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【ニューヨーク=春日芳晃】通常兵器の国際取引を規制する初の包括ルールとなる武器貿易条約(ATT)... 【ニューヨーク=春日芳晃】通常兵器の国際取引を規制する初の包括ルールとなる武器貿易条約(ATT)が2日、国連総会で賛成多数により採択され、成立した。これまで「法の欠如」が指摘されてきたが、闇市場への流出防止や虐殺・テロ予防につながることが期待される。 規制対象は戦車や軍艦、攻撃ヘリなど大型7兵器と銃など小型武器の計8種。安保理制裁決議の禁輸措置に違反したり、虐殺や戦争犯罪に使われたりするとわかっている場合、輸出入などを禁止した。輸出の記録は最低10年間保存し、条約事務局への報告も義務づけた。 ATTは2006年から日本や英国などが主導して国連で交渉が始まり、世界最大の武器輸出国である米国を参加させるため、「コンセンサス」(全会一致)方式を採用。昨夏の前回交渉は時間切れとなり、3月の最終交渉は期限の28日にイラン、北朝鮮、シリアが反対、合意できなかった。 「全会一致」は断念となったが、
2013/04/03 リンク