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社会科学の検索結果1 - 40 件 / 47件

社会科学に関するエントリは47件あります。 社会、 政治、 経済 などが関連タグです。 人気エントリには 『無思想はなぜヤバいのか|小野ほりでい』などがあります。
  • 無思想はなぜヤバいのか|小野ほりでい

    ヤバい思想、と言われると皆さんが思い浮かべるのはなんでしょうか。ファシズムや全体主義?差別主義?優性思想?それとも宗教的原理主義? この世に数多ある危険思想のなかで、ユダヤ人哲学者・思想家のハンナ・アーレントが最も重大視したのは「無思想」でした。 無思想、ノンポリ、無宗教…という「無属性」なステータスを自認していることは私たちの国では取り立てて珍しいものではありません。実際、多くの人は自分は「偏った考え方」に染まっておらず、「普通の感覚を持った/普通の日本人」であるというふうに考えています。よく異文化から揶揄されるように私たちは、「他の人と違う」ことに漠然とした恐怖を持っており、「普通であること」、そして「特定の立場や意見を主張しないこと」によって他の人たちとの温かい連帯関係の中に存在できます。 しかし実のところ、この「自分は普通の感覚を持っている」という自認こそが危険な状態だ、というのが

      無思想はなぜヤバいのか|小野ほりでい
    • 「月曜日のたわわ」を人々はどう見るか/田中辰雄 - SYNODOS

      1.はじめに 日経新聞に載った「月曜日のたわわ」の広告は波紋を呼んだ。「月曜日のたわわ」は青年漫画誌の連載漫画であり、その漫画のキャラを使った広告が不適切であるとして批判されたのである。批判の趣旨は、広告で描かれた絵は女子高生を性的に扱っており、新聞の広告として不適切という点にある。これに対し、表現の自由で許される範囲であるという反論がなされ、活発な論争が起きている。 これに類似の論争はこれまでに何度も繰り返されてきた。古くは、人工知能学会表紙事件(2014年)、新しくは宇崎ちゃん献血ポスター事件(2019年)、そして直近では温泉むすめの事件(2020年)が記憶に新しい。 これらの論争では、人々がその表現をどう受け取るかが争点の一つである。しかし、騒動の渦中に人々がその表現をどう受け取っているかが調べられた例は多くはない。本稿ではこれを試みる。この広告に対して批判する意見、容認する意見はど

        「月曜日のたわわ」を人々はどう見るか/田中辰雄 - SYNODOS
      • 100分de名著(Eテレ)でブルデューを扱っており「自分がたまたま好きになったと思っている趣味は階級や学歴や経済格差により定められている」という話をしていた

        はまりー @travis02130213 100分de名著。プルデュー『ディスタンクシオン』。「自分がたまたま好きになったと思っている趣味は、階級や学歴や経済格差により定められている」という話。芸術作品との“稲妻の一撃”による出会いを否定し、文化的慣習行動による必然の出会いしかないと定義。これだ、こういう話が聞きたかったんだ! はまりー @travis02130213 「趣味とは文化資本の産物。文化資本とは親の遺産。音楽を日常的に聴く環境下に居なければラジオからたまたま流れてきた曲に感動することはできない」。すごい、すごい。SNSに氾濫する「好きという感情がいちばん尊い」論に対する叛逆だ、これは。 リンク 藤原書店オフィシャルサイト ピエール・ブルデュー 「超領域の人間学者、行動する世界的知識人」ピエール・ブルデュー(Pierre Bourdieu、1930-2002) 「構造主義」と「主

          100分de名著(Eテレ)でブルデューを扱っており「自分がたまたま好きになったと思っている趣味は階級や学歴や経済格差により定められている」という話をしていた
        • 自分がどのくらいエコーチェンバーの中にいるのか可視化するシステムを作ってみた|tori

          「ツイッターで見た」計算社会科学という学問があります.社会科学にコンピュータサイエンスを導入して,これまでにない分析を行おうという学問です.最近日本でも計算社会科学会が発足するなど今盛り上がっている研究分野です. そんな計算社会科学の分野で扱われる課題の一つに,ソーシャルメディアによる社会の分断の分析があります.アメリカ大統領選や新型コロナ禍でフェイクニュースを目にする機会が多くなりましたが,フェイクニュースや偏った情報の取得は,人々を分断させ社会を混乱させると言われています. 分断を生み出す要因の一つが,エコーチェンバー現象にあると言われています.これは,ソーシャルメディアなどでは自分と似たような価値観を持つ人とつながりがちであり,自分の意見をいうと周りから「そうだそうだ」と同意を得られ,自分の意見が社会全体の意見のように見えてしまう現象をいいます.実際にはソーシャルメディアで可視化され

            自分がどのくらいエコーチェンバーの中にいるのか可視化するシステムを作ってみた|tori
          • 差別語の三相を見つめて適切に距離を取る - やしお

