[写真]斎藤嘉隆・参議院立憲民主党国会対策委員長、今月1日、宮崎信行撮影。
住民税非課税世帯5万円が含まれた第2次補正予算案がようやく国会に提出され、衆議院本会議で審議入りしました。法案は「衆本→衆委→衆本→参本→参委→参本」と流れますが、予算案のみは「衆本→参本→衆委」と流れます。そのため、参議院本会議での財政演説とそれに対する各党質疑を行わなければ、衆議院予算委員会に入れません。きょうは、今なお日教組で健全たる影響力で陣頭指揮する輿石東学校の一番弟子の斎藤嘉隆・参議院立憲民主党国会対策委員長が大活躍し、さっそく、本会議の先送りと、それに先立ち参議院総務委員会の開催を確約させました。
【衆議院議院運営委員会 きょう令和4年2022年11月21日(月)】
午前11時に理事会がセットされていましたが、同時刻に首相は皇居に行き天皇陛下から松本剛明国務大臣の認証を得ました。当然、総務大臣がいないのですから、理事会は2時間半遅れました。本会議は1時間45分遅れで開かれました。
【衆議院本会議 同日】
先例がないと思いますが、細田博之議長は「この際、内閣総理大臣から閣僚の交代の経緯にかかる発言を求められていますので、これを許します」と議題が加わりました。
首相は次のように語りました。
「葉梨法務大臣および寺田総務大臣の辞任に関し、私から申し上げます。先々週、葉梨大臣から政権として様々な懸案を抱える中、軽率な発言によって、今後の補正予算や重要法案の審議に迷惑をかけたくない、身を退きたいと辞任の申し出がありました。また先日タケダ、失礼、寺田大臣から補正予算そして被害者救済法案など重要課題処理の最終段階を迎えているときに自らの政治資金に関する質疑が続くことで悪影響を与えたくないとの辞任の申し出がありました。総理大臣として補正予算審議、被害者救済新法。コロナ対応、当初予算編成等の重要課題に答えを一つ一つ出すことを最優先としそれぞれの辞任を認めることといたしました。そして葉梨大臣の後任には斎藤健氏を任命いたしました。民法改正、旧統一教会による被害者救済などの山積する課題にしっかりと取り組んでまいります。また寺田大臣の後任には、松本剛明氏を任命いたしました。補正予算関連法案の早期成立や当初予算編成さらにはマイナンバーカードの普及、地方活性化やデジタルインフラの整備などの重要課題に全力で取り組んでまいります。国会開会中に大臣が辞任する事態となったことは誠に遺憾であり、私自身任命責任を重く受け止めております。政策に遅滞が生じないよう政府一丸となって国政運営にしっかり取り組むことで職責を果たしてまいります」
この発言に対する質疑はなし。鈴木俊一財務大臣が「ウィズコロナの下社会経済活動の正常化をめざす」と財政演説をしました。これに対する質疑で、公明党の稲津久さんが異例の発言をしました。
「公明党の稲津久です。私は公明党を代表し、ただいま議題となりました令和4年度第2次補正予算案について質問いたします。質問に先立ち、一言申し上げます。総理から寺田総務大臣の辞任に対し陳謝の言葉がありました。
国会開会中に3人もの閣僚が辞任するという異例の事態となっていますが、総理としての任命責任を重く受け止め、しっかり体制を固めて、今国会の第2次補正予算案をはじめとする課題に取り組まれるようお願いを申し上げます。
質問に入ります」と述べました。
1月間に3人の閣僚が辞任ドミノになったのは48年ぶりだそうです。首相の異例の発言は今後も先例として残りそうです。一方、公明党のカメレオン発言はいつのものことで、池田大作さんは立派な方ですが、貧しい家庭に生まれて勉強したからと言って、公明党国会議員団の男性のようにはなりたくない、つくづく軽蔑すべき人間たちだと考えます。
立憲民主党は異例の1期生、吉田晴美(吉田はるみ)さんが登壇し「総理はご自身が身を退くことも考えるべきだ」と初めて内閣総辞職・退陣論に言及しました。
本会議は冒頭、弾劾裁判所人事をしました。
