った光景が見えてくるという。
 Keralaの採用している感染対策は感染を迅速に認識把握して当局により良い対応を可能にしている、その結果死亡率を下げることに結び付いているという。これはデリーで数ヶ月前見られた駐車場や病院の外で酸素不足やベッド不足で人々が死んでいった事態と大きな違いがあると対立党は考えているようである。
○マレイシア:世界がワクチン接種で動く中、マレイシアのとある商店の店主が施餓鬼法要(Hungry Ghost Festival)用に紙で作ったワクチンセット(シリンジと2個のワクチン瓶)を用意しているという。
○ニュージーランド:新規の感染者が増えているものの、Ardern首相は厳格な国家ロックダウン策がデルタ株感染拡大を制御するのに役立っていると声明。68人が新たに確認され累計感染者数は277人。Aucklandで263人、首都Wellingtonで14人。
 “ロックダウンは効果を発揮しているがデルタ株は狡賢い。我々には非常な用心深さが求められる“と首相は言う。
○イスラエルの保険維持機構(Health Management Organisation)のClalit Health ServiceからのデータをもとにしてPfizer-BioNTechワクチンが心臓の炎症リスクを微妙に増大させるということ、このリスクはコロナ感染者にワクチン接種した場合に高まると言う事実を、研究者らが医学学会誌のNew England Journal Of Medicineに発表した。
 それによると10万人当たり1人から5人が接種により心筋炎症状を呈すると言う。コロナ感染者へ接種した場合はこれが11人になるという。
○英国:12才から15才への接種はまだ正式決定をしていないと声明。
○オーストラリア:初めて新規感染者が1000人を超す。最大人口のシドニーを抱えるニューサウスウェールズ州が1029人の患者を確認。一方ビクトリア州では80人が確認された。
○米ワシントン州:入院患者が急増。18日から19日間隔で入院患者が倍増しているという。州全体で医療環境は切迫してきており一部の田舎地区ではICUベッドが満床になっているという。

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25日コロナ関連記事

2021-08-26 13:19:57 | 社会問題
○ブラジル:保健省が9月中旬から免疫不全者と70歳以上を対象にしてワクチンのブースター接種を始めると発表。AstraZeneca・J&J・Pfizerワクチンを使用する。免疫不全者には2回接種後の28日後に、70歳以上へは2回接種後の6カ月経過を目安にしている。
○J&J:J&Jワクチン(1回接種型ワクチン)の2回目の接種が、1回目の接種で得られる獲得免疫より大きい免疫を与えると発表。正式な精査は済んでいない段階だが、2つの試験で2回目の接種が9倍の抗体を生成したという。2回目が1回目接種から何日目なのかも説明されてはいないが、政府のウェブ上の試験に関する情報では、6カ月から始まる複数の期間をあけての複数のテストをJ&Jは行っていることを示しているという。
○タイ:感染した場合に高いリスクがあるとして、妊婦に対しワクチンの接種を勧告している。“少なくとも妊娠12週が経過している50万人の妊婦をターゲットとしている。このターゲット層の内2回接種済みは現在まだ2078人(0.4%)だ。”とコロナウイルス特別委員会の広報担当のSrirangsan氏が発表。“妊婦は呼吸に問題を抱えやすいので感染後に2.5倍の割合で死亡しやすい”という。
○パキスタン:Sindh州の新規感染者1404人、死者29人。検査数は18161人(陽性率7.7%)。
○スイス:感染の波の再発に緊張する中、スイスは更に140万回分の注文をPfizer-BioNTechに行っている。この量の注文を考えると、スイスは必要性があるならブースター接種も行う予定と思われる。医療機関の逼迫が迫ってきており市民生活への制限拡大に進む可能性もある。
○ニューヨーク市:Hochul市長は彼女の第一日目の公務を迎えて行政の透明化を約束。前任のCuomo市長時代に発表していたコロナ死者数に12000人程の死者を追加した。
 “今後は今まで発表してきた以上の情報を提供していく。従って今後市民は市発表の死者数(老人施設や病院での)がCDC(Centers For Disease Control&Prevention)のそれと乖離していないことを知ることになる”、としている。表面化すべきだったことの多くが隠されてきていた。透明性が私の行政の良さを示す認証としていく、と声明。
 【利権行政に慣れ染まり沈滞し固定化した社会構造が背景にあり、その上に更に役人の波にも巻き込まれてトップの個性が見えなくなるのが通例だが、やはりいるのですね。日本でも長野や矢祭や下條村等の実績を思えば可能性は少しはあるのでしょうが?】
○ペンタゴン:Austin国防大臣が全軍人に直ちにワクチン接種をするように要請。80万人以上がまだ未接種という。
○英国:Pfizer-BioNTechワクチンとAstraZenecaワクチンの感染防止力が接種後6カ月以内に低下し始めるとの研究結果が発表された。Pfizerの場合は5から6ヶ月後に有効性は88%から74%へ、AstraZenecaの場合は4から5カ月後に77%から67%へと低下。
 研究対象人数は100万人以上で接種者と未接種者の比較から結果を求めたとしている。
○インド:体育の授業が始まるのに対応して来月初めまでを念頭にして全教員(1000万人程いる)への接種を急いでいる。政府は先週年齢の高い子供への接種も承認している。
○ニュージーランド:デルタ株拡大が広がる中、政府はワクチン接種運動を推進している。
 新規に62人が感染し、累計患者数が210人になっている。大半は最大都市のAucklanndで、12人は首都Wellingtonという。20383人が接触者として確認されており、480か所以上のスポットを特定地域にしている。
○シドニー:新規感染者数が新しい記録を立てており、病院の奮闘が続いている。919人が新規に感染し、ICU治療中患者は113人(うち98人は未接種者)という。
 ワクチン接種運動も推進中。
○WHO:世界規模で見て新規感染者数が1週間当たりでほぼ450万人で安定してきている。
 過去2カ月は徐々に上昇していた。パンデミック問題を毎週評価している国連の保険担当によると、太平洋の西側地域では約20%の上昇、アメリカ大陸では8%の上昇、そして残りの他の地域では変化なしか若干の低下が起こっているという。
○米国:Biden大統領の下にコロナウイルスの起源についての情報が届いているが、中国からの情報不足等も含む理由から不完全なものという。90日まえに大統領から報告の提出を求められていた。ウイルス起源と初期波及の実態の解明議論への関心は高まってきている。
○台湾:国内感染者ゼロを報告。5月9日以来で初めてとなる。再度コントロール下に置いた。5月中旬から感染が広がっており、市民活動に制限を課して来ていた。入国者の制限や隔離も行ってきている。
○米国:Fauci博士が更に接種者が増えれば米国は2022年の春にはCovidをコントロール下に置くことが出来るだろうと声明。
○オーストラリア:連邦政府が各州首長に対し、ワクチン接種率が70から80%の到達した段階で現在行っている緊急経済支援活動を停止するように要請した。Frydenberg財務相によると先月に4段階国家再開プランが各地域の首長と連邦政府との間で合意されているという。