            小説を商業出版することになり、これまで自分で書いて見直すだけだったのが、編集者・校正者による校正・校閲のプロセスを初めて体験した。その過程で差別語・差別表現に関しての指摘を受けて、改めて自分の中での判断について少し整理しておきたいと思った。 ある言葉が持つニュートラル、ネガティブ、ポジティブの三相を同時に見ないと、「その言葉をここで使うのが適切か」は判断ができないけれど、三相のうち一面しか見なかったり知らなかったりすると正確に判断ができなかったり、話が噛み合わなくなったりする。 指摘を受けた点1 「発狂」や「狂人」に指摘が入った。 江戸時代に実在したという届出「発狂扱ひ」に言及した箇所に指摘が入った時はどうしようかとも考えて、「精神状態の異常による行動という届け出」と言い換えた。 明治時代に精神障害者が「狂病者」と呼称され、「狂」に否定的・差別的な意味あいが付与されてきた。1970年代に「

              差別語の三相を見つめて適切に距離を取る - やしお
            • 選挙に行かなきゃ変わらないのはわかってる、けどもう疲れた。

              anond:20211018110917 凄い。 この記事で書かれてることは、正しい/正しくないで言えば正しくないことだらけだ。 なのに自分には最初から最後まで妙に共感してしまうことばかりなんだ。 例えばクラスで数チームに分かれて毎日リレー勝負をさせてみたとする。 チーム分けで何故か足が遅い者が多くなってしまったBチームは何回走っても最下位だ。 Bチームに対し周囲は「毎日走り込めばいつか勝てるようになるよ」等と言う。 それは決して間違いではないのだが、当のBチームは走り込むうちに 「そもそも最初からここまで負け濃厚の勝負にどうしてそこまで頑張らなきゃならないんだ」なんて思う。 性根が腐りきってて負け癖がついてる自分なんかは 「もう毎日負けるのは別にいいから、リレーに使う時間を最小限にして他の楽しい事しよう」なんて思ってしまう。 厳密には全然違うことだとわかってはいるが、選挙に行かない若者の

                選挙に行かなきゃ変わらないのはわかってる、けどもう疲れた。
              • ニュースを「積極的に避ける」人が増加 国際調査で明らかに - BBCニュース

                ニュース報道を敬遠する人が増えていることが、世界的な調査で明らかになった。「落ち込む」、「絶え間なく続く」、「退屈だ」といった理由が挙げられている。 英オックスフォード大学ロイター研究所が調査会社ユーガヴに委託した「デジタル・ニュース・リポート」によると、回答者の39%が、ニュースを積極的に避けることが「時々ある」あるいは「よくある」と答え、2017年の前回調査(29%)から増加した。

                  ニュースを「積極的に避ける」人が増加 国際調査で明らかに - BBCニュース
                • 世界120位「女性がひどく差別される国・日本」で男より女の幸福感が高いというアイロニー 男性優位社会で男が低幸福度のワケ

                  最新の「ジェンダーギャップ指数」によれば日本の男女不平等ランキングは156カ国中120位。統計データ分析家の本川裕氏は「マスコミは女性がひどく差別される国=日本という論調ですが、国連の『ジェンダー不平等指数』では162カ国中24位で、米英などより順位は上でした。また、日本の男性より女性のほうが一貫して幸福度が高いという調査もあります」と指摘する――。 「日本はひどく女性が差別される国」は正しいのか 日本の男女不平等ランキングは、156カ国中120位……。 3月31日、スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」が作成した「ジェンダーギャップ指数」の最新データが公表された。「経済」「教育」「政治参加」といった分野での男女格差を指数化したものだ。日本の男女不平等の総合ランキングが156カ国中120位で、突出した男性優位社会(女性差別社会)という結果をマスコミ各社は大きく取り上げ、社説のテーマにし

                    世界120位「女性がひどく差別される国・日本」で男より女の幸福感が高いというアイロニー 男性優位社会で男が低幸福度のワケ
                  • 低感情社会、皆がニコニコしていなければならない社会 - シロクマの屑籠

                    p-shirokuma.hatenadiary.com 先週、怒鳴り声がどんどん社会のなかでストレスフルなものとみなされるようになり、他人に害をなすものとして浮かび上がってくる話をした。昭和時代には怒鳴り声、ひいては大きな声が溢れていたが、令和時代の日本社会はそうではない。令和の日本人は、自分が怒鳴られると大きなストレスを自覚するのはもちろん、ただ怒鳴り声が聞こえただけで大きなストレスを自覚する。 だが、振り返って考えてみると、怒鳴り声だけがストレス源として社会のなかで浮かび上がっているわけではない。およそストレス源となりそうな感情表出ならなんでも、交感神経を亢進させる感情表出ならなんでも、忌むべきストレス源とみなされ、できるだけそれをなくすよう、なくせなければ迷惑であり危害であり排除すべきもののように扱われる。 たとえば泣き声などもそうだ。職場では、怒鳴っている人が浮かび上がるだけでなく

                      低感情社会、皆がニコニコしていなければならない社会 - シロクマの屑籠
                    • 出生率「0.98」 韓国の女性に広がる新たな価値観 - Yahoo!ニュース

                      韓国の2018年の合計特殊出生率が「0.98」を記録した。1を割り込んだのは経済協力開発機構(OECD)加盟国の中でも唯一。背景には若い世代が抱えるさまざまな不安があるといわれ、未婚率も急増している。韓国の若い世代に今何が起きているのか、話を聞いた。(ノンフィクションライター・菅野朋子/Yahoo!ニュース 特集編集部)

