最も重量感があるのは?大手コンビニ3社「ごちそう系肉まん」を実食比較
2)ローソン:文句なしのボリューム感
【横浜中華街「江戸清」共同開発 特撰肉まん】
価格:297円、重量:207g
続いてはローソン。あまりの大きさにワクワクしてしまうほどの特別感あふれる雰囲気が漂う肉まんは、横浜中華街「江戸清」との共同開発商品です。
江戸清と言えば、横浜中華街で250gもの巨大な「ブタまん」が名物の老舗店。これは一般的な肉まんの2倍にも及ぶサイズで、価格は600円。この世界観を兼ね備えつつ、身近で買えるリーズナブルな商品として登場したのが今回の特選肉まんなんです。
皮はフワフワ系でさっぱりとした味わい。中身を開けると、中華の香りと旨味がぎっしり詰まった具材がたっぷり入っています。甘さはなく、たけのこや干しエビの風味をしっかり効いていて、中華街で食べるような味。本格肉まんの雰囲気を味わいたい人には断然オススメです。
3)ファミマ:全体的に安定感のあるおいしさ
【極旨 黒豚まん】
価格:198円、重量:140g
3者の中で最も軽量ではあるものの、国産黒豚や淡路島産玉ねぎ、石臼引き小麦などを使って作るなど、原料や製法にこだわっているのがファミリーマートです。
食べてみると、くちどけが良く濃厚な味わいの具材は、肉まんのお手本になりそうなほど万人受けの味。皮ももっちりとふわふわの間くらいの食べ心地で、総合的には優等生の存在感と言えるでしょう。
どんなときにもおいしく食べられそうな味わいですが、他2社と比べるとインパクトに欠けているかもしれません。個人的には1番好きな肉まんであり、飽きずにリピートし続ける予感がしています。
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以上、いかがでしたでしょうか? どれも期待を裏切らない特別感ある肉まんですから、違いを楽しみながら、お気に入りを決めてみてはいかがでしょうか。
<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ 編集/ヤナカリュウイチ(@ia_tqw)>