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電力会社から何処まで離れた生活が可能かを考える。それに繋がる情報を纏めてみる

2021-08-26 11:42:06 | 暮らし
以下の調査と纏めは電力業界にサヨナラを言いたいがための、自身の興味に基づくものです。

「5アンペア生活をやってみた」(斎藤健一郎著;2014年;岩波ジュニア新書)を今回はベースにして、出来るだけ纏めてみたいと思いスタートした次第です。みなさんの参考となり興味をひければ幸いです。

1. 現状は如何に?
平均的な家庭は月間290kWhの電力を、32立方メートルのガスを使うと言う。ガスを含めるのは電気炊飯の代わりにガス炊飯でガスの使用が増えるのであれば意味ないと意識しているからです。

2.どんな電気器具を使い、どれだけ電力を食っているか?
これから紹介する各種データは主に「5アンペア生活をやってみた」(斎藤健一郎著;2014年;岩波ジュニア新書)から取っております。

先ずは基本データの一般世帯の機種別電気使用状況データ
(2009年度総合資源エネルギー調査会省エネルギー基準部会に基づく)
     冷蔵庫     14.2%
     照明器具    13.4%
     テレビ      8.9%
     エアコン     7.4%
     電気温水器    5.4%
     エコキュート   3.8%
     電気便座   3.7%
      食器洗い乾燥機   3.7%
     電気ポット    3.2%
      電子計算機    2.5%
     ジャー炊飯器   2.3%
     洗濯機・乾燥機  2.1%
     電気カーペット   2.0%
     電子レンジ   1.8%
     その他     25.6%

省エネ技術の向上や、人それぞれの生き方や時代の流れで消滅するものがあれば反対に出現してくる器具もある等を考えれば、上の表は2009年当時の参考程度の代物でしょう。

3. 現在の契約アンペア数を意識して、変えることの意義を考えてみる。
普通電力会社とアンペア数を基本契約で決めています。多くの場合は30~40アンペアあたりでしょうか?5アンペア生活に挑戦していた斎藤さんが名古屋で借りた家の例では、50アンペア契約の家だったとの事です。先ずは現在の契約アンペアを認識する所から始めるのが妥当です。