                        出生率「0.98」 韓国の女性に広がる新たな価値観 - Yahoo!ニュース
                      • 世の中の仕組みと人生のデザイン l 橘 玲 | DPM(ダイヤモンド・プレミアム・メールマガジン)

                        経済的独立すなわち自由は、世の中の仕組みを正しく理解し、最適な人生の戦略をデザインすることで、もっとも確実に達成できる。 世の中(世界)はどんな仕組みで動いているのだろう。そのなかで私たちは、どのように自分や家族の人生を設計(デザイン)していけばいいのだろうか。経済、社会から国際問題、自己啓発まで、さまざまな視点から「いまをいかに生きるか」を考えていきます。質問も随時受け付けます。 橘 玲の最新刊『幸福の「資本」論 あたなの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」』好評発売中! 「幸福な人生」を送るために幸福を定義すると基盤となるのは3つの資本。その組み合わせで8つの人生パターンが考えられる。あなたが目指すべきはどの人生パターンか? ダイヤモンド社から発売中!(1,650円 税込) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【DIAMOND PREMIU

                          世の中の仕組みと人生のデザイン l 橘 玲 | DPM(ダイヤモンド・プレミアム・メールマガジン)
                        • 友人「えっ、出版社に推しとかあるの笑」”好きな出版社”という概念は誰もが持ち得るものではないと知った話→皆さんの推し出版情報が続々と

                          佐原ひかり @sahara_hikari 友だちと本屋いったとき、「この出版社めっちゃ好きなんよな〜〜推し」と言うと、「えっ、出版社に推しとかあんの笑」みたいな反応が返ってきて、そうか、「好きな出版社」という概念は誰もが持ち得るものではないのだなと、ちょっとしたカルチャーショックだった。でも「好きな出版社」ってあるよね?

                            友人「えっ、出版社に推しとかあるの笑」”好きな出版社”という概念は誰もが持ち得るものではないと知った話→皆さんの推し出版情報が続々と
                          • 【研究成果】贈り物の交換による地位の競争と社会構造の変化――文化人類学への統計物理学的アプローチ―― - 総合情報ニュース - 総合情報ニュース

                            2024年9月5日 東京大学 発表のポイント 文化人類学で議論されてきた贈与による覇権争いを数理モデルで表現し、贈与の規模や頻度に応じて多様な社会構造が組織されることを計算機シミュレーションで明らかにした。 文化人類学の現象に統計物理学のアプローチを導入することで、個人レベルの贈与の相互作用と、社会レベルの構造的類型の間に見られる普遍的な関係を示した。 本研究成果は、なぜ特定の地域で特定の社会構造が見られるのかを説明するための一般的な枠組みを提供する。また、数理モデルにより人間社会の普遍的性質を考察する「普遍人類学」という人類学研究の新たな可能性をひらくものである。 ミクロな贈与の相互作用とマクロな格差や社会構造の関係 概要 東京大学大学院総合文化研究科の金子邦彦東京大学名誉教授と板尾健司 博士課程大学院生(当時)は、贈与の相互作用によって様々な社会構造が組織されうることを理論的に明らかに

                            • Latest topics > GitHubに多数ある自分のリポジトリのデフォルトブランチをmasterからtrunkに切り替えた - outsider reflex

                              Latest topics > GitHubに多数ある自分のリポジトリのデフォルトブランチをmasterからtrunkに切り替えた 宣伝。日経LinuxにてLinuxの基礎?を紹介する漫画「シス管系女子」を連載させていただいています。 以下の特設サイトにて、単行本まんがでわかるLinux シス管系女子の試し読みが可能! « ポジショントークに騙されないようにしたいし、狭い視野でポジショントークじみた極論を言うよりも、メリットとデメリット両方を把握した上でソフトランディングを図っていきたい Main Chromiumのコミットメッセージの「よりinclusiveにする」とはどういう意味か、GitHubがしている事の何がキナ臭いのか » GitHubに多数ある自分のリポジトリのデフォルトブランチをmasterからtrunkに切り替えた - Jun 12, 2020 Gitのデフォルトブランチ名

                              • 行動経済学の死

                                行動経済学の死 @79� V P�ˮ V https://www.thebehavioralscientist.com/articles/the-death-of-behavioral-economics 悪いニュースがいくつかある。 行動経済学は死んだ。 そう、それはまだ教えられている。 そう、それはまだ世界中の研究者の研究対象だ。 そう、それはまだ国をまたいで実業家や政府機関に利用されている。 明らかに生きているように見える・・・が、それはゾンビだ。内も外も。 なぜそんなことをいうのか? 理由は大きく2つだ。 行動経済学の主要な発見は何年も再現に失敗している。そして行動経済学の重要な発見*それ自体*、損失回避、ですらその土台が揺らいでいる。 その介入の影響は現実は驚くほど弱い。 これら2つのことから、これからの10〜15年、行動経済学が関心を集め現実に広く使われると私は思わない。 もし

