兵庫県知事選は17日に投開票され、失職して出直し選に臨んだ前知事の斎藤元彦氏(47)が、前同県尼崎市長の稲村和美氏(52)らを破り再選を確実にした。斎藤氏は自身のパワハラ疑惑などを指摘する内部告発へ…
2024年11月17日に行われた兵庫県知事選挙に関して、株式会社merchuという会社が、斎藤元彦元知事を当選させるためのキャンペーンを受託していたことが、当該会社の社長である折田楓さんによって公表されました。 その内容が公職選挙法で禁じられている「選挙運動の買収行為」そのものだったので、驚きを持って迎えられています。 SNSでは、いろんなことが言われていますが、僕が最初に思ったことを書いておきます。 運動員買収の問題なにがダメなのか選挙のためには当然ポスターやチラシが必要だし、ウェブサイト構築やSNSのアカウントも必要です。それらに関して、業者に依頼すればお金がかかるのは当たり前で、選挙ポスターを印刷屋さんに発注しても、ウェブサイトを業者さんに作ってもらっても、それが法に触れるわけではありません。 では、なにがダメなのかというと、お金を出して「選挙運動」をさせることです。選挙運動中に電話
パソナは嫌われてる 淡路市のみんなに嫌われている 都市公園の景観を壊すゴジラの施設、県立公園なのにまた、営利目的のパソナの施設 パソナは嫌われてる 淡路市のみんなに嫌われている 1.合法的とはいえ県民の森がパソナの森になっている 淡路市の県立淡路島公園は、 市民の憩いの公園でした。 春は桜、初夏は藤棚、夏は水遊び、 秋は紅葉、冬は落ち葉が舞い、 深い森もあって、県民の森として、 一年中楽しめた公園でした。 2020年の春ごろから、 公園の中心部分が工事用の柵で 囲われるようになりました。 何ができるのかと思っていたら、 パソナの施設「ニジゲンノモリ」の中に、 2020年10月10日、 ゴジラのアトラクション施設がオープンしました。 合法的とは言え、 税金で作ったみんなの県民の森が、 営利企業のパソナの森に変貌してしまいました。 これには、淡路市の市民は憤慨しています。 淡路市は、ここも、
【速報】斎藤知事のSNS選挙「広告会社に金銭支払い」と陣営「法に抵触する事実はない」と斎藤知事代理人11月23日 01:17 ■「公職選挙法に抵触するようなことはしていないと認識」と斎藤知事 兵庫県の斎藤知事は22日午後、代理人を通して、SNSの選挙運動に関して、「法に抵触する事実はない」とコメントを発表しました。 【兵庫県・斎藤元彦知事】「基本的には主体的には私、それから斎藤元彦後援会でSNSをどうするか考えていました」 「公職選挙法に抵触するようなことはしていないと認識していますので後ほど、代理人通じてコメントを出させて頂く」 ■「監修者として、運用戦略立案やアカウントの立ち上げ」広告会社代表がコラム公開 再選を果たした兵庫県の斎藤知事が22日釈明に追われたのは、インターネットでの選挙運動についてです。 20日、兵庫県知事選挙で、斎藤知事の公式SNSの運営に携わったという広告会社の代表
<右>卒業式に臨んだ際の髪形=保護者提供(※ピアスの穴を開けたのは卒業後)<左>編み込みをほどいた普段の髪形=兵庫県姫路市で2023年3月9日午後0時15分、幸長由子撮影 兵庫県姫路市の県立高校が2月に開いた卒業式で、3年の男子生徒(18)=当時=が髪形を理由に卒業生用の席に着席することを認められなかったことが判明した。 「友人との3年間を締めくくる思い出づくりができなかった」。黒人である父のルーツを踏まえた髪形だったが、学校側の答えは「校則違反」。多様な背景を持つ子どもが増える中、専門家は「子どもを抑え付けるのではなく人権尊重を」と呼び掛けている。 教師「校内から出てくれ」 生徒は卒業式を「特別な日」と考え、巻き毛である髪質でも整って見えるよう髪を編み込んだ。「コーンロー」と呼ばれ、アフリカにルーツを持つ黒人文化の伝統であることをインターネットで調べ、父親からも話を聞いていた。 父親によ