また以前は1戸毎にブレーカー付き配電盤があったのが普通でしたが、最近ではスマートメーター化が推進されており、ブレーカー機能の無い家庭が増えているのではと思います。ブレーカー機能の無いスマートメーター世帯では契約オーバーし停電した際には大本の電力会社が復旧作業(極めて簡単だそうです)を行い、30分程度で自動的に使えるようにしてくれると説明を受けた記憶があります。当然その停電中に原因の機器をOFFにしておく必要はあります。

契約アンペア毎の毎月の基本料と上限ワット数(同時に使用できる器具の合計)を示すと
60A契約:1680円程で6000Wまで   50A契約:1400円程で5000Wまで  
40A契約:1120円程で4000Wまで   30A契約:840円程で3000Wまで
20A契約:560円程で2000Wまで    10A契約:280円で1000Wまで

ちなみに5アンペア生活を実践している斎藤さんの話では、5アンペアの基本料金はどうやらゼロ円。但し通常電力会社は5アンペア契約の存在を顧客に隠したがり説明しないので、かなり骨を折る必要があるようだが、例えば斎藤さんの事例を持ち出せば、希望する5アンペアの土俵に乗せることは出来るとの事(定款上は5アンペアもOKとの事です)。なお10アンペア以上は従量電灯Bでの契約になるが5アンペアでは従量電灯A区分になるとの事。

アンペア数の変更はスマートメーターになっていれば電話でOKとのことを以前聞いていますが、ひょっとすると繋がらないとかネットに誘導されるとかになるかもしれません。また下げるだけでなく、戻したりもっと上げたい希望も電話で簡単に出来、即変更した条件で利用可能と聞いています。

現状の電力使用状況がどうであるのかを知るためにも、又変えたいと希望を持つのであればなおさら現状を知った上で計画を立てることが大切でしょう。そんな際に有力な武器になる電気の見える化の話を次にします。

4. 電気器具はそれぞれどのくらいの電気を食っているのか?電気を見える化する。
ちなみに我が家は40アンペアの契約です。この機会に現状での我が家の電気使用状況を棚卸する意味も込めて、使用している電気器具とその必要ワット数(アンペア数)を調べてみました。

但し我が家には電気の見える化には必須の優れものの消費電力測定器(ワットチェッカー:1000円程で入手できるそうです。これがあれば器具の使用運転中のアンペア数と積算電力量ならびにCO2発生量・電気代まで液晶に表示するそうです。使用には器具と壁のコンセントとの間に測定器を入れるだけです)が無いので、各器具の使用説明書中の数値や器具に記載の数値(多分最大値)を利用しています。よってそれぞれの家の使用実態により変わる正確な数字を表していないということに注意が必要です。

エアコン:通常は10アンペア目安。説明書では冷房運転時は14アンペアで暖房運転時は21アンペア。但しこの数値は最強条件での最大値と思います。何しろ40A契約で2台のエアコンが設置されていますからこの仮定は妥当と思います。
 現在1台だけを微風29度設定にして使用中で4~6アンペア(400W~600W)あたりが実態か。1日12kWhを消費中と思います。夏の3か月は月に360kWh当たりか。ちなみに冬の暖房用には使用していない。
 再起動時毎に14アンペアがかかる瞬間を繰り返すとして考える必要はあります。
TV:消費電力は110Wで1アンペア。待機電力は0.1Wで0.001アンペア
 視聴時に1アンペア(100W)と考えればよいでしょう。
 結構見ていますから日に1kWh程ですか。月に30kWh。
電子レンジ:1430Wで14.6アンペア。 ヒーター加熱使用時は1220Wで12.2アンペア
 現状はヒーター加熱使用はなしで、レンジ使用が日に5~6分か。
 日に0.2kWh以下ですが使用時には最大15アンペア程度を消費するものです。
 月に6kWh以下。
炊飯器:100V、1240W。炊飯時に12.4アンペア(1240W)必要。炊飯にほぼ1時間ですから日に1.24kWhを使っていると思います。月には37kWh程か。
冷蔵庫:100V、120W。1アンペア程で24時間連続ですから日に2kWh程、月に60kWh。
 夜間は開け閉めないので実質は40kWh程か。
洗濯機:100V、440W。4アンペア程で30分間位。日に0.2kWh程か。月に6kWh。
掃除機:強使用時で10アンペア、弱使用時で5アンペア。日に5分程か・日に0.05kWh。月に2kWh程か。
トースター:100V、620W。使用時に2~3分。0.03kWh程か。月に0.1kWh程か。
照明:連続使用の天井照明が1つ。天井照明は100Wとして15時間点灯で日に1.5kWh。他に使用時のみに点灯の照明が6か所。LEDもあるので1か所当たり30W使用時間が日に6分として0.02kWh。合計して月に45kWh程。
アイロン:100V,770W。使用は10分程度で月6-7回として1kWh以内か。
ドライヤー:10アンペア。我が家は不使用。
扇風機:100V,40W。夏の間10時間程度弱で使用。日に0.2kWh、月に6kWh程か。
電気温熱器:100V,150W。日に一回6分ほど。0.02kWh。月に10回程の使用で0.2kWh。