                                  行動経済学の死
                                • 被害者意識を掻きむしる気持ちよさと陰謀論 - やしお

                                  陰謀論に染まらないためには、被害者意識とそこからくる怒りを上手にいなしていくことがとても重要なんじゃないかと思っている。その被害者意識は苦しさばかりではなくて、ある種の気持ちよさもあるせいでハマると抜けるのが難しい。 陰謀論ほど極端でなくても、保守主義やリベラリズム、反差別主義や差別主義など、方向性や結論が真逆でも、何かしら「強硬な主義者」になるのは、似た機序が働いているのではないか。もっと日常的な場面で「自分は被害者/お前が悪い」という考えに囚われる時も、仕組みとしては同じかもしれない。 一方でその機序のおかげで現実に何かが改善されることがあるのも事実で、そうした面とどう折り合いをつけていくのが良いのだろうか。 といったことを最近思ったのでメモしておこうと思って。 ネトウヨと被害感情 なんで人が急に「ネトウヨ」や国粋主義者になってしまうんだろう、と以前から不思議に思っていた。 「ネトウヨ

                                    被害者意識を掻きむしる気持ちよさと陰謀論 - やしお
                                  • 【社会学】上野千鶴子、学問の中立性や客観性を否定していた。「不利なエビデンスは隠す」だけでなく、覆面査読の拒否、「学問の中立性や客観性は抵抗勢力」と主張。

                                    もへもへ @gerogeroR 社会学者、社会について物言うならわかるんだが、なんで科学や軍事に自分すら理解してない専門用語っぽいものつかって反論しようとするんだ?酷いときは本職の学者に絡んでいくこともあるし。なにあれ?バカなの? 2023-09-02 08:47:32 松本ときひろ 品川区議会議員 弁護士 @matsumoto_toki 私も社会学部卒なのだけど、社会学を学ぼうとする人には、私含め自己の境遇から社会に対し疑問や不満を持ったというタイプが結構いる。学ぶ内に自己の偏見含め解体できれば良いのだけど、劣等感を解消できないまま「自分正しい世界おかしい」系学者になり暴走する人が少なくないようにX見てると思う。 twitter.com/gerogeror/stat… 2023-09-02 09:58:34

                                      【社会学】上野千鶴子、学問の中立性や客観性を否定していた。「不利なエビデンスは隠す」だけでなく、覆面査読の拒否、「学問の中立性や客観性は抵抗勢力」と主張。
                                    • 「自粛しないと通報するぞ」自警団を買って出る人が怯えているもの(真鍋 厚) @gendai_biz

                                      まったりディストピア コロナショックによって、日本中のありとあらゆる領域で分断が生じています。 とりわけ政府や自治体による「自粛要請」を盲信して「自粛警察」(自粛していない店や人を警察のように取り締まったり、実際に通報する行為を指すネットスラング)を買って出る人々と、「補償なき自粛」に異議を申し立てて応じない人々、「規制なき自粛」に何の危機感も抱かずに過ごす人々が、お互いを罵り合って収集がつかない「分割統治状態」が出現しています。 被支配者同士の対立をあおり立てて、支配者への批判をかわす統治手法を「分割統治」と言います。自粛をめぐる3つどもえのバトルは、為政者が頼んでもいないのに勝手連的に沸き起こった地獄絵図です。 都市部を中心に感染者数の増加が収まらず、経済的に困窮する事業者・被雇用者も増えている中で、市民同士による陰湿な相互監視が幅を利かせ、個々の事情などお構いなしに「同調圧力」という

                                        「自粛しないと通報するぞ」自警団を買って出る人が怯えているもの(真鍋 厚) @gendai_biz
                                      • 反知性主義警察です

                                        anond:20200810202320 反知性主義は反-知性主義であって、反知性-主義ではありません。 知性主義、すなわち理性や熟考を重視する知的権威に対して、反-知性主義は素朴な感情や直感に基づき象牙の塔から離れた別の”知性”に意味を見出す主義です。 この説明の通り反知性主義には本来は悪い意味だけではなく、ホフスタッターは知的権威側の立場から、反知性主義に一定の価値を認めています。 わざわざ覚えたての専門用語を意味も調べずに使って自分の反知性を晒さなくても、バカとかアホとかマヌケとか、紛れがなくて簡潔な良い言葉がいっぱいあるのだからそれを使えば良いのです。 【追記】 元来の反知性主義の意味および内田樹の『日本の反知性主義』などで"反知性主義"という言葉が元と正反対の意味として使われているという種々の批判を理解した上で、"ジャパニーズ反知性主義"として表現したとのことなので、前半の文章は

                                          反知性主義警察です
                                        • 最低賃金「引上げ反対派」が知らない世界の常識

                                          コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                            最低賃金「引上げ反対派」が知らない世界の常識
                                          • 18歳と19歳の実名報道可能とする骨子 日弁連が反対声明 | NHKニュース

                                            18歳と19歳の少年が起訴された場合に、少年法でこれまで禁止されてきた実名報道を可能とするなどとした骨子を法務省の法制審議会の部会が取りまとめたことについて、日弁連=日本弁護士連合会は、「少年の社会復帰を極めて困難にする」として反対する声明を出しました。 これについて日弁連の荒中会長は、7日声明を発表し、「『原則逆送致』の範囲を、犯行に関わる事情の幅が極めて広い事件にまで拡大することは、少年の立ち直りに向けた処分をきめ細かく行うという今の少年法の趣旨を捨て去り、その機能を大きく後退させるものだ」と批判しています。 さらに、これまで禁止されてきた実名報道を可能とすることについては「未成熟で、柔軟性があって立ち直る可能性をもつ18歳と19歳の少年の社会復帰を極めて困難にするもので、許容できない」とし、骨子に反対するとしています。