パワハラ問題などで県議会の全会一致の不信任決議を受け、兵庫県知事を失職した斎藤元彦氏が、11月17日投開票の「出直し知事選挙」で圧勝し、知事に再選された。兵庫県民は、県議会の不信任を否定し、斎藤氏を知事に信任したわけだが、斎藤氏に対する批判の契機となった同県の西播磨県民局長の自殺の原因、同局長が作成した告発文書の真偽、兵庫県側のその告発文書の取扱いに関する公益通報者保護法の問題などをめぐって、見方が分かれており、斎藤氏が知事に復帰した後も兵庫県の混乱は容易におさまりそうにない。 この問題については、今年9月初め、兵庫県議会で不信任案が提出され、それまで斎藤知事を擁護していた維新の会が一転して辞職を求めた時点で、YouTubeチャンネル《郷原信郎の「日本の権力を斬る!」》で取り上げ、その問題を、パワハラ、公益通報者保護の問題としてではなく、むしろ「維新の会が進めてきた改革路線をめぐる対立の問
はじめに2024年11月17日、兵庫県知事選挙にて、斎藤元彦さんの当選が決まりました。心よりお祝い申し上げます。前代未聞の歴史的な選挙が無事に終わった今、「SNS」という言葉が一人歩きしてしまっているので、今回広報全般を任せていただいていた立場として、まとめを残しておきたいと思います。 この記事が、今後の選挙で候補者を支える関係者の皆さまに、そして広報に関わる全ての方にとって、役に立つものとなることを心から願っています。 「広報」というお仕事の持つ底力、正しい情報を正しく発信し続けることの大変さや重要性について、少しでもご理解が深まるきっかけになれば幸いです。 スタート今回の知事選では、新たな広報戦略の策定、中でも、SNSなどのデジタルツールの戦略的な活用が必須でした。 オフィスで「#さいとう元知事がんばれ」を説明中その時作成した資料を一部公開します。 提案資料(一部) 1. プロフィール
斎藤元彦・前知事の失職にともなう兵庫県知事選が10月31日告示、11月17日投開票に決まった。9月30日の失職から数日のうちに予想されていた候補者はほぼ出揃い、主要政党の方針も固まってきた。これまでになく全国の注目を集める知事選は、これまでにない混戦になりそうだ。そして、一足先に顔見せの「駅立ち」を始めた斎藤前知事の周囲では、自民・維新推薦の組織選挙だった前回とはまったく異なる支持層が生まれつつある。(以下、文中敬称略) (松本 創:ノンフィクションライター) 「お辞儀や話し方も信頼できる」駅立ちに駆けつけた支持者は擁護 兵庫県議会の全会派・全議員から不信任決議を受け、自動失職して2日目の10月1日朝、前知事・斎藤元彦の姿は西宮市のJR甲子園口駅前にあった。ダークスーツで背筋をピンと伸ばし、「おはようございます」「ありがとうございます」と通勤・通学客にひたすらお辞儀を繰り返す。
1. 選挙期間中のSNS運用業務は「選挙運動」とみなされる 2. 選挙運動する人に報酬を与えると公職選挙法の「寄付の禁止」に抵触する可能性 3. 無報酬なら「(専門家による)労務の無償提供」となり、やはり公選法の「寄付の禁止」に抵触する可能性折田さんに限らず一般論でまとめました。 実際に彼女の行為が違法とみなされるかは金銭の授受や労務提供の実態によるので、現段階で100%違法であるとは断言できません。 よくある疑問 👉️ 選挙運動員に昼食を振る舞ったりしてるがあれは「寄付の禁止」に抵触しないのか?1000円程度の弁当ならセーフです。高級なお菓子などはアウトです。 👉️ 「労務の無償提供」がダメならビラ配りはどうなんだ「労務の無償提供」はビラ配りや電話かけ証紙貼りなどのような誰でもできるものをちょっと手伝った程度は違反にはなりません。一方、専門的な知識を用いて長期間無償で労務を提供すると