以上我が家の電力消費状況を購入時の資料と使用状況を勘案して纏めると、エアコンを除いて月173kWh(6月の東京ガスからの請求書では155kWh:5月の使用分。まあまあ当たっています)で、夏の2カ月ほどはエアコンの分360kWhがプラスされると思います。

現在の我が家の電気利用の状況が大凡つかめたので、次に契約アンペア数を変えようと考えた場合に必要な事柄である現在の生活スタイルで起こりえる最大アンペア数を考えてみたい。

同時に使用する可能性が充分に有る家電をピックアップしてみよう。消費アンペアの小さいものはここでは無視して大きいアンペアを食う家電を挙げて見ると
エアコン(14A)電子レンジ(14.6A)炊飯器(12.4A)掃除機(5A)洗濯機(4A)トースター(6A)が挙げられる。

全部を同時に使えば計算上は56アンペアになる。それにバックグランド的に稼働している冷蔵庫・TV・照明の2アンペアを加えると契約の40アンペアをはるかに超える58アンぺアになってしまうが、10年間一度もブレーカーは落ちていない。

この理由の一つは、エアコンと電子レンジと炊飯器(この3つの同時使用で計算上は41A)は同時になることはありえるが、掃除機・洗濯機・トースターを更に一緒に運転する機会は無かったこと、つまり生活のスタイルから収まっていたという点と、特に電子レンジで特徴である最大アンペアが極く短時間(1分以内)で終了しまうこと、そしてもう一つの最もあり得る点は上記の( )内のアンペア数が最大アンペア数で、普通は実際にはそれ以下で運転されていたということではないかと想像しています。

いずれにしてもブレーカーが一度も落ちることなく生活出来ているが、40アンペアにほぼ張り付いている使用アンペア数を考えると、今の40アンペアの契約は我が家としては当面必要であると結論せざるを得ないと思っています。

大まかには我が家では残念ながら今の生活スタイルにこだわれば当面は契約アンペアの変更が当面出来ないことが判明した訳ですが、しかし例えば炊飯器は必ず起きるまでに炊飯終了の予約システムで対応すれば、30アンペア以内に収めることも見込め、30アンペアへのダウンもあながち不可能ではない状況とは思っています。目指す目標は当面30アンペア契約ですが、我が家が希望する目標は20アンペアです。

ここでもう一点注意すべき点があることに触れてみます。

例えば洗濯機の場合が特徴ですが電気器具は、その使用中に大きくアンペア数の変動が起こるものということです。

先ずは洗濯機。洗濯中に水流を起こす工程と反転の為一旦停止し次に逆流を起こし、また停止しを繰り返す訳で、その間0.8アンペアから2アンペアの間を行き来するとのことです。次いで脱水。この工程では0.8アンペア付近から始まって徐々に上昇していき最終的には4アンペア付近まで上昇するとの事です。従って先のカタログ記載の4アンペアだけを頼りに判断しての使用電力量の見積もりは過大試算だったということです。

掃除機も使い方次第でアンペア数は大きく変化するもので、強で使用すれば10アンペアだが弱使用で半分の5アンペアになります。

ワットチェッカーを使って各場面での電力消費の見える化を具体的に確認していけば、使用法・運用法の観点からの賢いアイデアが各家庭で発見でき、それで最大アンペア数を下げる事が出来る賢い方策が各家庭ごとに見つかるのではないかと思います。

我が家でも、もっと見える化を図りたい気になってきました。先ずはワットチェッカーの購入から始めて、もっと正確に我が家の電力使用状況を把握して今後に備えたいと思い始めています。賢いアンペアカット策が見つかり、実行も無理なくできることに結び付けば40から30アンペアへの契約の変更が可能となり月々280円の実益が出るのですから。

