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ワシントン(CNN) カーター米国防長官は17日、連邦下院軍事委員会で過激派「イラク・シリア・イス... ワシントン(CNN) カーター米国防長官は17日、連邦下院軍事委員会で過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」掃討作戦などのオバマ政権によるイラク政策の現状について説明し、同国治安部隊への武器供給に米国が迅速に動かなかった事実などを認めた。 長官はこの中で、武器支援が遅れたことに触れ、イラクと時にはワシントンの官僚主義が障害だったと指摘。イラク政府は米国が必要とする手助けを渋っているとのいら立ちも漏らした。 長官は先月、イラク西部アンバル州の州都ラマディがISISの手に落ちたことに関連し、イラク軍は「戦意を見せなかった」との不満も表明していた。 カーター氏はまた、米軍がイラク内で実施している同国軍兵士の訓練計画に触れ、今年秋までに計2万4000人の教練終了を期待していたが、新兵不足により7000人程度にとどまるとの見通しも示した。
2015/06/20 リンク