
[写真はMSN産経=都合によりトリミングさせて頂きました]
【参院本会議 08-6-11】
福田康夫首相問責決議案の審議の際、元NHK解説委員(政治部記者)で自民党参院議員の浅野勝人さん(70)が議席から立ち上がり、演壇の民主党の簗瀬進さんに歩み寄ったところを同僚議員の椎名一保さん(41)に羽交い締めで取り押さえられるという珍事がありました。
写真左下のように浅野さんが立ち上がり、何か叫びながら演壇に歩み寄りましたが、国会対策副委員長の椎名さんに後ろから両腕で制止され、事なきを得ました。午後4時47分の出来事です。
この1分前から、北九州市議会出身の公明党の弘友和夫さんが「反対票(青票)」の木札を議席に叩き付け、凄まじい音を本会議場全体に響き渡らせました。その後もひたすら木札を打ち付け、威嚇を続けました。かなり怖かったです。
自民党の有村治子さんは右手と左手で「T」という文字をつくるジェスチャーをひたすら演壇に向けて続けていました。このような議員は有村さんだけです。おそらく「T」=「time out(もうやめろ)」という意味でしょうが、表現は伝わらなければ意味がありません。
午後5時00分、公明党の山口那津男さんが「民主党は長寿医療制度の廃止などという“みみざわり”の良いことばかり言う」と意味不明の発言をしました。これはおそらく「民主党は後期高齢者医療制度の廃止などと言う“耳当たり”の良いことばかりを言う」という意味だと思いますが、正しい日本語を使えないとは何とも公明党らしくなく残念です。
自公はさながら“国会動物園”でした。
【追記 2008-6-12 20:00】
○鳩山さんも自身のメルマガで「とても良識の府と言えない」と苦言
(以下、鳩山さんのメールマガジンから引用させて頂きます)
鳩山由紀夫メールマガジン
2008年第23号(通算第351号)2008/6/12
(前略)
参議院本会議場で目撃したものは、野次を飛ばし、机を叩く、品性に欠けた自
民党議員たちの姿でした。日頃の鬱憤を晴らそうとした簗瀬国対委員長の長広舌
も問題なしとはしませんが、それに耐えかね、席を立って本会議場から出ようと
した議員たちが、民主党の議員たちの「帰れ」コールに、逆にすごすごと席に戻
る姿は烏合の衆としか映りませんでした。傍聴席が自民党席の頭上にあるおかげ
で、簗瀬議員の賛成討論は喧騒の中、殆ど傍聴席には届きませんでした。一部の
長老議員たちはじっとしておられましたが、若手の自民党議員たちのとった態度
はとても良識の府と呼べるものではありませんでした。
(後略)
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