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日銀の政策金利引き上げをきっかけに円高が進み、経済情勢は目まぐるしく変化している。 金利や為替の変... 日銀の政策金利引き上げをきっかけに円高が進み、経済情勢は目まぐるしく変化している。 金利や為替の変動は、不動産価格にも大きな影響を与える。今後の不動産市場はどのように推移していくのか。今回、オラガ総研代表取締役の牧野知弘さんに話を聞いた。 牧野さんはこれからの不動産市場を考えるにあたり、ある「不穏な兆候」を感じているという。不動産価格の暴落リスクを見抜くには、どんな点に着目していればよいのだろうか。 ※収録日:2024年8月21日(水) 牧野知弘:東京大学経済学部を卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行。その後、ボストンコンサルティンググループや、三井不動産、J-REITの執行役員などを経て、現在は「オラガ総研」代表取締役としてホテルなどの不動産プロデュース業を展開している。 日銀利上げ、不動産市場にはどう波及する? 石川 最近は日経平均株価や為替の値動きが大きく、相場の転換期を迎えて