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警察による誤認逮捕が後を絶たない。「日常的に起きている」という弁護士もいる。ノンフィクション作家... 警察による誤認逮捕が後を絶たない。「日常的に起きている」という弁護士もいる。ノンフィクション作家・久保博司氏の著書「誤認逮捕」(幻冬舎新書)には、2010年に起きた誤認逮捕の件数は343件と記されているが、統計はなく、正確な数字はわからない。先月11日に発覚した福岡の誤認逮捕では、アリバイの確認もせずに9時間にわたって身柄を拘束し続けた。なぜ、間違えて逮捕するという失態がこれほど頻発してしまうのか…。 逮捕は、逃亡や証拠隠滅を防ぐために被疑者を強制的に拘束する処分をいう。事件の性質にもよるが、犯人に間違いないのなら、手段として有効であることは間違いない。逆にいえば、「誤認」ならば大変に問題が大きいといえる。 「そもそも、犯罪捜査は必ずしも容疑者を逮捕しなければならないというものではありません。身体不拘束原則といって、逮捕・勾留のような身体拘束はあくまでも例外的に運用されるべきだと思います」
2024/03/19 リンク