10月1日〜13日10月14日〜31日11月1日〜17日フェーズフェーズ1 : 種まきフェーズ2 : 育成フェーズ3 : 収穫注力ポイント立ち上げ・運用体制の整備コンテンツ強化 (質)コンテンツ強化 (量)ターゲット- 元々の支持者- 受動的に情報収集をしてい- 全員- 斎藤さんに好意を持ってい る人 - アンチな人、誤解をしてい る人 - 選挙に興味がなかった人 る人 - 自分で情報収集ができる人 - 情報が錯綜していて何が真 - マスメディアの偏向報道に 実か分かっていない人 疑問を抱いている人 配信内容斎藤さんを斎藤さんを斎藤さんの好きになってもらう好きになってもらう支持を集める + 斎藤さんへの見方を変える主要成果指標インプレッション数フォロワー増加エンゲージメント率SNS運用フェーズ SNS運用について学びたいため、表を完成させて勉強したいと思います。 ぼかしの入っているところに
20年ぶりに新人どうしの争いとなった兵庫県知事選挙は、自民党と日本維新の会が推薦した元大阪府財政課長の斎藤元彦氏が初めての当選を果たしました。 兵庫県知事選挙の結果です。 ▽斎藤元彦、無所属・新。当選。85万8782票。 ▽金沢和夫、無所属・新。60万728票。 ▽金田峰生、無所属・新。18万4811票。 ▽中川暢三、無所属・新。14万575票。 ▽服部修、無所属・新。4万6019票。 県政の刷新を訴え、自民党と日本維新の会が推薦した元大阪府財政課長の斎藤氏が、初めての当選を果たしました。 今回の選挙は、5期務めた井戸知事の引退表明で20年ぶりに新人どうしが争い、斎藤氏と、井戸知事が全面的に支援した前副知事の金沢氏による事実上の一騎打ちとなりました。 自民党は、斎藤氏を推薦したものの、県議会議員の多くは、金沢氏の支援に回り、分裂選挙となりました。 斎藤氏は、「県政を刷新し新しい兵庫を若い世
パワハラはあったんだろうと思う。 だが県内ではいまいちこの議論は盛り上がらない。 おそらく全国の報道のほうが盛り上がっているだろう。 臭いものに蓋をしたいのかという話ではなく、論点は前知事に遡る。 前知事は約20年に渡って県知事をつとめた。 世間的に話題になったのは大河ドラマ「平清盛」で汚いだのなんだのボロクソに言ったことだろうか。 記憶では定期的に失言しており、コロナ禍では介護職に補助金を出す必要なんかない的な話をして炎上したのが最後くらいだったか。センチュリー? 大阪との間に壁を作るとか東京に地震が来たときがチャンスとか、震災後の知事とは思えなかったが、震災復興(経済は落ち込んだが)に尽力した(と言うしかないだろう。実際は県民の後悔と防災意識が高まったせいではないか)という評価で長期政権を築いた。なお更にその前の知事が震災でやらかしているし権力で地震の可能性への指摘をスルーしたり色々あ
会見で厳しい表情を見せる斎藤知事(7月10日) この記事の写真をすべて見る 兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラなどを今年3月に告発した県西播磨県民局の元局長(60)が7月7日夜に死亡した。自殺とみられている。元局長は告発後、斎藤知事から「嘘八百」などと非難され、県人事課から懲戒処分を受けていた。県議会では調査特別委員会(百条委員会)を設置して告発内容の調査が始まったが、維新の議員の一部からは、元局長に対して厳しい声もあがっていた。 【写真】涙を浮かべ…斎藤知事に辞職を迫った副知事の会見はこちら 元局長は告発文書を報道機関や県議などにわたしていた。告発の内容は、斎藤知事のパワハラに加え、知事選での公職選挙法違反、県内企業からの贈答品の受け取り、阪神・オリックスの優勝パレードでの不正行為など多岐にわたっていた。 これに対して斎藤知事は、 「嘘八百含めて文書を作って流す行為は公務員として失格」 「被
