鳩山政権が輸出より内需拡大で日本経済の再興を計ろうとしていることには賛同できる。それは、これまでの自民党政権が輸出産業に注力して外需に依存する政策を打ってきたが、国民生活の方は良くなるどころか、輸出企業に賃金を吸い上げられ、むしろ疲弊したからである。
そして鳩山内閣が内需拡大のためには円安より円高が望ましく、また財務大臣がこれまで為替介入に消極的であったことも分からないでもない。しかし円高も程度と場合によりけりである。最近の短期間での円のじり高とドバイショックによる急激な独歩高は異常である。
もう一点は内需拡大のために円高が望ましいと言っても、鳩山政権では内需拡大を誘引するための、第二次補正予算や仕分け会議で廃止・縮減された無駄な予算の再編や、平成22年度本予算編成はこれからであり、今の円高メリットを受け止める内需拡大の経済システムの立ち上げもこれからである。今はまだ日本経済は輸出に頼らざるを得ず、円高デメリットの方が強くなることは明らかでる。
そのような意味では、現在の円高が来年度予算が成立して内需拡大策が明確に成った頃であればタイミングとしても良かったが、経済はそう上手くは運ばないと言うことである。
こうした状況から財務省と日銀による円高対策は急務である。今の日銀総裁は民主党が野党時代に指名したようなものであり、藤井財務大臣が以前には円高容認と見られる発言をしていたことを思えば、白川日銀総裁も動きたくとも独自には動けまい。
そのような中にあって、鳩山首相が日銀総裁と会談するとの昨日のニュースは朗報である。鳩山内閣としての円高対策を11月30日(月)の東京株式市場が開くまでに打ち出すことを望みたい。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091128AT3S2801B28112009.html
「護憲+BBS」「新政権ウォッチング」より
厚顔の美少年
そして鳩山内閣が内需拡大のためには円安より円高が望ましく、また財務大臣がこれまで為替介入に消極的であったことも分からないでもない。しかし円高も程度と場合によりけりである。最近の短期間での円のじり高とドバイショックによる急激な独歩高は異常である。
もう一点は内需拡大のために円高が望ましいと言っても、鳩山政権では内需拡大を誘引するための、第二次補正予算や仕分け会議で廃止・縮減された無駄な予算の再編や、平成22年度本予算編成はこれからであり、今の円高メリットを受け止める内需拡大の経済システムの立ち上げもこれからである。今はまだ日本経済は輸出に頼らざるを得ず、円高デメリットの方が強くなることは明らかでる。
そのような意味では、現在の円高が来年度予算が成立して内需拡大策が明確に成った頃であればタイミングとしても良かったが、経済はそう上手くは運ばないと言うことである。
こうした状況から財務省と日銀による円高対策は急務である。今の日銀総裁は民主党が野党時代に指名したようなものであり、藤井財務大臣が以前には円高容認と見られる発言をしていたことを思えば、白川日銀総裁も動きたくとも独自には動けまい。
そのような中にあって、鳩山首相が日銀総裁と会談するとの昨日のニュースは朗報である。鳩山内閣としての円高対策を11月30日(月)の東京株式市場が開くまでに打ち出すことを望みたい。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091128AT3S2801B28112009.html
「護憲+BBS」「新政権ウォッチング」より
厚顔の美少年