この項最後の情報として目標値としての斎藤さんの電気料金の変遷を見ておきます。

2011年7月頃   133kWh(福島普通生活時代:新聞記者という職種柄か、かなり少ない印象)
2012年7月     59kWh(5アンペア生活始めて1ヶ月目)1208円
2012年10月     40kWh(秋になり扇風機やTV使用が低下)854円
2012年11月 11kWh(冷蔵庫を卒業)         285円

新聞記者の斎藤さんが思いつきで始めたとはいえ、極限を目ざして見ようという記者ならではの意識があっての結果と思います。目安なり目標として参考にしたらと思います。

彼も言っていますが、我慢比べの競い合いの意識からでは無く、正確にワットチェッカーで実態を踏まえた上であくまでも無理のない楽しく無駄なく自分に合った計画を先ずは立てて、出来る所から実行していく心構えが大切と思います。

斎藤さんの苦労談当たりをスタートに他の話題も含めて、次回以降紹介していきたいと考えています。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
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24日コロナ関連記事

2021-08-25 11:51:27 | 社会問題
○米国:新学期から数週間、米国の多数の地区で対面学習を止める又はハイブリッド型へ変える動きがあると言う。10を超える州で80以上の地域やチャーターネットワーク(Charter Networks:チャータースクールと呼ばれる学校が1990年代に米国で増えつつあり、新しい学校の試みという)が対面学習を取りやめたり延期したりしている。他の所では全生徒または半分の生徒を自宅に戻してハイブリッド型学習を行う模様。主に小さいそして田舎の地域ほど平常再開を断念しているという。
 ジョージア州ジョンソン郡地区監督者のMorris氏は、“多くのスタッフがいない状況で全ての教室をカバーすることは、この感染者の急増する中ではとてもできない”という。40%の児童が隔離状態になっており、この地区では先週に9月13日までのオンライン授業に切り替えている。
○ブルネイ:1年以上コロナ死亡者が無かったブルネイで2名の死者が発生。85才の女性と60歳の男性。ともに肺に疾患を呈して隔離センターに今月入院していた。この2名を加えてボルネオのスルタン国の累計死者数は5名。45万人の人口。
○パキスタン:Sindh州の感染者数1702人(前日1463人)死者86人。
○スイス:非常に心配な感染者増というコロナの第4波が押し寄せているという。ここの所、日に2500人から3000人が新規に感染しており、今年初めの第3波に近づいている。”現状は好ましくないと見るべきで、ある意味心配している。第4波の状況と捉えなければならない”とMathys氏はBernでの記者会見で言っている。
○ギリシャ:政府は新たな規制策を布告し、併せてワクチン接種運動促進の為に採用していた未接種者向けの無料検査を終えることも発表した。9月13日以降は民間及び公的機関で働く未接種の人は、週に1回から2回の検査(職種により回数が違う)を自費で受ける必要が出ると言う。大学生も週に2回の迅速検査費用を払うことになる。高校以下の学生には自己検査キットを無償で交付という。
 新規制によると、ワクチン接種者或いは免疫証明書を有する者だけがカフェ・レストラン・クラブ・スポーツ施設を利用出来ることになる。
 【ロボットではない人間は、各々が想像を超える人それぞれの特殊事情を持って生活していると思うのですが。病弱者・情報弱者・その他思わぬ形で弱者がいるのではと想像すると、余程緩やかなきめ細かい規制を時間をかけて考えない限りは、かなりきつい社会を急速に迎える予感がします。また悪用を狙う詐欺師の横行も気になる点です。】
○WHO:コロナは障害者に不釣り合いな打撃を与えている。
○イラン:第5波に直面しているイランでは昨日の死者が709名と記録を作っている。新規感染者数は40623人。8月27日まで2週間の期限で陸上移動の禁止制限中である。全業種の商店と役所がこの日曜から1週間の閉鎖を終えて再開されている。