兵庫県の斎藤元彦知事(46)がパワーハラスメントなどの疑惑を文書で告発された問題で、いったん認めた元県西播磨県民局長の男性(7月に死亡)の3月末での退職について、正式な決裁を経ずに片山安孝副知事(当時)らが取り消していたことが明らかになった。当時は告発者の特定を進めていた初期段階で、事情聴取に元局長は関与を否定したが、片山氏は「調査のために必要」としてその場で退職願の不受理を通告。専門家は「公務員としての規範や倫理を逸脱している」と批判する。 告発者に「何か言いたいことあるか」 元局長は、知事や県幹部によるパワハラなど七つの疑惑を指摘した告発文を作成し、3月中旬に報道機関や県議に送付した。文書の存在を知った知事は同21日、片山氏ら県幹部と対応を協議。同25日午前に片山氏が聴取し、元局長の公用パソコンを持ち帰った。パソコンを解析した結果、告発者は元局長と特定した。 元局長は聴取の時点で、県庁
室氏が実行した“債権譲渡”のスキーム 1995年の阪神・淡路大震災で、さんプラザの8階部分が圧壊し、7~10階部分が解体撤去されたことは前回述べたが、現存する6階を含む高層階の「土地」の所有権は、旧来の所有者だった「大倉産業」(#1参照)が2000年に破産した後も、登記簿上、同社名義になっていた。 そこに目をつけた元「三正」常務で、「酒田短大・中国人留学生大量失踪事件」の中心人物だった室鋭三郎氏(#1参照)はまず、破産した大倉産業の「利害関係人」になることを画策。サン社に対し、同社が大倉産業に保有する債権の譲渡を持ちかけたのだ。 室氏の求めに応じたサン社は2013年10月、「阪神・淡路大震災で倒壊した7~10階の解体撤去工事で生じた」とする、大倉産業に対して保有する債権「約929万円」の一部を、室氏が実質的代表を務める「有限会社MURO」に、300万円で譲渡した。 この債権譲渡によって、大
《兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑を調査する30日の県議会調査特別委員会(百条委員会)は委員長に続き、自民党会派の委員が質問した。企業に職場でのパワハラ防止対策を義務付けた女性活躍・ハラスメント規制法(パワハラ防止法)の観点から、斎藤氏を追及した》 《委員は弁護士の見解に基づき、パワハラ防止法は公益通報者保護法に比べて、相談や告発の真実相当性が厳格に求められず、告発者らへの不利益な取り扱いが禁止されていると主張。斎藤氏はこれまで、疑惑を文書で告発した元県西播磨県民局長の男性が保護対象ではないとしているが、委員は保護対象になり得るとの見方を示した》 委員「3月20日に文書の存在を把握し、県幹部と協議した際、告発者がパワハラ防止法で保護される認識はあったか」 斎藤氏「なかった。誹謗(ひぼう)中傷性が高い文書と認識した」 委員「元局長を停職3カ月とした懲戒処分について、いまは不適切と認識してい
全国知事会議終了後、報道陣の取材に応じる兵庫県の斎藤元彦知事(中央)=11月25日午後、東京都内(写真:共同通信社) 拡大画像表示 衝撃の選挙結果からおよそ10日が過ぎた。そして選挙結果が確定してからも、選挙運動のあり方などについてさまざまな問題が提起されている今回の兵庫知事選挙だが、猛烈な逆風の中、斎藤元彦氏が一気に有権者の支持を取り付け、当選をもぎ取った手法は改めて評価すべきだろう。斎藤陣営はどのようにして有権者の心をつかんだのか。今回の知事選でも世論調査を実施したJX通信の米重克洋代表に選挙戦の分析を聞いた。(聞き手:JBpress編集部) 「斎藤元彦」より検索数で上回った「立花孝志」 ――公示直後の時点では、斎藤元彦さんには厳しい予想が出ていました。しかし選挙期間に突入すると、あっという間に多くの支持を得て当選しました。その裏にはネットの力があったと言われていますが、そこはどう分析