その後、総務大臣が答弁した「NHK平成30年度決算案」「NHK令和元年度決算案」は採決延期動議が出され、延期されました。影響は皆無。
「PFI法改正案」(210閣法9号)が共産・れいわ反対、自公立維国共有賛成多数で可決し、参議院に送られました。内閣官房・内閣府の閣法はすべて衆議院を通過しました。
「障害者総合支援法・精神保健福祉法・難病医療法など束ね改正法案」(210閣法17号)は共れ反対、自公立維国有賛成多数で可決し、参議院に送られました。
「薬害C型肝炎被害者給付金特別措置法の延長法案」(210衆法 号)はれ反対、自公立維国共有の賛成多数で可決し、参議院に送られました。
【参議院本会議 同日】
午後3時40分に設定されていましたが、取りやめとなりました。
斎藤義隆国会対策委員長はまさに3時42分、「昨夜の寺田総務大臣の辞任を受けて、本日予定されていた参議院本会議の開会を見合わせることで、与野党合意しました。改めて明日、新総務大臣の所信聴取を受け、その後に本会議を開会して、財政演説に対する質疑を行う予定です 」とツイートしました。
https://twitter.com/saito_yoshitaka/status/1594581883912081411?s=20&t=EAajwFxr1Ml99PzLiqYDiw
余談ですが、輿石東元民主党幹事長は先日議員会館から地下鉄駅へと86歳とは思わないかくしゃくとした足取りで歩いていましたが、やたら巨大な白い紙袋を手にさげていました。自民党のセンセイだと、あれ何が入ってるんだろうという感じですが、日教組・立憲民主党の重鎮ならば、自民党のセンセイのように変なものは入っていないと思います。元山梨選挙区だから、シャインマスカットの空箱でも回収していたのでしょうか。輿石・竹橋パワーのご指導が求められる、黄金の3年間。若い者になんか任せておけません。
住民税非課税世帯5万円が含まれた第2次補正予算案がようやく国会に提出され、衆議院本会議で審議入りしました。法案は「衆本→衆委→衆本→参本→参委→参本」と流れますが、予算案のみは「衆本→参本→衆委」と流れます。そのため、参議院本会議での財政演説とそれに対する各党質疑を行わなければ、衆議院予算委員会に入れません。きょうは、今なお日教組で健全たる影響力で陣頭指揮する輿石東学校の一番弟子の斎藤嘉隆・参議院立憲民主党国会対策委員長が大活躍し、さっそく、本会議の先送りと、それに先立ち参議院総務委員会の開催を確約させました。
【衆議院議院運営委員会 きょう令和4年2022年11月21日(月)】
午前11時に理事会がセットされていましたが、同時刻に首相は皇居に行き天皇陛下から松本剛明国務大臣の認証を得ました。当然、総務大臣がいないのですから、理事会は2時間半遅れました。本会議は1時間45分遅れで開かれました。
【衆議院本会議 同日】
先例がないと思いますが、細田博之議長は「この際、内閣総理大臣から閣僚の交代の経緯にかかる発言を求められていますので、これを許します」と議題が加わりました。
首相は次のように語りました。
「葉梨法務大臣および寺田総務大臣の辞任に関し、私から申し上げます。先々週、葉梨大臣から政権として様々な懸案を抱える中、軽率な発言によって、今後の補正予算や重要法案の審議に迷惑をかけたくない、身を退きたいと辞任の申し出がありました。また先日タケダ、失礼、寺田大臣から補正予算そして被害者救済法案など重要課題処理の最終段階を迎えているときに自らの政治資金に関する質疑が続くことで悪影響を与えたくないとの辞任の申し出がありました。総理大臣として補正予算審議、被害者救済新法。コロナ対応、当初予算編成等の重要課題に答えを一つ一つ出すことを最優先としそれぞれの辞任を認めることといたしました。そして葉梨大臣の後任には斎藤健氏を任命いたしました。民法改正、旧統一教会による被害者救済などの山積する課題にしっかりと取り組んでまいります。また寺田大臣の後任には、松本剛明氏を任命いたしました。補正予算関連法案の早期成立や当初予算編成さらにはマイナンバーカードの普及、地方活性化やデジタルインフラの整備などの重要課題に全力で取り組んでまいります。国会開会中に大臣が辞任する事態となったことは誠に遺憾であり、私自身任命責任を重く受け止めております。政策に遅滞が生じないよう政府一丸となって国政運営にしっかり取り組むことで職責を果たしてまいります」