○中国:前CDC(Chinese Disease Control)専門家が“洪水のような”コロナ規制は避けるべきと提言。確かに規制強化策は不利益を上回る利点を持っていたが、疲弊する市民のリスクを考えると行き過ぎたものは是正する必要があるとしている。飛行場作業員の感染から始まったデルタ株感染もほぼ終息に向かっているという報道もされていた。
○アジア開発銀行(ADB):ADBによると昨年の段階でアジアの途上国の7500万人から8000万人の人が更に追加された形で極度の貧困状態に落ちいっているという。1日1.9ドル以下での生活が貧困の基準。パンデミックは不平等を拡大していると仮定すると極度の貧困状態の人の数はもっと多い可能性があると言う。
 報告によるとアジア地区の途上国では2億3百万人或いは5.2%の人が2017年の段階で極度の貧困状態とされており、パンデミックがなければ2020年にはその割合が2.6%へと低下している筈であった。
○クウェイト:船の巡航は続けるが、旅客の乗船は中止と発表。日曜から執行されている。
○インド:自国産m-RNAワクチンの初期臨床テストで安全性が確認されたという。政府は次のステージのテストを承認している。中間ステージテストを10から15の施設で、最終ステージテストを22から27の施設で行う予定とGennova社はいっている。
○米国:Pfizerワクチン300万回分をCOVAX経由でパキスタンに出荷と発表。これで合計850万回分の出荷になると言う。
○韓国:研究によると発症時のデルタ株感染者の体内のウイルス量が、他の株の患者に比して300倍多いという。ウイルス数はその後4日目で30倍、9日目で10倍と時間と共に低下していく。10日目には他の株と同レベルになるという。
○キューバ:キューバが自国産ワクチンAbdalaを大量にベトナムに供与することと、その製造技術の移転も年末までにベトナムに行うと発表。3回接種型のAbdalaワクチンは6月に行った最終ステージの臨床試験でコロナウイルスに対し92.28%有効だったという。
○フランス領ポリネシア:人口希薄地であるフランス領ポリネシアでコロナ感染が拡大している。まだ大多数の住民がワクチンを受けていない地でデルタ株が広まっており、週末に54人死者が報告されている。
 人口28万人のポリネシアではパンデミック発生以来300人以上が死亡している。死者の半分以上がここ3週間で発生している。累計感染者数は7591人だが無症状患者の大半は検査を受けていないことを勘案するともっと多くの感染者がいると考えられる。
 資源に制限があるポリネシアの医療現場は現在コロナと格闘しており増大する患者に対応するために廊下にベッドを設置している状況であるという。死体の取り扱いにも混乱が起こっている模様。
○中国:Sinopharm役員が市民への接種を先ずはもっと進めた上で、その後ブースター接種を考えるべきと発言。
○ハワイ:David Igeハワイ知事は、生活に必須なことに限定した行動のみに制限するよう住民並びに訪問客に要請している。“ハワイ諸島で多くのコロナ患者が発生していることから、今は旅行に来るには良い時期ではない”と知事は言っている。
○イスラエル:ブースター接種運動を始めてからまだ1ヵ月も経っていないけれども、どうやらPfizer-BioNTechワクチンの第三回目の接種がデルタ株を大人しくさせている兆候をイスラエルは掴んでいるようだ。今後出てくるだろう情報に注目したい。
○ニュージーランド:当局は新たに41人の新規感染者を発表、急激な上昇が見られている。Aucklandで38人、Wellingtonで3人。累計は148人となった。ここのところの感染拡大は最初に起こったAuckland付近にまだ限定されている状況ではある。
○タイ:今年度AstraZenecaワクチンの6100万回分の供給を受ける予定。
○ペンタゴン:月曜にFDAからPfizer ワクチンが承認されたことを受けて、ペンタゴンは全米軍属のワクチン計画をアップデートした布告を用意しているという。

