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水道水の約8割をまかなえるほど地下水が豊富で、「水の国」とも呼ばれる熊本県。地震後、その水に異変... 水道水の約8割をまかなえるほど地下水が豊富で、「水の国」とも呼ばれる熊本県。地震後、その水に異変が起きている。豊かな水量を誇った水源が枯れ、暮らしへの影響が懸念されるところもある。一方で、水量が増えた井戸も。地中で何が起きたのか。専門家と歩いた。 同行してもらったのは、県内の地下水に詳しい東海大学の市川勉教授(地下水学)。今月4日、県内6カ所の水源などを回った。 「完璧に枯れてますね」 市川さんが声を上げたのは南阿蘇村の塩井神社にある塩井社(しおいしゃ)水源。集落や田畑を抜けた先にある。倒壊した神社の社の横で、豊かな水をたたえていた場所が干上がっていた。幅約35メートル、深さ約2メートル。底には阿蘇火山由来の溶岩が見えた。 水源は4月16日の本震後に枯れたという。地元の人によると、数百年前から生活に使ってきた水。田植えなどへの影響も心配だという。 神社から東へ5キロほど。名水百選の一つ「白
2016/05/09 リンク