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エジプト大統領府は26日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派の船舶攻撃による紅海の混乱で、スエズ運... エジプト大統領府は26日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派の船舶攻撃による紅海の混乱で、スエズ運河の収入が今年に入り少なくとも70億ドル(約1兆1000億円)失われたと明らかにした。 声明では、通航料収入が60%余り減少したとされるが、総額は示されていない。 2023年終盤に始まったフーシ派の攻撃は、エジプトに深刻な打撃を与えている。フーシ派はエジプト資産を標的にしていないが、多くの欧米系海運会社に対して紅海南部とアデン湾の一部を実質的に閉鎖し、スエズ運河を使った欧州・アジア間輸送を妨げている。 3800億ドル規模のエジプト経済にとって、スエズ運河は重要な外貨獲得源だ。エジプト通貨はこの1カ月間に過去最安値を更新している。 関連記事:
2024/12/27 リンク