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23日コロナ関連記事

2021-08-24 12:09:59 | 社会問題
○ブラジル:Bolsonaro大統領はマスク着用規制の終了日を保健大臣に考えるよう指示。
 永いこと大げさに着用を嫌がってきた上に、法的義務ある大衆のまえでもしばしば着用拒否してきた大統領にとって、このマスク着用問題は政治問題化していた。ワクチン接種が進みまた感染を経てきたことを議論した上で、彼はマスクがもう必要ないのではと説明し、この着用規制の終結期限の問題の検討を考えているとした。
 【マスク・手洗い・必要ない密は避ける、あたりの行動はコロナ禍の生活で生まれた新しい普段生活の形と捉えることも出来る。コロナ禍終了後の生活スタイルをどのような形にするかの判断は、個人または地域が、従来の様式から新普段生活の様式のどのあたりに設定するかという問題になるのではないか。着用指示解除に進むにしてもBolsonaro氏に柔軟な考えがあって欲しい気がします。】
○東京:感染者増に対応して酸素ステーションを開設。軽度の症状の人むけの仮施設(130人まで対応できる)が渋谷にオープン。自宅待機者・入院ベッド空き待ち患者で症状進んだ人向けに3人の医師と25人の看護士が待機しているという。
 【待ち望んでいた仮設病院のスタートでしょうか。現在東京だけを考えても日に5000人から8000人に新規感染者が到達する勢い。この規模なら東京だけでも更に1000以上の仮設ステーションを作る必要があると思います。下に記載のUNICEFが1000個の酸素濃縮器セットを供与という記事に総額が140万ドルだとされています。これをもとに計算すると1セット当たり20万円程。130セットの渋谷は装置的には1セット1人と仮定すると2600万円。仮設建屋込みで1ステーションは1億円以内でしょう(使用されていない既存建屋を使うと言う知恵を働かせれば1ステーションは5000万円程度以内でしょうか。更に考えをめぐらせれば日本では酸素ボンベや空気ボンベの供給基盤が現状はしっかりしているでしょうし欠乏していないでしょうから、それを併用すること考えれば酸素供給システム代金も10分の1程度には簡単になってしまうでしょう。智恵さえ働かせれば建屋と医師・看護師の問題だけに収斂するかもしれません)。1000か所考えても1000億円(ひょっとすると百億円程度)。これで13万人対応可能。費用的には1千億円以内で行けそうです。小池氏に意思と意欲と能力と度胸があるか。ちなみにそれ以上をオリンピックに散財してしまっていますね。今日の新聞によると小池氏は厚労省と共に医療現場に最大限のコロナ患者の受けいれを要請、という。従わない場合は公表との脅しまでしている由。コロナを過小評価し取り組むべきことを怠った上に無駄で不用な所へは金を回してしまったことを先ずは詫びた上で、何とかお願いしますと言うのが筋でしょう。】
○パキスタン:Sindh州の新規感染者数1459人、死者15人。検査陽性率は8%だった。
○米国:当局がPfizerワクチンを完全承認した。これにより会社や大学、地方行政府でのワクチン接種運動が促進される見込み。FDAはPfizer-BioNTechワクチンが安全性・有効性・製造工程の厳格さの点でFDA基準に合致しているとした。
○UNICEF:1000個の酸素濃縮器と付属品(140万ドル相当)をパキスタンに供与。パキスタンではイスラマバードと他の4州の289の医療施設に配る予定。
○ニューヨーク市:市長が公立学校教師と職員にワクチン接種を強制。9月27日までに少なくとも1回の接種を求める。
○フィリピン:新たな記録となる18332人の新規感染者数を数えた。感染動向の追跡が大半困難という。遺伝子解析センターの調べで新たなデルタ株患者は466人が確認されたという。これで累積デルタ株患者数は1273人となったという。
○インドネシア:政府はジャカルタとバリ地区を含む地域でレストランとショップそして礼拝施設の部分的再開を火曜から行うと声明。レストランと礼拝所はキャパの25%までショッピングモールは50%までを基準に再開。インドネシアでは7月15日をピークに現在はピーク時の78%減にまでなっている。
○エジプト:先月に最初のデルタ株感染者があったことを報告。35歳のエジプト女性で軽い症状で入院の必要はない状態だったという。更に数例のデルタ株患者を発見しているがこちらも入院の必要はなかったという。エジプトの累計患者数は286,350人死者は16671人という。しかし検査体制の不充分さを考慮するとこれ以上の実数と考えられている。人口は1億453万人。
○オマーン:9月1日からワクチン接種済み証を有する旅行者の入国をすべて認めると発表。
 最近1週間の平均1日当たりの患者発生数が187人と低下していることに対応した動き。
 オマーンの累計患者数は300,728人で死者は4013人。人口は525万人。
○ロシア:6月23日以来初めて新規感染者が20000人を割り、19454人へ。死亡者は776人。
○シドニー:60人への礼拝活動を行い市のロックダウン規制を無視していたシドニーの教会が警察から批判されている。シドニー西部のブラックタウンにある教会側は“主イエスの名で市の全てのロックダウンを拒否する。我々はイエスの名を持ってロックダウンは終わったと宣言する”と言っている。シドニーはいま外出禁止規制下にある。
○フィリピン:ロシアのSputnikLightワクチンを緊急時使用限定で承認した。Sputnikの一回接種型のLightを承認する最初のアジア国となる。これにより1000万回分のワクチンの発注が可能となる。9月から10月頃の入荷を政府は期待している。
○青色の手術用マスク:研究によるとウイルス感染阻止率はわずか10%という。
○インドネシア:ジャカルタの腐敗を正す法廷で、前インドネシア社会省大臣のBatubara氏にCovid-19社会支援法案の為の調達品にからむ収賄容疑で12年の実刑が判決された。併せて5億ルピー(約34700ドル)の罰金と横領金の返還が科された。
○イスラエル:Pfizerワクチンの3回目のブースター接種が感染防止と重篤化防止の点で、2回の接種に比して非常に大きい効果を60才以上の高齢者に発揮することを示す知見を公表した。研究の詳細は入手できないが、閣議に提示されたデータは日曜日にウェブ上にUPされている。それによると3回目を受けて10日経過した60歳以上の人は4倍の感染防止がされているという。
○中国:7月以来初めての国内由来の感染者ゼロを記録という。また先月20日南京の飛行場の作業員の間で広まったことから始まった現在の感染拡大は間もなく収束に向かうだろうとも発表している。
○ニュージーランド:デルタ感染者数が100人を超える。
○北朝鮮:独自にPCR検査機器を開発したと発表。感染性の高い変異株の防止に取り組むという。孤立した国で感染者の報告はないが、パンデミックが国家の存続に繋がる危機になると捉えて国境封鎖・移動制限・厳格な予防措置策等を課している。国家科学アカデミーの科学者と技術者らが国際基準に叶うPCR(Polymerase Chain Reaction)システムを初めて開発したと労働者党新聞のSinmun氏はいう。