兵庫県南あわじ市長選への立候補を表明する政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首=国会内で2024年11月22日午後1時39分、富美月撮影 政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)は22日、国会内で記者会見し、任期満了に伴う兵庫県南あわじ市長選(2025年1月19日告示、26日投開票)に立候補すると表明した。「本気で今回の選挙を戦い、市長をやりたいという思いだ」と述べた。 立花氏は17日投開票された兵庫県知事選に出馬したが、自らの当選は目指さず、再選した斎藤元彦知事を応援したことで議論を呼んだ。南あわじ市長選については「完全に当選を目的とし、任期4年間をしっかりと全うしていくつもりだ」と語り、ふるさと納税による税収増や観光資源のPRなどを公約に掲げた。 一方、「元々の動機」として、現職の守本憲弘氏(63)を含む県内の22市長が知事選で、斎藤知事の対立候補だった稲村
第2次世界大戦直前、ナチス・ドイツの迫害からユダヤ人を救った陸軍中将、樋口季一郎(明治21年~昭和45年)の功績を顕彰する銅像を樋口の出身地、兵庫県南あわじ市などに建立する計画が進んでいる。12日までに孫の明治学院大学名誉教授の隆一氏を代表とする銅像建立委員会が設立された。 設立委員には、南あわじ市の守本憲弘市長や戦略論研究で世界的権威の米歴史学者であるエドワード・ルトワック氏らが名を連ね、来年秋、南あわじ市の伊(い)弉(ざ)諾(なぎ)神宮などに銅像建立を目指し、5月に一般社団法人を設立し、約2000万円の寄付を募る。 樋口中将はハルビン特務機関長だった昭和13(1938)年、ナチスの迫害を逃れソ連を通過してソ連・満州国境に逃れながら立ち往生していたユダヤ難民を満州国に受け入れ、脱出ルートを開き、救出人数は2万人とされている。 この2年後の40年、リトアニアのカウナスで杉原千畝領事代理が命
キーボードショートカット一覧 j次のブックマーク k前のブックマーク lあとで読む eコメント一覧を開く oページを開く ✕
2002年(平成14年)春、東京大学経済学部を卒業して総務省へ入省[4]。同年10月、三重県に出向[1]。2003年(平成15年)9月、同省に戻り大臣官房総務課、2005年(平成17年)4月、同自治財政局公営企業課地域企業経営企画室、2006年(平成18年)4月、内閣官房副長官補付(内政)[1]。 2008年(平成20年)4月、新潟県佐渡市に出向し、企画財政部長を担当[5]。当時について、若手キャリアとして初めて赴任した地方都市の佐渡で「殿様扱いされることを覚え、それがターニングポイントになった」と斎藤の知人が証言している。斎藤はこのためか佐渡に思い入れが深く、2023年9月には自らの打診で新潟県と兵庫県の間に連携会議を開き、佐渡市に凱旋を果たす。この際、佐渡市長室には「おかえりなさい、まっとっちゃった!斎藤元彦兵庫県知事!」と大書きされた特製横断幕が掲げられた。 2年目の2009年12月
2年間毎日一緒に過ごしてきたパソコン。仲間と一緒に作った力作の資料も、あれも、これも、もう見られない=神戸市内 コロナ禍、児童生徒に1人1台のデジタル端末を整備する「GIGAスクール構想」が進んだが、子どもたちが端末に保存した発表資料などの取り扱いを巡り、兵庫県内の学校でばらつきが出ている。教育委員会の方針に基づき、個人のパソコンへのデータ移行が認められない神戸市や芦屋市に対し、姫路市や西宮市などは共有が可能。卒業を前に、神戸市の中学3年生はつぶやいた。「もう一生見られへんの? うそやん…」。(鈴木久仁子) ■二度と見られへんの…つらい 学習の成果や力作がぎっしり詰まった端末。そんな「青春の思い出」の行方について、疑問に感じたのは神戸市立中学校の3年生だ。卒業前に返却する端末を前に、むなしい気持ちに襲われたという。 パソコンが配られたのは2年生の時だった。まずはローマ字入力の練習から始まっ