この発言に対する質疑はなし。鈴木俊一財務大臣が「ウィズコロナの下社会経済活動の正常化をめざす」と財政演説をしました。これに対する質疑で、公明党の稲津久さんが異例の発言をしました。
「公明党の稲津久です。私は公明党を代表し、ただいま議題となりました令和4年度第2次補正予算案について質問いたします。質問に先立ち、一言申し上げます。総理から寺田総務大臣の辞任に対し陳謝の言葉がありました。
国会開会中に3人もの閣僚が辞任するという異例の事態となっていますが、総理としての任命責任を重く受け止め、しっかり体制を固めて、今国会の第2次補正予算案をはじめとする課題に取り組まれるようお願いを申し上げます。
質問に入ります」と述べました。
1月間に3人の閣僚が辞任ドミノになったのは48年ぶりだそうです。首相の異例の発言は今後も先例として残りそうです。一方、公明党のカメレオン発言はいつのものことで、池田大作さんは立派な方ですが、貧しい家庭に生まれて勉強したからと言って、公明党国会議員団の男性のようにはなりたくない、つくづく軽蔑すべき人間たちだと考えます。
立憲民主党は異例の1期生、吉田晴美(吉田はるみ)さんが登壇し「総理はご自身が身を退くことも考えるべきだ」と初めて内閣総辞職・退陣論に言及しました。
本会議は冒頭、弾劾裁判所人事をしました。
その後、総務大臣が答弁した「NHK平成30年度決算案」「NHK令和元年度決算案」は採決延期動議が出され、延期されました。影響は皆無。
「PFI法改正案」(210閣法9号)が共産・れいわ反対、自公立維国共有賛成多数で可決し、参議院に送られました。内閣官房・内閣府の閣法はすべて衆議院を通過しました。
「障害者総合支援法・精神保健福祉法・難病医療法など束ね改正法案」(210閣法17号)は共れ反対、自公立維国有賛成多数で可決し、参議院に送られました。
「薬害C型肝炎被害者給付金特別措置法の延長法案」(210衆法 号)はれ反対、自公立維国共有の賛成多数で可決し、参議院に送られました。
【参議院本会議 同日】
午後3時40分に設定されていましたが、取りやめとなりました。
斎藤義隆国会対策委員長はまさに3時42分、「昨夜の寺田総務大臣の辞任を受けて、本日予定されていた参議院本会議の開会を見合わせることで、与野党合意しました。改めて明日、新総務大臣の所信聴取を受け、その後に本会議を開会して、財政演説に対する質疑を行う予定です 」とツイートしました。
https://twitter.com/saito_yoshitaka/status/1594581883912081411?s=20&t=EAajwFxr1Ml99PzLiqYDiw
余談ですが、輿石東元民主党幹事長は先日議員会館から地下鉄駅へと86歳とは思わないかくしゃくとした足取りで歩いていましたが、やたら巨大な白い紙袋を手にさげていました。自民党のセンセイだと、あれ何が入ってるんだろうという感じですが、日教組・立憲民主党の重鎮ならば、自民党のセンセイのように変なものは入っていないと思います。元山梨選挙区だから、シャインマスカットの空箱でも回収していたのでしょうか。輿石・竹橋パワーのご指導が求められる、黄金の3年間。若い者になんか任せておけません。
Ⓒ2022年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。
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