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22日コロナ関連記事

2021-08-23 11:41:31 | 社会問題
○イタリア:死者が23人(前日45人)、新規感染者5,923人(前日7470人)と低下。入院患者(ICU治療の重篤患者は含まず)は3767人(前日3733人)だった。
○パキスタン:Sindh州の新規感染者1118人、死者は22人。検査数は13946人。陽性率は8.0%だった。
○米国:公衆衛生局長官Murthy氏はFDAがPfizerワクチンの完全承認を直ちに行うだろうと述べる。2回接種型のワクチンは安全性と有効性を示す多くのデータがあると引用して、Pfizerワクチンの承認が学校や経済界での接種運動の更なる推進役になるだろうとしている。現在FDAはPfizerワクチンを緊急時使用対応で承認している。
○韓国:Modernaワクチンをより多く入手することに努めている。
○イスラエル:3才までの子供を対象に抗体検査の実施を始めている。新学期を前にしてどのくらい多くの児童が既にウイルスに対して防御力を持っているかを知る目的で行っているという。3才から12才はワクチン対象外で人数は150万人程である。既に充分の抗体を持つ児童は強制隔離の必要がなく、感染蔓延時の学校運営に自由度をもたらす可能性があることを考えての動きのようだ。
○イラン:死者が684人と最高を記録し、新規感染者も36419人だった。この土曜までの期限の蔓延防止策(役所銀行せいかつ必需品以外の商店の閉鎖)が終了した直後の状況。
 【これからどう対応していくかが注目される。】
○東京:パラリンピック大会組織委は感染増で検査の拡大・移動制限等の規制を強化する方向。武藤氏は食事は個人個人個別に組織委の指示するホテル自室で又は食堂で、そして黙食で、を指示。
 【武藤氏自身の子供や孫にはそう言えるかもしれないが、あかの他人のそれも大人に良く言えたものと感じいったのが第一印象。そんなこと言う必要のない状況を作っていくのが模範となる大人のやり方でしょうと武藤氏始め組織委に言っておきます。時期をずらせば良いだけの簡単なことです。】
○マレイシア:コロナとの戦いの為に対抗勢力と共闘を新首相が提案。
○英国の科学者:自国のブースター接種向けを半分にして、他国へのワクチン供給量をその分増やすことを検討しているという。
 【こういう人間味のある智恵を出していく動きや努力の話は好きです。広めたいものです。】
○ロシア:新規感染者20564人、死者762人。
○中国:昨日の20人から32人へと新規感染者が増える。自国内感染は4人という。
○ニュージーランド:感染増からコロナ戦略を見直す動きが出ている。今までの“Covidゼロ”排除戦略がもはや通じないような強敵のデルタを前に、従来の戦略を疑問視し始めているようだ。
○オーストラリア:Morrison首相がロックダウン政策を擁護。国民の少なくとも70%が接種済みになるまではロックダウン策を続ける必要があるとしている。日曜日の新規感染者は914人で前日の894人を上回っている。
○英国:市民に対して初めて抗体検査を行うことを来週から始める。市民がいままでに感染して獲得した抗体の情報を集めることを目的にしているという。この政策の詳細はSkyNewsやBBCのようなマルチメディアで公表されているという。
 【施策を提案し実施していく姿勢、さらに公開していく姿勢は評価されます。公開を求めても出さない出ても真っ黒け、議事録すらないと言う我が国は”主権は民に”の観点で何周も世界から取り残されている上に、更に立ち往生状態の国と言えます。】
○ナッシュビルTennessee:ナッシュビルSuperTalk99.7WTNのラジオのホスト役だったPhil Valentine氏がコロナ感染で死亡。氏はワクチン懐疑主義者で著名だったという。

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