                                              18歳と19歳の実名報道可能とする骨子 日弁連が反対声明 | NHKニュース
                                            • イエール大・成田悠輔助教授「選挙も政治家も、本当に必要ですか」:朝日新聞GLOBE+

                                              ――私たちが慣れ親しんでいる民主主義は、かなり過去の社会や技術を前提としていることが問題だと、成田さんは説いていますね。 いくら普遍的な理念を目指したと言っても、私たちが民主主義とよんでいるものの運用は、ざっくり数百年前の人々が考え出したものです。数百年前の社会と技術の環境を前提として作られているのです。 当時はほとんどの人が生まれた土地で育ち、働いて死にました。とくに重要なのが、コミュニケーションがどういうものだったかです。会話はほとんど家族や仲間の間で、情報の伝達はうわさが中心でした。メディアと言えるものは立て看板、貴重品としての新聞や雑誌などしかなかった。そういう、すごく鈍くて、人も情報も流れない世界を前提に民主主義を運営すれば、みんなで決まった日に決まった場所に集まって意見を提出してもらい、それを集計して発表する「お祭り」をやるのも理にかなっていたでしょう。つまり、それが選挙です。

                                                イエール大・成田悠輔助教授「選挙も政治家も、本当に必要ですか」:朝日新聞GLOBE+
                                              • 「日本政府の対応は“電車の衝突事故”のようだ」海外は日本の新型コロナ対策をどう報じた? | 文春オンライン

                                                新型コロナウイルスは南極を除く全ての大陸、約60か国に広がり、感染者数は世界で8万8000人を超えた(3月2日時点)。日本国内でもすでに260人の感染が確認されているが、日々増え続ける感染者数に対し、「日本政府は危機意識が低く、初期対応を誤ったのでは」と、国内から批判の声が上がっている。 「東京オリンピック中止」の可能性もささやかれるなか、日本の“新型コロナウイルス対策”に、海外からも注目が集まっている。それでは、海外メディアは日本の一連の対応をどう報じているのだろうか。各メディアの反応を見てみよう。 安倍首相の“危機感のなさ”が見えた? 新型コロナウイルスに対する日本の対応として、海外でも集中的に報じられてきたのは「ダイヤモンド・プリンセス号」についてである。3月1日には、同船から全ての乗員乗客が下船したが、未だ事態は予断を許さない。 既に日本人以外の乗客にも死者が出ており、2月28日に

                                                  「日本政府の対応は“電車の衝突事故”のようだ」海外は日本の新型コロナ対策をどう報じた? | 文春オンライン
                                                • SNSの「いいね」は怒りを増幅させるフィードバックループを生む──イェール大学が論文発表

                                                  TwitterなどのSNSでは、“道徳的な怒り”を表す投稿への「いいね」や「シェア」が多い傾向にあり、それがそうした投稿の増幅につながる──。米イェール大学によるこのような研究論文が8月13日(現地時間)、米Scienceのオンラインサイトで公開された。 道徳的な怒りとは、個人的なことではなく、社会問題や他者のためを思っての怒りを指す。例えば誰かが非人道的な発言をしたことに対し、自分には無関係でも許せないと感じることだ。道徳的な怒り投稿とは、そうした感情を表す投稿。論文では、ヘイトクライム捏造疑惑で逮捕された俳優のジェシー・スモレットについての「Hey @JussieSmolett you are a worthless piece of shit.」というツイートなどがサンプルとして紹介されている。 論文を発表した研究者らは、米Facebookなどのプラットフォーマーは会話のための中立的

                                                    SNSの「いいね」は怒りを増幅させるフィードバックループを生む──イェール大学が論文発表
                                                  • 董卓(不燃ごみ) on Twitter: "ミャンマーの状況を見ていると「管理・監視がなされない権力機構は権力の維持それ自体を目的化しその強権性をひたすら強める」という事実に加えて「独裁的な権力機構が権力の座から降ろされた後に復権した場合、その強権性はより強固かつ露骨なものになる」という事実も書き記す必要がありそう。"

                                                    ミャンマーの状況を見ていると「管理・監視がなされない権力機構は権力の維持それ自体を目的化しその強権性をひたすら強める」という事実に加えて「独裁的な権力機構が権力の座から降ろされた後に復権した場合、その強権性はより強固かつ露骨なものになる」という事実も書き記す必要がありそう。

                                                      董卓(不燃ごみ) on Twitter: "ミャンマーの状況を見ていると「管理・監視がなされない権力機構は権力の維持それ自体を目的化しその強権性をひたすら強める」という事実に加えて「独裁的な権力機構が権力の座から降ろされた後に復権した場合、その強権性はより強固かつ露骨なものになる」という事実も書き記す必要がありそう。"
                                                    • 池袋暴走「上級国民批判」異常なほど沸騰する訳

