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沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り、名護市辺野古沖の埋め立て承認を取り消した沖縄県の翁長... 沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り、名護市辺野古沖の埋め立て承認を取り消した沖縄県の翁長知事は先週、撤回を求める国の勧告に応じないと表明しました。これに対して国は、近く撤回を文書で指示する方針で、最終的に知事の代わりに埋め立てを承認する代執行を求め、裁判を起こすことにしています。 地方自治法に基づく国による代執行の手続きは、今の制度になった平成12年以降この15年間で初めてで、翁長知事は先の会見で「政府の行動はさらに強権的になってきている」と指摘しました。 国と沖縄県が法廷で争うことになれば、20年前、当時の大田知事が軍用地の強制使用を巡る代理署名を拒否し、基地問題を巡って双方が正面から対立して以来の異例の事態となります。
2015/11/09 リンク