タングステン炭化物を使った触媒を用いて、試験管に入れたアンモニア化合物から水素を発生させる森下政夫教授(手前)=兵庫県姫路市書写の兵庫県立大で2021年10月18日午後2時41分、近藤諭撮影 高価な白金(プラチナ)と同等の効率でアンモニア化合物から水素を抽出できる安価な新触媒を開発したと、兵庫県立大大学院工学研究科(兵庫県姫路市)の森下政夫教授(熱力学)の研究チームが発表した。次世代エネルギーとして期待される水素を、低コストかつ安定して生産し、活用する技術への応用が期待される。研究成果は英王立化学会誌に掲載された。 水素は常温では気体で存在する。単位体積当たりのエネルギー量を示す「エネルギー密度」は、ガソリンの3000分の1しかない。ガソリン車と同じ走行距離を確保しようと、水素を車に搭載可能なサイズに収めるためには、常温で5万6000リットルの水素に1000気圧以上の高圧をかけて圧縮し、燃
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、川崎重工業、大林組は2020年7月21日、川崎重工業が開発した「マイクロミックス燃焼」技術を活用した水素専焼ガスタービンの技術実証試験に成功したと発表した。ドライ燃焼方式は従来式よりも発電効率が高く、水素燃焼の課題であるNOx (窒素酸化物)の排出量も低減できるのが特徴で、実証運転の成功は世界初だという。 NEDOは「水素社会構築技術開発事業」を進めている。その中で、2017〜2018年度にかけて、川崎重工と大林組は、神戸市や関西電力などの協力を得て、局所的な高温燃焼の発生によるNOx生成を抑制するため「水噴射方式」を採用した水素ガスタービンの実証試験を実施してきた。この実証を通して、世界で初めて神戸市ポートアイランドにおいて水素専焼による市街地への熱電併給も達成している。 従来の水噴射方式では、NOx排出量を抑えるために火炎の高温部へ水をス
阪神甲子園球場は、おかげさまで 2024年8月1日に開場100周年を迎えました。 本ページでは2022年8月から2024年12月にかけて 展開した「阪神甲子園球場100周年記念事業」 についてご紹介します。 100周年ロゴ・コンセプト・テーマ コンセプト KOSHIEN CLASSIC ~感謝を、伝統を、次の100年へ~ 様々な事業を通して、国内外の皆様に野球の聖地としての阪神甲子園球場の歴史と伝統を知っていただくとともに、次の100年に向けた成長のため、次世代育成や環境保全にもつながる事業を積極的に推進し、さらには、最高峰のスポーツ・エンタテインメントを誘致・開催するなど、野球に限らないスタジアムの新たな可能性を広げていくことで、「日本が世界に誇れる聖地」を目指した取り組みを展開しました。 100周年を幅広い世代のファンと共有していこうと、甲子園にゆかりのある野球マンガ全9作品の協力によ
大林組は2022年8月31日、岩谷産業と共同で建物の空調エネルギーなどへ液化水素の冷熱を利用する日本初の実証に着手すると発表した。実証は大林組が設計・施工を手掛けた、岩谷産業の中央研究所・岩谷水素技術研究所(兵庫県尼崎市)において実施する。 液化水素は水素ガスを-253℃ という極低温にして液化させた状態のもの。圧縮水素ガスに比べ密度が高く大量貯蔵や大量輸送に適していることから、輸送効率が求められる産業用途や水素ステーションなどに供給されている。 液化水素を利用する際には、主に気化器を用いて常温のガスに戻すが、その際に-253℃の冷熱はそのまま大気に放散されている。今回の実証では、この冷熱を無駄なく利用する技術の開発に取り組み、空調設備機器などの冷却に必要なエネルギーを削減できるシステムの構築を目指すという。 具体的には岩谷産業の中央研究所内の水素ステーションに供給する液化水素から発生する