                                                      2019年4月、東京・池袋で突然車が暴走して2人が死亡、9人が重軽傷を負った事故の初公判が2020年10月8日、東京地裁で開かれ、自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(89歳)が起訴内容を否認し、弁護人も無罪を主張したことが波紋を呼んでいる。 被告から遺族に対する謝罪の言葉が述べられたものの、それとは裏腹に「アクセルペダルを踏み続けたことはないと記憶している」「車に何らかの異常が生じ、暴走した」などと過失を真っ向から否定したことが原因である。 この事件をめぐっては当初から「上級国民」というスラングで語られることが多かった。今回もそのおごりゆえに責任転嫁して罪を逃れようとしているとみて、マスメディアも国民もこぞってバッシングに加勢している。事故の直後に「逃亡、証拠隠滅の恐れがない」として逮捕されなかったことなどから、飯塚被告が元旧通産省の

                                                        池袋暴走「上級国民批判」異常なほど沸騰する訳
                                                      • 戦禍に社会科学はなにができるか|エカテリーナ・シュリマン/奈倉有里訳・解説|コロナの時代の想像力

                                                        2022年2月24日、ロシア軍によるウクライナ侵攻が始まりました。 多くの人にとって到底信じがたい、許しがたい非現実的な出来事であり、不意打ちのように襲いかかったこの人為的災厄を前に、人々は恐怖と混乱と麻痺状態に陥りました。そのようななかでロシアの政治・社会学者エカテリーナ・シュリマンは、社会科学の知見にもとづいて状況を的確に説明し、市民の不安をやわらげ、戦争にあらがう手段を個々人に行動可能な範囲で示してくれたのでした。その声にどれだけの人が救われたかわかりません。 戦争から1年が経つにあたって、『世界』臨時増刊「ウクライナ侵略戦争」(2022年4月)に掲載されたシュリマンの講演集「戦禍に社会科学はなにができるか」を再掲します。ここで述べられていることはすべて、いまなお読むに値するものです。 戦争の原因を特定の国民性に帰したり、指導者個人の思惑や歴史観を推量したり、武器の名称を並べ立てて戦

                                                          戦禍に社会科学はなにができるか|エカテリーナ・シュリマン/奈倉有里訳・解説|コロナの時代の想像力
                                                        • <時評論壇 中島岳志>山上容疑者の生きづらさ:北海道新聞 どうしん電子版

                                                          安倍晋三元首相銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者のものとみられるツイッターアカウントの投稿を読んだ。約2年9カ月にわたって書かれたツイートからは、生きづらさと鬱屈(うっくつ)を抱えた中年男性が、排外主義的でパターナル(父権的)な思想に傾斜する姿が浮かび上がる。その言葉は、対象に対して常に攻撃的で、冷笑的だ。 山上容疑者は、自らの人生の行き詰まりの根源を、母の「統一教会」への入信に求める。「統一教会」は1954年に韓国で創設された新興宗教で、『聖書』を独自に解釈した家族主義的思想を主張する。山上容疑者の「統一教会」批判は、韓国・北朝鮮への悪感情へとつながり、ツイートには両国に対する罵詈(ばり)雑言が並ぶ。この「嫌韓」意識が、彼の右傾化の発端にあったのかもしれない。 しかし、この右派メンタリティーは、重大な矛盾にぶつかる。「統一教会」は「朝鮮民族主義の極右」であり、「日本の不倶戴天(ふぐたいて

                                                            <時評論壇 中島岳志>山上容疑者の生きづらさ:北海道新聞 どうしん電子版
                                                          • 関東社会学会第69回大会テーマ部会B「ワークショップ時代の統治と社会記述――「新自由主義」の社会学的再構成」(2021å¹´6月12日)へのコメント - shinichiroinaba's blog

                                                            関東社会学会:年次大会---第67回大会(報告要旨・報告概要:テーマ部会B) *当日コメント ・拙著『「新自由主義」の妖怪』(稲葉[2018])を踏まえていただいて大変光栄であるが『政治の理論』(稲葉[2017])を踏まえていただかないと実はコンテクストが十分にはわからないはず。 ・古いマルクス主義の発展段階論の構図を前提にすれば「新自由主義」概念は一見わかりやすい。すなわち、後期資本主義=国家独占資本主義が行き詰まり、支配階級たる資本家は体制維持のために小さな政府、規制緩和に逆行しようとする。つまりはファシズム同様の反動、資本主義の断末摩である、と。 この理解の欠点――いつまでも「断末摩」が続く万年危機論。しかも社会主義の崩壊後もまだやっている。国家独占資本主義がそもそも資本主義の断末摩で、その後社会主義に移行するはずではなかったか。「新自由主義=ポスト国家独占資本主義」とかお前ら真面目

                                                              関東社会学会第69回大会テーマ部会B「ワークショップ時代の統治と社会記述――「新自由主義」の社会学的再構成」(2021年6月12日)へのコメント - shinichiroinaba's blog
                                                            • ジョセフ・ヒース「“自分のあたまで考えよう”的『啓蒙思想1.0』はどうして駄目なのか。ウォルドロンとサンスティーンの論争から見る『啓蒙思想2.0』が必要な理由」(2014å¹´10月10日)

