[写真は広末涼子さんの公式ホームページ(http://www.ryoko-hirosue.org/)から]
神奈川新聞の電子版「カナロコ」によると、
民主党は10日の常任幹事会で、神奈川2区の公認内定者として、元経済産業省課長補佐の三村和也さん(32歳)を決めました。
三村さんは女優の広末涼子さんのいとこにあたる、そうです。
民主党の田村謙治衆院議員のブログによると、「ちなみに、余談だが、彼のいとこに広末涼子さんがいて、広末さんが高校時代は、彼の実家に同居していたため、兄妹のように仲がいいそうだ」としています。
また、未確認ですが、一部のネット上の情報では、三村さんは広末さんの家庭教師を務めたそうです。さらに広末さんは三村さんの応援演説に駆けつける意向を持っているそうです。
横浜市には18の行政区がありますが、神奈川2区は横浜市西区、南区、港南区で構成されています。
現職は安倍自民党内閣の総務相としてNHK改革に取り組んだ菅義偉(すが・よしひで)さんです。
私ごとですが、この地域は日経新聞横浜支局記者として3年半、寝起きした場所です。
TVのお天気カメラで毎朝見る「みなとみらい(MM)21地区」、横浜駅西口前の横浜高島屋などがあり、隣の中区(横浜中華街、横浜スタジアム、県庁、市役所)と並ぶ代表的観光地です。
同時に高齢化率が高く、介護保険分野などで全国の自治体関係者から視察が多いところ。
港南区は全国的な知名度は低いでしょうが、上大岡(かみおおおか)という駅に「京急百貨店」があり、京浜急行沿線に郊外型ベッドタウンが広がります。
一方、南区は古くから栄えた横浜・下町です。弘明寺(ぐみょうじ)というお寺がある地域に入ると昔ながらの生活がかいま見え、赴任直後は本当に驚きました。黄金町という駅の近くは「笑点」の桂歌丸さんの故郷です。
歌さんは江戸古典落語の名手でもありますが、川沿いを散歩しながら、「その基礎がこの町にあるんだな」と思うと、タイムスリップした気持ちになります。歌さんは「デビュー以来一貫して、横浜から東京に通っている」とTVインタビューで聞いたことがあります。
ペリー提督の命令で開港した横浜は来年「開港150周年」を迎えます。わずか200戸の漁村だった横浜は150年で、350万人が暮らす大都市となりましたが、神奈川2区はその縮図といって良い地域だと思います。
まさに“戦い甲斐がある”でしょう。
それにしても、公式ホームページの広末さん、かわいいすぎます。女の子と手と手が触れただけでときめいていた20年前の自分がよみがえってくる感じがしました。
元経産官僚の三村氏を公認/衆院選で民主(神奈川新聞)
民主党は十日の常任幹事会で、衆院神奈川2区(横浜市西、南、港南区)の候補者として、元経済産業省課長補佐の三村和也氏(32)を公認することに決めた。
三村氏は東京都大田区出身で、横浜市立小中学校、県立光陵高校を経て東大法学部卒。一九九九年に通商産業省(当時)に入省し、今年一月に退官した。女優の広末涼子さん(27)はいとこにあたる。
党本部の公募に応募した三村氏を党県連が一月に擁立を決め、党本部に公認申請していた。衆院2区には、自民党現職の菅義偉氏(59)、共産党新人の高山修氏(52)が立候補を予定している。
民主党の候補者が決まっていない「空白区」は1、4、11区の三区。
【追記 2009-8-30】
三村和也さんに興味がある方は、次の関連エントリーもご覧ください。
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