兵庫県立大学は6月4日、水素反応の中間体である「プロトン」が磁性を持つことに注目し、触媒に磁性を持たせることで白金並みの水素反応効率を持ちながら白金を使用しない「コバルトドープタングステン炭化物」の開発に成功したと発表した。 同成果は、兵庫県立大 大学院工学研究科の森下政夫教授らの研究チームによるもの。詳細は、英王立化学協会の国際学術誌「RSC Advances」に掲載された。 環境保護の観点から水素エネルギーの活用が検討されているが、水素は常温では気体であり、ガソリン車並みの航続距離を実現するためには、高圧タンクに水素ガスを圧縮して貯蔵する必要がある。たとえば現行の市販FCV(燃料電池車)であるトヨタ「MIRAI」の場合、1充填走行距離は約750~850kmとガソリン車並みの航続距離を実現している。しかし、3本合計で141Lの水素高圧タンクを採用し、公称使用圧力は70MPa(約690気圧
兵庫県芦屋市議会で1日、高島崚輔市長が提案した教育委員の人事案が、反対多数で否決された。教育委員の人事案が否決されるのは極めて珍しい。高島氏が「1丁目1番地」と重視する教育改革が、それを進める要職選びからつまずいた形だ。 【写真】ハーバード卒26歳の芦屋市長が掲げる「ちょうどの学び」 その真意 人事案はこの日の本会議に提出。5日で任期満了となる上月敏子委員の後任に、今年6月までさいたま市の教育長を務めた細田真由美氏をあてる内容だったが、採決の結果は賛成7人、反対10人、棄権3人だった。 議員からは「芦屋とのゆかりが薄い」「埼玉に住む人が芦屋に頻繁に来るのは難しく、教育委員制度を軽視している」などの反対意見があった。 高島市長によると、細田氏はすでに芦屋市を訪れ、市が8月に策定した教育大綱などについて、市長と議論を重ねてきたという。 高島市長は議会後にコメントを出し、「最高の教育委員を提案し
(上)1965年の山電兵庫駅付近(鶴紘明さん提供)(下)兵庫駅跡。当時の面影はほとんどない=神戸市兵庫区駅前通3 兵庫マンスリー「御旅のまちから」で取り上げた、山陽電鉄兵庫駅。かつてJR兵庫駅(神戸市兵庫区)北側にあった同駅の取材を進めると、1968年に廃止された山電の姿が見えてきた。往時の姿を紙面によみがえらせるべく、あるベテラン“撮り鉄”が保存していた半世紀以上前の写真を手がかりに、廃線跡を歩いてみた。(杉山雅崇) 社史「山陽電気鉄道百年史」などによると、前身の兵庫電気軌道は1910(明治43)年に兵庫-須磨間で開業し、兵庫駅は起点駅だった。路面電車として始まり、兵庫-西代間の2・2キロは68年の廃止まで、道路上の「併用軌道」だった。 同志社大学鉄道同好会OB会の鶴紘明さん(80)=兵庫県尼崎市=が保存していた、65年当時の写真を手に、JR兵庫駅前に立つ。同駅からは西に真っすぐ、片側2
2008年から農業の活性化・独立就農を目指すチャレンジファームを皮切りに、“人材誘致”による独自の地域活性事業を推進。働く人々の「真に豊かな生き方・働き方」の実現と夢のある新産業の創造、グループ全体のBCP(事業継続計画)対策の一環として、本社機能業務の一部を淡路島への移転を推進しています。 BCP 自然災害・パンデミック対応はもとより、地方創生、新産業の創造に向けて、グループ全体のBCPを推進。パソナグループの未来事業構想実現に向けた戦略オフィス、多様な働き方を推進するワーケーションオフィス、BPOセンターを島内で7か所に開設。 真に豊かな生き方・働き方 禅坊靖寧 大自然の中で心と体が癒されるマインドフルネスな体験を提供。禅などのアクティビティで精神を整えるとともに、粥や豆腐などの身体に優しく健康的な料理を食すことで、心身のバランスを整える、座禅リトリート。 https://zenbo-
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く