                                                              ジョセフ・ヒース「“自分のあたまで考えよう”的『啓蒙思想1.0』はどうして駄目なのか。ウォルドロンとサンスティーンの論争から見る『啓蒙思想2.0』が必要な理由」(2014年10月10日) Waldron, Sunstein, and nudge paternalism Posted by Joseph Heath on October 10, 2014 | politics, public policy ジェレミー・ウォルドロン〔訳注:法哲学者。アカデミアの世界では最も権威ある役職の一つであるオックスフォード大学のチチェレ教授職を努めたことでも有名〕が、少し前にニューヨーク・レビュー・オブ・ブックスで、キャス・サンスティーンの新著『なぜナッジなのか?(Why Nudge?)』について〔批判的な〕書評を書いている。この雑誌の記事についてコメントするのは私の主義に反しているのだが、今回ばかりは

                                                                ジョセフ・ヒース「“自分のあたまで考えよう”的『啓蒙思想1.0』はどうして駄目なのか。ウォルドロンとサンスティーンの論争から見る『啓蒙思想2.0』が必要な理由」(2014年10月10日)
                                                              • 幼児体験が影を落とす「チャウシェスクの落とし子」 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                                                1960年代後半、チャウシェスク政権下のルーマニアではストリートチルドレンが溢れていた。愛情を受け取れずに育った子どもたちは、その後どうなるのか。 最近の相次ぐ児童虐待事件を受け、親の懲戒権が見直され、体罰禁止が法制化されるかもしれない。“しつけ”と言いつつも、実は虐待しているケースに対しては警鐘が必要だ。しかし、親から引き離されて保護される子どもの数が急増するかもしれない。 私がかつてアメリカに住んでいたころ、子どもの泣き声がすると隣人に通報され、すぐに子どもが保護施設に隔離されてしまうという話を聞いたことがあった。親から引き離され、児童養護施設にあずけられる子どもの数が急増したらどうなるか?「チャウシェスクの落とし子」が思い浮かぶ。 1960年代後半、ルーマニア社会主義共和国の国家元首となったチャウシェスクは人工妊娠中絶や離婚を禁止。その結果、ルーマニアの人口は増えたが、貧困と育児放棄

                                                                  幼児体験が影を落とす「チャウシェスクの落とし子」 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                                                • 「中国の人口が減少に転じた」件|T. Tsugami

                                                                  1月17日、中国国家統計局が2022年の統計を発表、「中国の人口が前年比85万人の減少となった」と明らかにしたことが日本のTVや新聞各紙で大きく取り上げられた。 中国の人口問題は私の「十八番」のテーマで、10年前から取り上げてきた。拙著「中国台頭の終焉」(日経プレミア2013年1月刊)を書こうと思い立った動機の一つも人口問題だった。 その顛末は2年前にこのnoteウェブにも書いたが(「中国総人口が減少に転じた?」)、中国の人口政策には、この10年の間に大きなドラマがあった。 少子化が急激に進んでいるのに、一人っ子政策を所管する(旧)計画生育委員会の強固な官製利権が政策の修正を阻み続けてきたこと 危機感を抱いた統計局が人口動態の実情をあたかも「ぶちまける」ように2010年国勢調査の結果を詳細に公表したこと(2012年夏) それによれば特殊合計出生率は1.18しかなかったことが衝撃を以て受け止

                                                                    「中国の人口が減少に転じた」件|T. Tsugami
                                                                  • https://twitter.com/bokukoui/status/1533628583532691456

                                                                      https://twitter.com/bokukoui/status/1533628583532691456
                                                                    • 保守派だって「老人支配」にうんざり!森発言の総スカンに「構造的女性差別」を変えるチャンスが隠されている|FINDERS

                                                                      CULTURE | 2021/02/19 保守派だって「老人支配」にうんざり!森発言の総スカンに「構造的女性差別」を変えるチャンスが隠されている 【連載】あたらしい意識高い系をはじめよう(13) Photo by Yoshikazu Tsuno - Pool /Getty Images 森元首相の「女性蔑視発言」が問題視されてオリパラ組織委員会の会長を辞任した件、(今のところ)後任は橋本聖子氏に決まりましたね。 この人事にはいろんな人がいろんな思いを持っているでしょうがそれはとりあえずさておき、この騒動を振り返りながら、日本における「女性活躍」がもっと進むにはどういうことが必要なのか?について考える記事を書きます。 特に、日本社会で本当に「女性の活躍の場」を広げていくには、「今のタイプのフェミニズム」には一歩「やり方」をアップデートしてもらう必要が出てきていると私は考えていて、そのことにつ

                                                                        保守派だって「老人支配」にうんざり!森発言の総スカンに「構造的女性差別」を変えるチャンスが隠されている|FINDERS
                                                                      • ピーター・ターチン「ブルース・ブエノ・デ・メスキータは新たなるマキャヴェリである『独裁者のためのハンドブック』が駄本である理由:その1」(2018年6月4日)

