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自衛隊による国民監視の差し止めを求めた訴訟の控訴審の第9回口頭弁論が28日、仙台高等裁判所で開か... 自衛隊による国民監視の差し止めを求めた訴訟の控訴審の第9回口頭弁論が28日、仙台高等裁判所で開かれ、原告弁護団が求めていた、情報保全隊に国民監視を命じる立場にある陸上幕僚監部運用支援・情報部情報課の末安雅之情報保全室長(当時)の証人尋問を実施することを決定しました。情報保全室長が法廷で証言台に立つのは初めて。 仙台高裁は、末安氏への証人尋問の可否を小野寺五典防衛相に照会し、同防衛相は、7月1日付で回答。限定つきながら証言を認める判断をしました。 佐藤陽一裁判長は、小野寺防衛相の承認する内容の範囲で、末安氏の証人尋問を実施すると決定しました。 裁判では、自衛隊の内部文書に実名を明記され、「成人式宣伝」などを監視された秋田県の2人の原告が証言。渡部雅子氏は「目に見えないものに、ずっと見張られ不愉快な気持ち」と証言。風間幸蔵氏は「恐怖感と不安を感じ、民主主義が覆される危険を感じる」と訴えました。
2014/07/29 リンク