                                                                        The New Machiavelli June 04, 2018 by Peter Turchin 私が長期的に関心をもっているものの1つに、指導者と追随者がどう制度化されるかの動態がある。大規模な社会や他の大きな人間集団(企業を含む)は、完全な平等主義にはなりえない。別のエントリで書いたように、人間は蟻ではない。 協力を大規模に組織するには、指導者が必要だ。必然的にエリート(社会学的に中立な意味で「社会権力を掌中化する人口の極一部」)と平民(人口の残り)が出現する。大きな問題となっているのが、(程度の差はあれ)社会学の最も基礎的な法則の一つである寡頭政治の鉄則(簡単に言えば「権力の腐敗」)を、(一部)人間組織はいかにして回避、あるいは緩和するかだ。 なので、私はブルース・ブエノ・デ・メスキータとアラスター・スミスによる『独裁者のためのハンドブック:悪行がほとんどの場合に良い統治となる理

                                                                          ピーター・ターチン「ブルース・ブエノ・デ・メスキータは新たなるマキャヴェリである『独裁者のためのハンドブック』が駄本である理由:その1」(2018年6月4日)
                                                                        • ポピュリズム研究に関する文献一覧 | 研究プログラム | 東京財団政策研究所

                                                                          ※本稿は、2020年2月27日に開催されたポピュリズム国際歴史比較研究会の第一回会合で報告した内容の一部である。 板橋拓己(成蹊大学法学部教授) 日本語で読める最も基礎的な文献 水島治郎(2016)『ポピュリズムとは何か―民主主義の敵か、改革の希望か』中公新書。 ミュデ、カス/カルトワッセル、クリストバル・ロビラ(2018)『ポピュリズム―デモクラシーの友と敵』永井大輔・高山裕二訳、白水社(Cas Mudde / Cristóbal Rovira Kaltwasser, Populism: A Very Short Introduction, New York: Oxford University Press, 2017)。 ミュラー、ヤン=ヴェルナー(2017)『ポピュリズムとは何か』板橋拓己訳、岩波書店(Jan-Werner Müller, What Is Populism? Phil

                                                                            ポピュリズム研究に関する文献一覧 | 研究プログラム | 東京財団政策研究所
                                                                          • 人文学・社会科学系研究者にとって、「非常勤講師職」はどういう意味をもつか? – アンケート調査から見えたこと

                                                                            人文学・社会科学系研究者にとって、「非常勤講師職」はどういう意味をもつか? – アンケート調査から見えたこと ※ 本記事は、academistのクラウドファンディングプロジェクト「人文・社会科学分野の若手研究者が抱えるキャリアの問題とは?」をもとに行われた調査結果を報告したものです。 はじめに アカデミアにおける近年の共通の課題として、若手研究者の育成をめぐる問題を挙げることができるでしょう。ですが、当然のことながら一言で若手研究者の育成といっても、その環境は分野間において大きく異なります。特に、人文学・社会科学系においてはポスドクとしての雇用先が少なく、専業非常勤講師(複数の大学の非常勤講師職によって生計を成り立たせている研究者)からテニュアへの就職が一般的である以上、非常勤講師歴を含めた教育経験の積まれ方は、研究者のキャリア形成において非常に重要な影響を与えていると考えられます。 しか

                                                                              人文学・社会科学系研究者にとって、「非常勤講師職」はどういう意味をもつか? – アンケート調査から見えたこと
                                                                            • SNSの奴隷となり毎日「2分間憎悪」に精を出す人の虚しい人生(真鍋 厚) @gendai_biz

                                                                              テレビに「リアル」はありえない 女子プロレスラー木村花さんの死をめぐって様々な議論が巻き起こっています。 特にリアリティ番組の出演者への誹謗中傷に大きく焦点が当たっている通り、言うまでもなく、誹謗中傷を行なったネットユーザーには重大な責任があります。一方で、ローコストで最大限の注目を集めて利益を上げたいコンテンツ制作者の手法と、感情の拡散・増幅装置であるソーシャルメディアの特性が「最悪の形で」組み合わさり、顕在化した悲劇という面もあります。 今のところ動きとしては、5月26日に高市早苗総務相が匿名発信者の特定を容易にして、悪意ある投稿を抑止するための制度改正を検討する考えを表明。年内に改正案をまとめる方針です。 また、フジテレビと番組制作会社のイースト・エンタテインメントは5月27日、木村さんが出演していた問題のリアリティ番組「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」の

                                                                                SNSの奴隷となり毎日「2分間憎悪」に精を出す人の虚しい人生(真鍋 厚) @gendai_biz
                                                                              • 【日本語字幕つき】特権とは?がわかる動画【Privilege Explained】

                                                                                動画所有者:https://www.linkyear.com/ (This is a Japanese subtitle version) かけっこを通じて特権とは何かを理解するアクティビティです。 最後までご覧ください。 後ろにいる人たちをよく見ると、人種・民族的マイノリティがほとんどであることに気づかされます。 アフリカン・アメリカン(いわゆる黒人)やヒスパニック系の若者といわゆる白人の若者では、置かれた状況に大きな差があることがうかがえます。 そんな不平等がある中、私たちはどう考え、生きていけばいいのでしょうか。 その問いへの視座をくれる動画です。

                                                                                  【日本語字幕つき】特権とは?がわかる動画【Privilege Explained】
                                                                                • 実に使える「ハンコ」。地方行政と紙文書の関係【小寺信良のシティ・カントリー・シティ】

                                                                                    実に使える「ハンコ」。地方行政と紙文書の関係【小寺信良のシティ・カントリー・シティ】

                                                                                  新着記事